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文: 石角友香 編:Miku Jimbo
ソングライターのTakaya(Vo.&Gt.)177cm、Nami(Dr.)158cm、Kazuki(Ba.)191cm、この凸凹なバランス、「ライフスタイル」(2023年)のMV制作のために作ったお揃いのスーツのビジュアル、自分たちのYouTubeチャンネルでEP『バーチャルコア』のセルフインタビューをするDIY感。音楽性の話の前に恐縮だが、キャラクターのキャッチーさや、現代のツールを日常的に使いこなす(しかもクオリティは保たれている)スタンスにワクワクさせられる、それもセグウェイライダーが他の同世代バンドから頭ひとつ抜けている理由な気がしている。彼らは全員2000年生まれ。バンドのコンセプトは主にTakayaが考えており、“Neo J-Pop”を名乗る理由は’90年代渋谷系を含むJ-Popがバックグラウンドにあり、現行の海外インディポップのサウンドをリファレンスに日本語のポップスを作っていることに由来。このことも自身でXにポストしており、デジタルネイティヴというより、自由度の高いメディアはなんでも使うDIYマインドを感じてしまう。いつの時代でも自分から動かない人は動かないものだから。
2021年リリースの「バブルガム」を起点にコンスタントに配信リリースを重ね、2023年12月には2nd EP『バーチャルコア』を発表。初のコンセプトEPである本作は全6曲がシームレスにつながっており、一貫したテーマは「自分とは何か」という哲学的なものだ。その発端にあるのは、おそらく好むと好まざるに関わらず時間が大人という年齢に自分を運んでくることだ。また、《長い階段を駆け降りるように 日々をこなし今を生きている》(「ライフスタイル」)という歌詞にもあるように、生まれて死んでいくことに宇宙の摂理を感じていたりもする部分と言えるのではないか。瑣末な日常と生きるという営為が当たり前に並列しているのがなんともじんわり沁みる。ジャンル的にも何か一つに括るのは難しく、アンサンブルは海外のインディポップを軸に、ダンスミュージック、エクスペリメンタル、アンビエントなどを3ピースバンドのアレンジに落とし込んでいる。その上でどこか非現実的で不安定なシンセやエフェクトが鳴っていて、心地よさと不安、両方の感覚に浸されてしまう。
さて、EP『バーチャルコア』で「自分とは何か」を“自分”と”自分以外の何か”という二つの観点から解きほぐそうとした彼らが、2024年最初のリリースとなる今回の新曲ではLogos(ギリシャ語で「言葉」)にフォーカスして「現代における言葉の力」について表現した。主題はさておき、まずリズム隊のタフさがイントロから耳を引く。オルタナ解釈のジャズファンク的なベースラインと、インディロック由来のデッドなドラムのカッコよさはこの曲で開花した印象がある。そしてもはやセグウェイライダーのオリジンと言えそうな不安定なシンセや効果音、不安げに進むかと思いきや、意外とキャッチーなメロディに飛翔するサビへの展開など、おそらくこの3人だからこそこんな奇妙なバランスでもコード進行やアレンジが飲み込めているんだろうなと想像してしまう。これも一つのバンドマジックだ。
Takayaの書く歌詞もこれまでの宙吊り状態から一歩進んで、言葉というものの危うさを意識しながら、必ずしもそれはSNS全盛の今に始まったことではないと歌い、自分の言葉は自分から生まれているのだと肯定している。当たり前のことかもしれないが、セグウェイライダーのこの不思議なゆらぎの音楽の中で聴くと、妙に素直に受け入れることができる。そんな構造そのものがユニークなバンドだ。そして冒頭にも書いたように、存在がキャッチーなことがいい作用を及ぼすタイミングなんじゃないかと思うのだ。
INFORMATION
New Single『Logos』
2024年5月1日(水)リリース
〈early Reflection〉
early Reflection
early Reflectionは、ポニーキャニオンが提供するPR型配信サービス。全世界に楽曲を配信するとともに、ストリーミングサービスのプレイリストへのサブミットや、ラジオ局への音源送付、WEBメディアへのニュースリリースなどのプロモーションもサポート。また、希望するアーティストには著作権の登録や管理も行います。
マンスリーピックアップに選出されたアーティストには、DIGLE MAGAZINEでのインタビューなど独自のプロモーションも実施しています。▼Official site
https://earlyreflection.com
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