クリエイターの部屋 vol.1 |作業スペースには植物を。ローマでLofi Hip Hop beatsを制作するC_loudの暮らし方

Special

文: Mao Oya  編:Mao Oya

チルなサウンドを届ける音楽ラジオ「Tone by Gridge」とコラボレーションし、世界中で活躍しているビートメイカーのお部屋を紹介する企画「クリエイターの部屋」。今回はローマをベースに活動しているビートメイカー・C_loudさんに作業スペースからお部屋のお気に入りのスポット、愛用している機材までお伺いしました。

チルなサウンドを届ける音楽ラジオ「Tone by Gridge」とコラボレーションし、世界中で活躍しているビートメイカーのお部屋を紹介する企画「クリエイターの部屋」。あまり垣間見ることができないプライベートな空間を特別に覗かせていただき、日常の過ごし方を共有していただきます。

今回はローマをベースに活動しているビートメイカー・C_loudさんに、作業スペースからお部屋のお気に入りのスポット、愛用している機材や、その国ならではの場所まで、インスピレーションが溢れる生活について聞いてみました。

No.1 C_loud

C_loudです。YouTubeでラジオストリーミングを見つけた後に、Lofi Hip Hop beatsを作り始めました。私の最初のEP『All The Rain』は2019年にリリースされて、数ヶ月で150kストリームに到達しました。

最近、すべてのビートメーカーにはコミュニケーションのやりとりやプレイリストの投稿に特化したブログが必要だと思ったので、RedditにLofiBeats Musicを中心とした世界的なコミュニティを開設しました。

C_loud:

私が住んでいるピグネトは、東ローマの古いエリア。アーティストと職人が多く、街中にストリートアート溢れ、建物が低いのが特徴。レストラン、ワインバー、クラブなどのナイトライフが充実していて、学生とエンターテイメントで働く人にとっては、とても魅力的な街なんだ。

Room

C_loud:

怠け者なので部屋の中でベッドが一番好き。でも、とっても小さな隅にあって撮りづらいし、写真を撮るのが苦手なのでその部屋を見せる事はできないかな。2番目にお気に入りの場所は私の仕事場かな。

C_loud:

私の家のレコーディングデスクには、特にお気に入りのアイテムがあるわけではないんだけど、植物に関しては私の周りにたくさんあってもいいなと思う必然的な生き物だね。最近このマグカップに入ったコーヒープラントを買ったんだけど良い感じでしょ?変な言い方だけど、私が大切にしていることの一つに、“感じること”があるんだ。これは私にとって、部屋の響きと同じくらい重要なことなんだ。

C_loud:

私は仕事をしたり、くつろいだり、料理をしたりして過ごしてるけど、特にこのパンデミックの時期は、家の中にいることが推奨されているから、退屈しない方法を見つけて過ごしてるよ。:)
余談だけど、音楽の仕事は創造的で刺激的な仕事で、なんだかラッキーな気分。

Making Music

C_loud:

基本的に、ここ数年DAWは楽器やサンプルを簡単に見つけたり、サウンドをデザインしたりするためのスペースになってくれるので、ラップトップ、MIDIキーボード/コントローラー、ヘッドフォンがあれば十分だね。バーチャルピアノとシンセがメインの楽器だけど、ウッディなアコースティック感を出すためにクラシックギターを弾くこともあるし、気分にもよる。私のライブセットはまだわからないけど、たぶん “クラシック “なサンプラー(sp555 Roland)とラップトップだと思う。まあ、これから探してみるよ。


“感じること”を大切にしながら生活しているC_loudさんならではのお部屋や過ごし方はいかがでしたか?自分の心と日々向き合うことはとても大切なことですよね。

次回も世界中のビートメイカーのお部屋をご紹介するのでお楽しみに!

Tone by Gridge

世界中のビードメーカーからサブミット(提出)されるチルなサウンドを
24時間365日届けるYouTube上の音楽ラジオ「Tone by Gridge」。

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