ミュージシャンであり詩人でありたいーー孤高の音楽家・Kohei Okutaniが創作にかける熱意|BIG UP! Stars #111

Interview

文: riko ito  写:山下健助  編:riko ito 

DIGLE MAGAZINEが音楽配信代行サービスをはじめ様々な形でアーティストをサポートしている『BIG UP!』を利用している注目アーティストをピックアップして紹介するインタビュー企画。第111回目はKohei Okutaniが登場。

関西を拠点に活動し、唯一無二の詩表現と実験的なサウンドで独自の世界観を生み出すシンガーソングライター、Kohei Okutani。日本の大学院で英詩を学んだあと、2015年から2017年まで単身で渡英。楽曲を制作しながら路上やパブのオープンマイク(※1)で歌うといった稀有な経歴を持つアーティストだ。

そんな彼が、2023年9月6日に2ndアルバム『Laurel Wreath』をリリースした。タイトルの『Laurel Wreath』は、最高の名誉を受け取った詩人・桂冠詩人に贈られるものである“月桂樹の冠”という意味を持つ言葉。その言葉にふさわしく、彼の芸術観や詩作に対する熱意、活動におけるコンセプトが詰めこまれた作品となっている。

今回は彼のルーツとこれまでの足取りを辿りつつ、シェイクスピアをはじめ古典詩に影響を受けているという歌詞に込めたこだわりやアルバムの制作背景、アーティストとしての理想像についてリモートインタビューで伺った。

(※1)パブやライブハウスが、店のマイクを飛び入りの客に開放する営業形態のこと

BIG UP!

『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。

さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。

▼official site
https://big-up.style/

ビートルズに影響を受けた幼少期とイギリスでの音楽活動

ーご自身が音楽に興味を持ったきっかけは明確に覚えてますか?

小学生のとき、母親がThe Beatles(ザ・ビートルズ)の歌詞にカタカナのルビが振ってあるCD付きの本みたいなやつを買ってくれて、それを歌う練習をしてた記憶があるんですよね。あとは、ビデオを観ながらアカペラをやったりもしてました。

ーすごいですね。小学生からビートルズに触れて。

結局そのCDは全く関係ないスタジオミュージシャンがレコーディングしたもので、オリジナルの音源じゃなかったので、ビートルズのすごさは何もわかってなかったんですけどね(笑)。後々オリジナルを聴いたときに、めっちゃくちゃいいなって思った記憶があります。

ー他に聴いてたアーティストって?

自分から買う前は家にあったものを聴いてて、洋楽だったらEagles(イーグルス)、ABBA(アバ)、Carpenters(カーペンターズ)、Olivia Newton-John(オリビア・ニュートン・ジョン)とかかな? 邦楽は親世代ですけど、チューリップとか中島みゆきが多かったです。学生時代はビートルズ、U2をはじめとして年代問わずいろいろなUKロックを聴いてましたね。

ールーツはご両親の影響が大きいんですね。曲作りを始めたきっかけは何かありましたか?

中学に入ったときにギターが弾ける友達がいたんです。その影響でギターを始めて、そこから半年ぐらいで曲を作りたいなと思って、作り始めました。歌詞を書いてコードとメロディをつけるぐらいでしたけど。

ーそのころはどういうことを歌詞にしてたんですか?

まあ、恥ずかしいやつですね(笑)。10代ならではの葛藤とか、いろいろ思ってるけど恥ずかしくて言えないことを。最終的にはほとんど披露せずに終わりましたけど。

ーそこから曲をちゃんと形にして外に出そうという意識に変わったのはどうして?

高校生ぐらいのときに初めてオリジナル曲を人前でやって、それが気持ちよかったんですよね。それで大学に入ったら曲作りを頑張ろうという気持ちになって。あとは、大学院卒業後にイギリスに行ってから作品作りの密度と感覚が変わった気がします。

ーロンドンでその感覚の変化に影響を与えたきっかけがあったんですか?

はい。大学時代も曲作りを頑張ってはいたんですけど、今思えば注目されたい、売れたい、音楽の仕事が欲しいっていう意識が強かったと思うんです。でも僕がロンドンで出会った人たちの目標ってそこじゃなくて。ミュージシャンであればまず自分の音楽と向き合うことを突き詰めている人たちが多かったし、ミュージシャン以外でも、ちゃんと自分のやるべきことが見えていると感じる人ばかりだったんです。そこから作品の作り方が一つ大きく変わった気がしますね。

ーロンドンでは、パブとか路上で歌われてたんですよね。

そうですね。調べると毎日どこかしらでやってたので、パブでやってるオープンマイクに行くことが多かったです。あとイギリスで路上ライブをやるのが夢だったし、向こうは止められたりしないので、路上ライブもやってました。日本にいるインディミュージシャンと一緒で、他のバイトをしながら空いた時間は曲を作ったりライブをしたりしていた感じです。

ーイギリスに行ったことで、サウンド面での変化はありましたか?

それは明確にありました。それまではブリットポップとか比較的シンプルめな形態のバンドが好きで、いわゆるバンドサウンドのことしか考えてなかったんです。でも、向こうでお世話になってたミュージシャンの先輩と宅録で何曲か一緒にレコーディングしたときに、ギターだけじゃなくて他の楽器を使ったりとか、ドラムの代わりにカバン叩いてみようっていうような自由な発想で音楽を作って。それから楽器っていうよりは、音にもっとこだわりを持つようになった気がします。制作の際の自由度が増した感覚があるというか。

ー1stアルバム『CENTRAL』は、直近の楽曲と比べて明るいサウンドが多いなと思って。こちらはシドニーで制作されたとのことですが、環境の変化に影響を受けた感覚もありますか?

場所に書かされましたね、完全に(笑)。そのころ特にアコースティックサウンドを意識してたのもあって、よりアップテンポな曲が増えたのかな? 普段と違う環境で歌詞を書くときはスケッチ取ってるみたいな感覚なんですよね。だから僕は場所が変われば曲ができるっていうタイプなんだと思います。

ースケッチを取る?

そのときの自分の体感をそのまま残そうとしている感覚ですかね。曲の輪郭はすぐにできるというか。

ーじゃあ歌詞を先に書いてサウンドを乗せることが多い?

大体それも曲によるんですけど、ある程度メロディと歌詞が同時に出てくる感じ。最近はメロディから作ることはあんまりないですね。

ー日本語ではなく、英語で詩を作ることへのこだわりもあるんでしょうか?

高校のときから漠然と英語で歌詞を書きたいっていう思いがあって、大学で英詩を専攻したんですけど、そこで翻訳のあり方とか、第二言語で作品を作ることの意図も知識として得たんですよね。

日本人の感覚で見聞きしたものを、英語の歌詞にしたところでネイティブと一緒の切り取り方にはならないけど、そこが面白いんじゃないかなと思うんです。日本語でしか表現できないものもあると同時に、英語でしか出せないサウンドとか伸びとか、物事の切り取り方があると思うので。

ー物事の切り取り方というと?

たとえば日本語がカバーしてる単語の領域と英語の単語がカバーしてる領域が微妙にずれてるというか。

ー青信号のことをグリーンライトっていうみたいな。

そうですね。やっぱり英語でしか組み上げられないものがあって、僕はそれを拾いたくて英語でやってる感覚があります。単純にサウンドとかノリが好きっていうのもありますけど。

ー歌詞に関してはシェイクスピア、ジョン・キーツ、ジョン・ダンらの詩人から影響を受けてるそうですが、ご自身の歌詞のどういった部分にそれを感じますか?

古典詩の形式と比喩の仕方、あとは語彙ですかね。今回のアルバム『Laurel Wreath』では、これまで以上に歌詞にもっとフォーカスしたらどうなるかっていうのを実験的に試してみたくて。シェイクスピアたちの詩の形式だと、音の数とライミング(押韻)のパターンをもっと厳密に決めないといけないんですけど、一部その要素を取り入れてみた曲が多くなりましたね。あとシェイクスピアとかジョン・キーツの昔の詩からの引用も実は結構しているので、もし興味がある方がいたら探してみてほしいです。

落ちる葉っぱ一枚見て名詩を書きたい

ー最新作『Laurel Wreath』は心が浄化されるような神聖なサウンドでありつつも、歌詞では全体的に力強いメッセージが込められてる印象でした。タイトルに込めた思いや、作品全体に通じるテーマを教えていただきたいです。

根本的に自分がミュージシャンであるのと同じぐらい、詩人でありたいという気持ちを持っています。昔は周りに言われてわかりやすくてキャッチーな歌詞にあえて寄ってたんですけど、ある程度長いこと音楽をやってきて、自分が得意としていることと、本当に良いと思うことで勝負していかないといけないなという意識が出てきました。

“Laurel Wreath”は“月桂樹の冠”という意味なんですけど、ギリシャ神話の詩神アポロにゆかりのあるもので、優れた詩人に与えられる称号でもあるんです。大学院生のときにそのことを学んで、イメージとして強く頭に残ってたのでこのタイトルにしました。でも実は、僕が桂冠詩人になるんだっていう切り口ではなかったりもして…。

ー「Laurel Wreath」の冒頭のフレーズ《I’m not a man who deserves a laurel wreath(訳:私は月桂冠に値するような人間ではない)》にも書いてらっしゃいますよね。

“僕は桂冠詩人じゃないけど自分なりの芸術を”っていう思いを込めています。大袈裟でまっすぐな表現がある一方で、こういう物事をストレートに言わないアイロニーも、昔の詩からの影響ですね。一筋縄ではいかないというか。やっぱりそれが詩の醍醐味だと思うし、そういう表現がしたいので。

ーじゃあこの楽曲は、Okutaniさんが詩作という行為に込める思いが詰まっている曲。

そういうことです。あとは創作の過程とか、今の自分の考えがこの曲には詰まってます。アルバムの看板として2曲目に持ってきてるのもそういう理由で。こういう作品ですよということを看板で示して、気に入ったら残りも聴いてくださいねという位置づけです。構成的にはコンセプチュアルなアルバムが好きなので、1曲目に「Prologue」を入れて、一冊の詩集みたいにしたという意図もあります。

ー表題曲「Laurel Wreath」のサウンド面で意識したことはありますか?

アルバム全体のテイストを崩さない範囲で、一番実験的な形にしたかったっていうのがあって。アレンジとか楽器的には差をつけていないと思うんですけど、他の曲には入ってないような音が多いんですね。あとはなるべくこの歌詞のイメージを損なわずに、もっとも歌詞にマッチするような風景が思い浮かぶ音を探した結果、こうなったっていう感じです。

ーアルバム全体のサウンド面で軸となっているものは?

前にアイリッシュバンドみたいなものをやってたのもあって、前作の『CENTRAL』はエスニックでアコースティックなノリが反映されていたんです。でも、楽しい音が自分の根からの性に合ってない気がしたので、今作はピアノに重きを置いたサウンドが多くなりました。最初のほうに作った曲は前作の名残があるんですけど、後半からはほぼピアノとストリングスがメインになってます。あとは電子っぽい音も入れてみたりとか、今までとはちょっと違う、よりイメージに近い音選びを心がけました。

ーコンセプトからアルバムを制作していったんですか?

完全にそういうわけでもなくて。アルバムの楽曲はほぼリリース順に制作したんですけど、「Country Lane」とか「Turned Over」を作ったときは、全体像が見えてなくて見切り発車しちゃってる部分もありました。だからこの2曲は前のアルバムの延長線上的な匂いもあって。「A Hymn」あたりからアルバムの方向性も明確に見えてきたんですけど、とは言っても「こういうピースが必要だからこういう曲作ろう」っていうのはほとんどなく。アルバムイメージに沿って書きたいものを書いてたら結果的にまとまりができた感じですね。

ーちなみに、アルバムでOkutaniさんが特に気に入っている楽曲はありますか?

「The Riverside」ですかね。僕的には一つ壁越えたなっていうのがこの曲で。いい意味で等身大の歌詞が書けたうえに、こういう温度感の曲が一番性に合ってるなと思えましたね。自分が心から作りたいものが作れた実感があったみたいな。

ー素直な感覚で作れたというか。

僕の最終的な詩人としての目標は、落ちる葉っぱ一枚見て名詩を書くことなんです。おじいちゃんになって、いつもと変わらない景色が通りすぎるだけなんですけど、そのルーティンのなかにある些細な変化を見つけて美しいものとして切り取る感性を持った目と詩的技術がほしいっていうか。

ーなるほど。

若いときって大々的なストーリー仕立てにしたり、大きい事象を書きたがってたんですよね。昔の詩人でもその傾向はあって。恋愛とか生活のことを切り取るにしても、何か自分のなかで大きな出来事があってそれがあるから歌詞にするみたいな。それももちろん重要だと思うんですけど、もっと繊細で些細なものをこっちの技量で美しいものにしたいんです。

ーそれが「The Riverside」でできた感触があったということですか?

そうですね。特別なものが何も見えていないところから特別な何かを生み出せるのが、詩人が詩人たる所以だと思うので。そういう意味で言うと、僕以外にとっては大したことないことをイメージのなかで膨らませて、優しい歌詞が作れたなっていう意味で満足してます。「The Riverside」は、大阪の中之島の川に夕方ぐらいに行ったときに思いつきました。大きめの川がゆったり流れてるんですよね。ちょっとテムズ川っぽいんですけど…。良く言い過ぎか(笑)。

ーじゃあそのテムズ川っぽい風景を思い浮かべながら聴いてほしいですね(笑)。

これ誰も共感できなさそうだな(笑)。

ー逆に、アルバムのなかで一番制作に苦労した楽曲は?

これはもう「Until the Day I Leave You」ですね。子どもができた知り合いに贈るために作ったので、僕のなかで書く内容が完全に固まってる状態で作らないといけなくて。僕自身子どももいないので120%想像なんですけど、もし自分に子どもができたらこういう感情になりたいなっていう気持ちで作りました。人に贈る曲だからちゃんと詩の形式に整えたくて、ボツの詩を5曲分ぐらい書きましたね

ーこの曲を贈ったときの反応はいかがでしたか?

喜んでくれましたよ。僕はひねくれた性格だったので、昔はそういうのが本当に苦手だったんです。でも、この曲はパーソナルな創作もやっていきたいなと思えるきっかけになりました。アルバム制作は結構ハードだったんですけど、唯一ほっとできて。この曲は目の前で人に届くところが見えたのもあって、役割をちゃんと果たしたなという実感が持てましたね。

ー「A Hymn」もしかり、歌詞も祈りの雰囲気を帯びたものが多い印象だったんですが、そういうムードは意識的にありましたか?

ロンドンに住む前、19歳か20歳の頃に観光でも行ったことがあるんですけど、アビーロードで他の観光客に混じって写真を撮ってたら、日本人のファッションデザイナーにたまたま声をかけられて。そのときにその人が創作のことをいろいろ話してくれたんですけど、“最終的には神様に向けて作るようになる”みたいなことを言ってて。

そのときは「いやいや…」と思ったけど(笑)、今となっては自分も創作のために創作してるような感覚があります。明確に神様とかを信じているわけじゃないんですけど、結果的に目に見えないものに対して作っている感覚があるから、曲もそういう雰囲気になるのかなって思って。

ー自分ではどうにもできないものに向けて作ってるみたいな感覚があるというか。

そういうことですね。元々今の時代だけにとどまらないものを作りたいなという想いは根底にあるので、100年後に誰かが僕の作った音源をたまたまどこかで見つけたときに「この曲いいな」って思ってほしい。だから、普遍性のあるものに対して歌うような構成になりやすいのかもしれないです。

創作は自分との戦い。自らが目指すアーティストとしての理想像

ー今後挑戦したいことはありますか?

音楽以外の挑戦としては、映画を作りたいですね。昔からの夢の一つとして映画監督になりたいなっていうのがあって。まだそのための努力も大してしてないんですけど、それを叶えられるだけの周囲の人が固まってきたというか。映像とかも人の力を借りながら、それに合う音楽ができたら最高ですね。

ーそれは最高ですね。

あと、今は制作がメインでライブがあんまりできてないんですよね。このまま制作ばっかりなのも寂しいので、また少しずつ再開して最終的には世界ツアーとかヨーロッパツアーをしたいです。

ーアルバムのリリースツアーは予定していたり?

未定なんですけど、一応CDも作る予定にはしてまして。その完成が見え次第ライブはいくつかしたいなと思ってます。

ーOkutaniさんがアーティストとして目指す理想的な姿などはありますか?

自分の満足できる作品を作ること、これは断言できますね。いろいろな刺激は外からももちろん受けるんですけど、創作は僕にとって自分との戦いだと思うんです。なので、自分と向き合い続けるなかで、「これでもうやめてもいい」と思えるぐらいの作品を作ることができたらと思います。

ーそういう作品を作るために創作を重ねていくことが、今のモチベーションというか。

単純に音楽を勉強して楽器の練習してっていうことだけでは、きっと達成できないだろうなということはわかっていて。やっぱり芸術家としてそれ以外のインプットも大事だと感じています。そして運にも左右されるとは思うんですけど、もうその運も引き込んでいくぐらい、突き詰めた活動をしていきたいです。いい曲を作りたいから毎日曲を書くことに専念するっていう考え方じゃなくて、たとえば映画を観たり、海外に行ったり、いろんな音楽を聴いたり。生活のなかで出会う、予想できないインプットを求めていきたいと思います。

ー音楽以外のインプットをすることが、作品の深みにも繋がりそうですもんね。

そうですね。あと今の時代は音楽が届きすぎていて、求めなくても入ってくる状況だと思うんです。もちろん良い部分もたくさん享受しています。でもだからこそ、求められてそこに作品があることを強く意識していて。そういうものを作りたいし、そういうものじゃないと残らないと思っています。

サブスクも一部の人だけじゃなくてどんなミュージシャンにも開かれてるものなので、そのなかでちゃんと自分の作品のポジションを確立したいです。いつどこで誰に見つかってもいいように、深みのある音楽を作っていきたいですね。

RELEASE INFORMATION

2nd Album『Laurel Wreath』

2023年9月6日リリース
grassfield records.

1. Prologue
2. Laurel Wreath
3. Runaways
4. Under the Blue Sky in February
5. Country Lane
6. Turned Over
7. The Riverside
8. A Hymn
9. Until the Day I Leave You

▼各種ストリーミングURL
https://big-up.style/XGW6qAnXKK

BIG UP!

『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。

さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。

▼official site
https://big-up.style/

BIG UP!のアーティストをセレクトしたプレイリスト
『DIG UP! – J-Indie -』

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

Kohei Okutani(コウヘイ オクタニ)

時代が流れても残り続ける、ユニバーサルな作品づくりを体現するシンガーソングライター/コンポーザー。作詞・作曲・編曲はもちろん、MVの監督まで務めるなど幅広い活動を展開している。

大学と大学院では英詩を学び、英文学の修士号を取得。その後はロンドンへ移住し、パブや路上でパフォーマンスをしながら感性を磨いていった。映画や読書をこよなく愛す一面を持ち、フィクションならではの創造性を楽しむとともに、クリエイティブからの学びを現実に活かすべく作品へと昇華している。

2019年、クリスマスのイギリスでの休暇中に書き溜めたデモ曲を集めた1st EP『The Portraits』をリリース。 2020年には前年のオーストラリア滞在中に制作した楽曲を中心に、キャリア初のフルアルバム『CENTRAL』をリリースした。

2021年秋にリリースした「Country Lane」より、今作『Laurel Wreath』につながるプロジェクトをスタート。2023年9月6日に同作をリリースした。
閉じる