Ezoshika Gourmet Clubがカラフルに描く”赤”

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ!今回はEzoshika Gourmet Clubをご紹介します。

音と言葉で彩りを

2018年1月に結成された4人組、Ezoshika Gourmet Club
どこか懐かしさを感じるロックサウンドを軸としつつ、キーボードとエレキギターの音が漂わせる空気は都会的な雰囲気も纏っており、楽曲ごとにさまざまな表情を見せてくれる彼らから最新曲『赤い』が届いた。

MBSドラマ特区「モトカレ←リトライ」のエンディング楽曲として起用されている『赤い』は、ドラマの中の素直になれない2人から着想を得て生まれた楽曲だという。
まず特筆したいのは、照れたとき染まる頬、好きな人だけ眩しく見えるかがやき、「君」を想って高まる想い……そういった心象風景を、“赤”という色を通して描き出していく歌詞の世界のことだ。
もどかしさもあたたかさも全て包み込む「赤」という単語はシンプルでありながら、ていねいな言葉を通してその強弱が表現されていて、心に自然と浮かぶのはとてもカラフルな情景なのである。
もちろん、この曲に彩りを与えているのは歌詞だけではない。
耳馴染みのよいメロディと小気味よいギターとベースの掛け合い、華やかさをもって寄り添うキーボード。
ここに、Ezoshika Gourmet Clubらしいポップチューンが誕生した。

7月10日(日)には、渋谷eggmanにてバンド初のワンマンライブの開催も決定している彼ら。
エモーショナルと多幸感に溢れたこの曲は、きっとライブでも心地よく響くだろう。ぜひそちらも併せてチェックを!

Ezoshika Gourmet Club

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