文: Mao Oya 編:Mao Oya
チルなサウンドを届ける音楽ラジオ「Tone by Gridge」とコラボレーションし、世界中で活躍しているビートメイカーのお部屋を紹介する企画「クリエイターの部屋」。あまり垣間見ることができないプライベートな空間を特別に覗かせていただき、日常の過ごし方を共有していただきます。
今回は日本をベースに活動しているビートメイカー/コンポーザー・NOBB-Dさんに、作業スペースからお部屋のお気に入りのスポット、愛用している機材など、インスピレーションが溢れる生活について聞いてみました。
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アーティスト活動と職業作家を同時に行うマルチタスククリエイター。これまでインディーズ、メジャーやゲーム、パチンコ、CMなど幅広いジャンルへの楽曲提供を行う。2019年にはSKIO MUSIC主催ワールドコンテスト<Lo-Fi Song Contest #1>でグランプリを受賞。現在 Spotify、Apple Musicや各サブスクにて楽曲配信中。
NOBB-D:
やはり一番は「リラックスできるお家」であって欲しいですので、起床後まずは窓を全開に開けて空気の入れ替えから1日のスタートをします。1日の大半を部屋で過ごしますので、服装はラフな格好(たまに寝間着のまま…)がマストです。風通しと日当たりが最高な物件ですので、寒い季節の午後は西陽に当たりながらポカポカ日向ぼっこしてます。なるべく頭をクリアにできるように意識して過ごしています。NOBB-D:
作業スペースと機材は「できるだけシンプルに」を目標に場と環境作りをしてます。木が好きなのでデスクは木製を選んだり、植物を置くことで癒しと温かさを取り入れてたり。緑が視界内にあるとなんだか落ち着きますし、日光浴をさせてる時は僕もボーッと見てしまいます。それから僕は匂いフェチですので、最近はお香に凝ってます。家の中にいることが多いとつまらなくなるので、香りを楽しみの一つとして取り入れてます。後はコーヒーも好きなので新たな趣味の一つにしていきたいなと思ってます。NOBB-D:
お気に入りは玄関とレトロな食器棚スペースです。古い賃貸物件ですので部屋全体的に昭和レトロ感があって味のある空間ですが、1番のお気に入りは玄関の扉です。近年ではなかなか見ない扉でレトロ感と色と可愛さが気に入ってます。NOBB-D:
それと窓枠や仕切り部分などは薄い水色の塗料が塗られてて「昭和レトロポップ(勝手につけてます)」って感じで好きです。次に食器棚(水屋)と鍋類のスペースです。水屋はまさに昭和アンティーク、そして鍋類も昭和感満載で素敵ですよね。この空間だけ切り取ってみると、まるで古き良き昭和時代に瞬間移動したかのような錯覚になります。NOBB-D:
それと最近備前焼のマグカップを購入したのでそれにコーヒーを淹れて飲むのも楽しみの一つになってます。シンプルで味のある空間の中で、音楽や映像などクリエイティブな発想を今後も生んでいきたいなと思ってます。NOBB-D:
基本的にPC内でCubase Pro(シーケンスソフト)を使いソフト音源やオーディオ素材などを使用し楽曲を完成させていますがギターだけは自分で弾いて録音してます。このギターを選んだ理由も、もちろんセミアコが欲しいってのもありましたがボディーの木目が好みなので選びました。よくコーヒーを飲みながら眺めてたりします。NOBB-D:
それとSNSやYouTubeで配信してる動画制作の際に使うパッド付きのMIDIキーボードAKAI MPK miniもお気に入りの機材です。メインPCはMacBook Pro (15-inch, 2016)を使ってます。“できるだけシンプルに”自分の心地い空間作りや、過ごし方を心がけているNOBB-Dさんのお部屋はいかがでしたか?心温まる昭和レトロなお部屋は日本独特の落ち着きがありますよね。
次回も世界中のビートメイカーのお部屋をご紹介するのでお楽しみに!
Tone by Gridge
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24時間365日届けるYouTube上の音楽ラジオ「Tone by Gridge」。
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