遊ぶように音楽を鳴らす、IKEの魅力

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はIKEをご紹介します。

柔軟な発想で

IKE & rice water Groove ProductionLowCulTokyoにて、ラッパー・ビートメイカーとして活動しているIKE。19歳の頃、同じ中学校へ通っていた友人と共に音楽活動を開始すると、徐々にトラックメイクへも手を広げていった。

彼の魅力は、なんといっても遊ぶように音楽を鳴らしていく点だ。ビートにしてもラップにしても凝り固まった思考はなく、柔軟に自分の作りたいトラックやフロウを生み出していく。それでいて、ヒットチャートを追うことも、カルチャー面へ潜っていくことも忘れない。温故知新でありながら、最先端も取り入れるハイブリットなバランス感覚こそ、IKEの強みなのではないだろうか。

先日配信が開始された『FLIP』は、彼にとって初となるソロアルバム。客演にはONENESSSHABACO等を迎え、個性豊かな10曲が出そろった。丸っと聴いても30分に満たない1枚なので、気軽な気持ちで手を伸ばしてみてほしい。

IKE

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