S.A.R.が作る“2024年のベストソング”プレイリスト『Best of 2024』｜ScHoolboy Q、Clairo、The Smileなど

Playlist | 2024.12.31 2024.12.31

文： S.A.R.　編：riko ito　

How was your 2024?
Eno（Ba.）PICK UP SONGS
Taro（Key.）PICK UP SONGS
may_chang（Dr.）PICK UP SONGS
santa（Vo.）PICK UP SONGS
Attie（Gt.）PICK UP SONGS
Imu Sam（Gt. / MC）PICK UP SONGS
S.A.R. PICK UP SONGS
S.A.R.が作る“Best of 2024”プレイリスト『Best of 2024』
S.A.R.・人気曲プレイリスト

「2024年のベストソング」をテーマにアーティストがプレイリストを作る年末の特別企画。2024年の音楽シーンを象徴するアーティストたちに今年のハイライトとなった出来事や影響を受けた音楽について伺っていく。今回は、6人組オルタナティブクルー・S.A.R.が制作したプレイリストをお届け。

アーティストの方にテーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、SOUL、R&B、HIPHOP、JAZZなどをベースにしながらも、メンバーそれぞれのルーツを反映した幅広い音楽を奏でる6人組・S.A.R.が登場。年末特別企画のテーマ“Best of 2024”のもと、2024年はどんな年だったのかということを振り返ってもらい、メンバーが今年特に影響を受けた楽曲を集めた全12曲のプレイリストを作ってもらいました。

今回、S.A.R.が制作したプレイリストのタイトルは『Best of 2024』。プレイリストの中から、ScHoolboy Q（スクールボーイ・Q）、Clairo（クレイロ）、The Smile（ザ・スマイル）の楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。2024年は待望の1stアルバム『Verse of the Kool』をリリースし、そのクールで洒脱なサウンドが注目を集めたS.A.R.。そんな彼らの世界観とも共鳴する楽曲たちを、ぜひお楽しみください。（編集部）

PROFILE

S.A.R.（エス・エー・アール）

東京を拠点に活動する6人組オルタナティブクルー。メンバーは、 santa（Vo.）、Attie（Gt.）、Imu Sam（Gt. / MC）、Eno（Ba.）、may_chang（Dr.）、Taro（Key.）。

SOUL、R&B、HIPHOP、JAZZなどをベースにしながらも、メンバーそれぞれのルーツを反映した幅広い音楽性を持ち、音源のみならず映像、アートワークなどあらゆる制作物を自身で手掛ける。

2024年3月には、1stアルバム『Verse of the Kool』をリリース。2025年1月10日（金）には、東京・渋谷 WWW Xにてワンマンライブ＜Return of Kool Theory＞の開催を控え発表している。

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How was your 2024?

santa（Vo.）：

2024年を振り返り、様々なイベントやプロジェクトに参加させて頂き、自分自身沢山の事を学べた1年でした。
このような活動ができるのはS.A.R.を聴いて頂いてる皆様のおかげです。ありがとうございます！
これからも精進致しますのでどうぞ宜しくお願いします！

Attie（Gt.）：

2024年は環境の変化にとにかく翻弄された1年でした。
忙しない日常の中では、精神的に不安定に陥ることも多く、周りの方々にはその度に助けていただきました。心から感謝申し上げます。
空回りも多かった本年ですが、気付けたこと、再認識できたことも少なくはありません。これを糧に来年はさらに邁進していければと思っております！引き続きよろしくお願いします！

Imu Sam（Gt. / MC）：

2024年を振り返ると、個人的に多くの学びや試練のある年でした。
ライブに足を運んでくださる皆様や、音源を聴いて温かい声援を送ってくださる皆様、仲間のミュージシャン達のお陰で沢山の楽しい経験をさせていただき、自分を振り返るきっかけともなりました。
来る年も皆様に良い知らせができるよう、頑張ってまいります！

Eno（Ba.）：

今年1年は環境が変わり色々大変でしたが、来年へ向けての準備ができたかなと思います。リスナーの皆さん、いつもありがとうございます。
来年も是非とも宜しくお願いします。

may_chang（Dr.）：

今年は頭のアルバムリリースから色々と環境の変化があり、振り返る暇もないほど（というかほぼ何があったか覚えてないレベル）の1年でした。
いつも目の前のことで精一杯ですが、来年もどんな年になるのか今からとても楽しみです。

Taro（Key.）：

今年はS.A.R.以外にも声をかけていただき、様々なジャンルの人達と演奏する機会がありました。その経験を通じて多様な価値観に触れ、前より視野が広がったと実感しています。そこで得た物を今後の活動にも活かしていきたいと思っています。
来年も是非よろしくお願いします！

Eno（Ba.）PICK UP SONGS

★ScHoolboy Q「Foux feat. Ab-Soul」
Mach-Hommy「ANTONOMASIA」

ScHoolboy Q「Foux feat. Ab-Soul」

Eno（Ba.）：

今年はヒップホップ史でもかなり重要な年になったと思いますが、その中でも（選びきれないけど）ビートプロダクションにおいて最も衝撃的だった内の一つがこの曲です。できることなら記憶をなくしてもう1回聴きたいです！！
まだ聴いていない方は是非！

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Taro（Key.）PICK UP SONGS

★Clairo「Juna」
Arthur Verocai「Sylvia」

Clairo「Juna」

Taro（Key.）：

ScHoolboy Qのアルバム『BLUE LIPS』と同じくらい繰り返し聴いていたClairoのアルバム『Charm』。
特にこの「Juna」はどハマりし過ぎて、会う人会う人に開口一番おすすめしています。後半のメロディは、普段鼻歌を歌わない僕が気を抜いていると、街中でも無意識に口ずさんでしまう程頭から離れないものでした。Clairoと共同プロデューサーとして参加している僕の大好きなLeon Michel（El Michels Affair）の手がけるサウンドプロダクションが本当に最高なので是非聴いてみて下さい。Psyche！

may_chang（Dr.）PICK UP SONGS

★The Smile「Friend Of A Friend」
青葉市子, Pomme「Seabed Eden (French version)」

The Smile「Friend Of A Friend」

may_chang（Dr.）：

アルバム『Wall Of Eyes』は今年頭にリリースされてから1年を通して何度も聴きました。
アルバムの中でもこの曲は僕の好きなものがたくさん詰まっていて、聴くたびにドキドキしてしまいます。
年末にはThom Yorke（トム・ヨーク）の来日もあり、それも観に行きましたが、泣きすぎて途中で具合悪くなりました…。
アルバム単体も勿論ですが、Radiohead（レディオヘッド）のアルバムからThe Smileのアルバムへと年代ごとに聴いていくのも面白いかと思います。