文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
2019年、SJM(Vo. / Gt.)とBNKN(Ba. / Dr.)によって、東京・浅草橋にて結成された2人組インディーロックバンド・KLEPTOが、最新曲「90days SUMMER」をリリース。2022年には1stアルバム『Aboutage』、2024年にはEP『LIFE on EARTH』と、コンスタントに楽曲をリリースしてきている彼ら。これまでも「SUMMER GIRL」や「nichijou」といった季節や日々に関する楽曲を生み出してきたが、今回はさらにど直球なサマーチューンを披露。UKのガレージロックリバイバルからの影響の強い、リズミカルで涼しげなギターリフからはじまり、フックではノンダイアトニックコードを使用したキャッチーなコード進行をバックに、《死ぬまで生きていこう 死ぬまで生きてみよう》と高らかに歌う。夏を題材にした爽やかな人生讃歌がここに誕生。
埼玉県出身で、ラップユニット・ENJOY MUSIC CLUBのメンバーとしても活動中のミュージシャン・江本祐介が、新曲「夏の保存」をリリース。ENJOY MUSIC CLUBの楽曲と同様、渋谷系のエッセンスを感じるスタイルでサマーチューンを創出。ザ・ロネッツなどを手がけた音楽プロデューサー、フィル・スペクター(2021年没)の作品や、The Beach Boys作品、またそれらからの影響を公言していた大瀧詠一による作品などを彷彿とさせる空気感が軽やか。例えばお祭りであったり、入道雲であったり、さまざまな象徴的なイベントや現象が起こる“夏”。そんな出来事を羅列して“保存する”という視点がユニーク。《汗水輝かない それで僕らよくない?》と、夏の良い一面だけでなく、夏の暑さの鬱陶しさも表現されているところがリアルだ。
関西出身、10代から音楽を始め、地元の仲間と結成したグループを経て3MCグループ・BLOOM VASEを結成、ソロの楽曲制作も力を入れて行なっているJiROMANが、最新作「HANABi」をリリース。HANABi = 花火というタイトルから分かるように夏をイメージした作品に。BPM130前後のEDM調のトラックに、軽快なフロウや、立体感のあるシンセのリフが乗り、夏の澄み切った大空に向かって翔けていく様子を彷彿とさせる一曲に仕上がっている。
21人のアーティストが集結する音楽コレクティブ・Jiggy Beats。R&B/オルタナティブ/ラップ/シティポップ/ジャズなど、様々なスタイルを織り交ぜ、フルバンドであるビッグバンド編成から8人の小編成までシーンに合わせて柔軟にその規模を変えて活動している彼らが、最新作「Mirror」をリリース。鏡に映る“なりたい自分”と“本当の自分”の間で葛藤する心情を、繊細なボーカルワークと瑞々しい楽器隊の演奏で描く。ブラスやピアノの長尺のソロ回しが、まるでポジティブでいようとする心と呼応しているようで綺麗だ。
“誰も一人ぼっちにさせない、笑って泣けるパーティーポップバンド”を謳い、東京都を中心に活動しているロケットボーイズが、新曲「HAPINE」をリリース。これまでにも、各メンバー自身が影響を受けたJ-Pop/HipHop/パンク/ダンスミュージックなど様々なジャンルをミックスした楽曲をリリースしてきた彼ら。今作は、2000年代中盤のJ-POP/ミクスチャーのエッセンスを軸に、現代的なシンセリフが煌々と曲を引っ張る一曲に。キャッチーなメロディ、ラップパート、速いフロウのメロディなどが目まぐるしく移り変わっていく展開が刺激的だ。
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