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文: 石角友香 編:Miku Jimbo
曲作りに楽器演奏は不要な時代である今。そんな中でもギターやベース、ドラムスの音作りや演奏でしか出せない味わいを現代のサウンドメイクで聴くことは、合奏の醍醐味も手伝い、豊かな体験になり得る。今回、紹介するAcid Flower Clubのバンドコンセプトはブルースロック、オルタナティヴ、ブリティッシュロックを軸に“懐かしいけど新しい”音楽を表現すること。結成は2019年と、比較的最近ではあるが、メンバーそれぞれのバンド遍歴は決して少なくない。作詞作曲を手がけるAraian(Gt,Vo)は、そのアーティストネームをBrian Setzer(ブライアン・セッツァー)から拝借しているという。ヴィンテージギター好きで機械系エンジニアでもある彼は自ら真空管アンプの修理を行ったり、日本製ヴィンテージギターを紹介する書籍に執筆した経歴もあるらしい。ベースのサトテツはキーボードとコーラスも兼任。なんと1990年にはTHE TRUMPSのベーシストとして『イカ天』こと『三宅裕司のいかすバンド天国』(※1989年〜1990年放送のオーディション番組)に出場。その後はメジャーデビュー前の斉藤和義をサポートしていた経歴を持つ。また、ドラムのきーすもキーボードとコーラスを兼任。アレンジやプログラミング、ミックス、マスタリングも担当するサウンドの要だ。彼は1980年代にヘヴィ・サイケデリックバンド・連続射殺魔や、同バンドのボーカリストのバンド・琴桃川 凛メイキングラブなどに在籍。30年近く音楽活動を休止していたが、東日本大震災後に再開し、2015年に女性ボーカルを軸にしたバンド・月に一番近い部屋に参加している。
メンバー各々、なかなか濃厚なキャリアを持っているが、楽曲はいずれも60〜90年代のロックやファンク、ブルースやソウルをルーツに持ち、シンプルな構成で仕上げたものばかり。ジャンルに拘泥せず、大人のリスナーがじっくり聴ける歌モノにしっかり昇華している。当初はカバーバンドだった彼らの初めてのオリジナルは2021年4月のデジタルシングル「Tell Me」で、90年代UKロックのどこかメランコリックなメロディと、スパニッシュテイストなアレンジの妙がまさに“懐かしいけど新しい”印象を残した。その後もブルースロックでありつつオルタナティヴロックの音像も感じさせ、例えば斉藤和義の楽曲にも通じるムードのある「虹」、Cream(クリーム)のホワイトブルースを思わせる「Blue」、ガレージサイケな「Key」もあれば、カントリーブルースの味わいを持つ最近の「Why?」など、彼らを通してブラックミュージックベースのロックを味わうことができるのだ。しかも基本的に3ピースのアンサンブルは非常に抜けがよく、過去の王道を参照しつつ聴感はさりげない。これはAcid Flower Club最大の特徴なのではないだろうか。2023年7月リリースの1stアルバム『What is the Acid taste?』で、バンドのスタンスをまるっと味わうことができる。
最新リリースの「静寂」は水面に静かな波紋を広げるきっかけを思わせるSEから始まるのが効果的。ザクザクとストロークされるアコギ、重く乾いたビートはどこまでも淡々としていて、相反してベースはうごめいている。この対比がスリリングで、歌詞が描くままならない男女の関係を構造で演出している感じだ。女は高嶺の花なのか、それとも恋の主導権を握られているのか、終わりに思える恋の未練のせめぎ合いなのか……わかるのは男が静寂に耐えられないということだけだ。言葉にできない想いはアウトロにつながるギターソロにこそ雄弁に現れているように思えてならない。パッと聴きはシンプルで渋い印象だが、繰り返すほど余白に自分の心象を投影できる味わい深さが増していくはず。
INFORMATION
New Single「静寂」
2024年1月31日(水)リリース
〈Acid Flower Records〉外部リンク
early Reflection
early Reflectionは、ポニーキャニオンが提供するPR型配信サービス。全世界に楽曲を配信するとともに、ストリーミングサービスのプレイリストへのサブミットや、ラジオ局への音源送付、WEBメディアへのニュースリリースなどのプロモーションもサポート。また、希望するアーティストには著作権の登録や管理も行います。
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