iri、Tomato Ketchup Boysなど『DIGLE SOUND』プレイリスト全40曲更新|国内アーティスト

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DIGLE MAGAZINE編集部とセレクターのリコメンド楽曲を集めたウィークリープレイリスト『DIGLE SOUND』。今回は、iri「Swamp」、Tomato Ketchup Boys「Build」など、今週の注目曲をコメント付きでご紹介。

DIGLE MAGAZINE編集部とセレクターのリコメンド楽曲を集めたプレイリスト『DIGLE SOUND』。プレイリストでは、新気鋭アーティストから言わずと知れたトップアーティストまで、国内外のさまざまな最新曲を厳選してお届け中!毎週月曜日に国内アーティスト、第二週&第四週の金曜日に国外アーティストの楽曲を更新しています。

リリースされたばかりの“今聴くべき曲”を『DIGLE SOUND』でチェックしてくださいね!

今週のDIGLE SOUND注目曲

聴けば聴くほど深みにはまる

iri「Swamp」

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Mao:

ドラマ『スカイキャッスル』の主題歌として起用された一曲。iriの代表曲「Wonderland」で共同制作を行ったESME MORIとのタッグで制作された。二人の化学反応が生み出した新たなサウンドスケープは、iriの音楽性に新たな一面を加えている。楽曲の冒頭を飾るのは、弦とディストーションギターが織りなす印象的なイントロ。聴き手を徐々にiriの創り出す音楽の「沼」に引き込む一曲に仕上がっている。

久しぶりに会えた彼らは、前よりすこし大人びていた

Tomato Ketchup Boys「Build」

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Kou Ishimaru:

2017年結成、2022年のBa.石川の脱退以降、活動を休止していたインディロックバンド・Tomato Ketchup Boysが、新メンバーVVoodyを迎え、地元静岡・浜松に拠点を移して復活。これまではガレージロックリバイバルやエモ、パンクの要素が強かった彼ら。幼馴染である石川との別れも経て、ホームグラウンドで鳴らす音は前よりも少し大人びていた。レコーディングの醍醐味であるデッドなドラムの音像、ノンダイアトニックなコード進行、曲後半のクワイヤ(合唱)パートなど、これまでのストレートな作風に比べて、ダイナミズムに溢れる壮大な構成に仕上がっている。《I dust a rusty white(白い“宇宙船”の埃をはらう)》のフレーズは、前作アルバムのテーマを“少年SFモノ”にしていた彼らが、最も粋に再始動を告げた一節。

ベッドタウンにある確かな風情を映し出す音楽

DÉ DÉ MOUSE, Refeeld, Lonely Girl「Naturally Lonely Girl」

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熊谷:

DÉ DÉ MOUSEと、日本人ローファイHIP HOPアーティスト・Refeeldによる、夕暮れ、西東京、多摩川、多摩モノレールにフォーカスしたコラボEP『Riverside Girl』が完成。先行シングルとして「Naturally Lonely Girl」がリリースされた。クリアで美しいピアノビートは何度もリピートしたくなる仕上がりに。自分自身、東京の多摩地域で生まれ育ったこともあり、より移入して聴くことができた。都会でも田舎でもない、ベッドタウンとして機能化された街並みの中にある確かな風情を映し出すような音楽だ。

映画館をテーマにしたメロウな1曲

Geloomy「Black Cinema」

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riko:

大阪発の宅録ファンクバンド・Geloomyが、最新シングルをリリース。映画館で席を譲り合うふたりを描いたという同曲は、ユーモアのある意味深な歌詞とグルーヴたっぷりのクールなサウンドとのギャップが絶妙な1曲。低音ながらも徐々に熱量が高まっていく様子が、歌詞で描かれているふたりの関係性を表しているかのようで、まるで1本の映画を観ているかのような気分になってしまう。

DIGLE MAGAZINE編集部おすすめ曲プレイリスト『DIGLE SOUND (Weekly)』

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