文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
DIGLE MAGAZINE編集部とセレクターのリコメンド楽曲を集めたプレイリスト『DIGLE SOUND』。プレイリストでは、新気鋭アーティストから言わずと知れたトップアーティストまで、国内外のさまざまな最新曲を厳選してお届け中!毎週月曜日に国内アーティスト、第二週&第四週の金曜日に国外アーティストの楽曲を更新しています。
リリースされたばかりの“今聴くべき曲”を『DIGLE SOUND』でチェックしてくださいね!
Mao:
HOMEの新曲「木目」は、バンド初のファンクアプローチによる作品。シンセベースが生み出す艶やかなグルーヴ、繊細かつ力強いボーカルと、斬新なギターワークが生み出す独特の音の織り目が印象的。躍動感あふれるビートと層の厚いサウンドスケープが楽曲を彩る。メロディアスな展開と実験性のバランスが秀逸で、ダンサブルでありながら洗練された音楽的探求心を感じさせる楽曲に仕上がった。Kou Ishimaru:
2人組オルタナバンド・RiLが、約1年ぶりの新曲として、“戦争と戦うヒーロー”をテーマにした「MY HERO」をリリース。《WAR IS OVER》(John Lennon)、《世界の終わり》(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)、というように、平和を訴え続けたレジェンド・ミュージシャンたちによる楽曲のタイトルを歌詞で引用し、パワーコードのみを鳴らした直球ロック曲に仕上がっている。ウクライナ侵攻を始め、紛争が続いている2024年。そんな現実だからこそ、今を生きる音楽家がその意志や姿勢を継ぐことに、大きな意味があるはずだ。熊谷:
ぷにぷに電機が、カルフォルニア出身のマルチインストゥルメンタリスト・Paul Grantをアレンジャーに迎えた「Chipped」をリリースした。チルビートにぷにぷに電気の落ち着いた歌声がマッチした、涼しくなったこの時期に聴きたい楽曲。riko:
寺尾紗穂が最新アルバム『しゅー・しゃいん』をリリース。戦災孤児の日記から生まれたという同曲は、柔らかく響く歌声とウッドベース、祝祭感のあるトランペットが和やかな雰囲気を醸しているかと思いきや、《僕の生きる意味はどこさ》と日々への不安や絶望、やるせなさを吐露する歌詞に胸を掴まれる。ジャジーで穏やかなサウンドと厳しい現実を映し出した歌詞の対比は、日々の生活がいかに移ろいやすく、不安定なものかということを示しているかのよう。TAG;
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