Age Factoryが作る“Best of 2024”プレイリスト『DANCE』|Kanye West、YELLOWCARDなど

Playlist

文: Age Factory  編:riko ito 

「2024年のベストソング」をテーマにアーティストがプレイリストを作る年末の特別企画。2024年の音楽シーンを象徴するアーティストたちに今年のハイライトとなった出来事や影響を受けた音楽について伺っていく。今回は、奈良出身の3人組オルタナティブロックバンド・Age Factoryが制作したプレイリストをお届け。

アーティストの方に特集テーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、今年5thフルアルバム『Songs』をリリースし、初の台湾公演を含めたツアーを行うなど、より積極的なアクションを行なっているオルタナティブロックバンド・Age Factoryが登場。年末特別企画のテーマ“Best of 2024”のもと、2024年はどんな年だったのかを振り返ってもらい、Age Factoryが今年特に影響を受けた楽曲を集めた全9曲のプレイリストを作ってもらいました。

今回、Age Factoryの西口直人(Ba./Cho.)と増子央人(Dr./Cho.)が制作したプレイリストのタイトルは『DANCE』。プレイリストの中からKanye West(カニエ・ウェスト)やBring Me The Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)、YELLOWCARD(イエローカード)、Age Factory自身の楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。情景豊かな歌詞と、疾走感のあるギターサウンド、そしてモダンでダンサブルなビートの絶妙なバランスが魅力のAge Factoryの楽曲。そんな彼らの楽曲との共通点を探しながら、メンバーのルーツが読み取れるコメントとバラエティ豊かなプレイリストをぜひ楽しんでみてください。(編集部)

PROFILE

Age Factory

清水英介(Vo./Gt.)、西口直人(Ba./Cho.)、増子央人(Dr./Cho.)からなる奈良発のロックバンド。2010年に結成、2014年に現メンバー体制となり、以後も地元奈良を中心に精力的に活動。

メンバーそれぞれのルーツを大切にしながらも、様々なジャンルの音楽にリスペクトを送り、吸収し、新たな楽曲を制作し続けている。

最新アルバム『Songs』ではメンバーが全楽曲のミックス・マスタリングを担当するなど、様々な目線から”ロックバンド”としての在り方を模索し続けている。

How was your 2024? 

インタビュイー画像

増子央人(Dr./Cho.):

2024年はとにかくライブをした。
2月にAge Factoryで『Songs』というフルアルバムをリリースし、3月4月に初めての台湾公演を含めて7本ツアーを回り、9月から12月にかけて31本のライブハウスツアーを行った。
夏には呼んでもらったイベントに出演し、各地を回った。
打ち上げのあと、各地で素敵なミュージックバーやクラブを見つけてはみんなでよく朝まで踊った。
自分たちのワンマンライブのアフターパーティではメンバーそれぞれがDJをするようになり、より踊れる曲を探したり自分が本当に好きな曲を見つめ直す年だった気がする。
色んなビートに合わせて踊った。
なのでプレイリストのテーマはDANCEにした。

西口直人(Ba./Cho.)PICK UP SONGS

★Kanye West「On Sight」
★Bring Me The Horizon「Top 10 staTues tHat CriEd bloOd」
パソコン音楽クラブ,Le Makeup「Empty」
Becky and the birds「To trust you」

Kanye West「On Sight」

インタビュイー画像

西口直人(Ba./Cho.):

2013年にリリースされた楽曲ですが、今年はこの曲を何度も何度も繰り返し聴いていました。
それまでにリリースされていたアルバムに見られたソウル・R&Bライクなノリをぶち壊して、Daft  Punkが参加した乱暴なビートから始まるこの曲。
予想や期待を余裕で超えて「かます」ということに特化したような楽曲で、今聴いても新鮮にかっこいい。
自分もこうありたいと強く願った一年でした。

Bring Me The HorizonTop 10 staTues tHat CriEd bloOd

インタビュイー画像

西口直人(Ba./Cho.):

とにかく曲がかっこいい。
細かいことを抜きにして、ただただかっこいいぜ!とテンションが上がる最高の曲です。
小学生の頃、裁縫道具入れやリュックサックなどで迷わず黒いドラゴンの絵柄を選んで使っていたときのような気持ちで聴いています。
友達であるPaleduskDAIDAIが制作に参加しているというのも相まって、この1年間は自分自身を鼓舞したいようなときに聴いていたような気がします。これからもそうなる気がする。

増子央人(Dr./Cho.)PICK UP SONGS

★Yellowcard「Light Up The Sky」
★Age Factory「SONGS」
Lip Critic「Love Will Redeem You」
Shallou, Night Tales「I Just Wanted to Dance」
familypet, shinigami「payphone」

Yellowcard「Light Up The Sky

インタビュイー画像

増子央人(Dr./Cho.):

この曲は中学生の頃に好きになり、歌詞を覚えたくなってCDの歌詞カードを見ながら必死に英詞を覚え、初めて友だちと行ったカラオケで何を歌えばいいかわからず、1曲目にこの曲を歌って猛烈に変な空気になったのを覚えている。
今年、DJで流すためにBPM140の曲をディグっていると、偶然この曲のBPMが140だった。
マジかよアツ!てか懐かし!という具合にテンションが上がり、今年はこの曲もよく聴いた。

Age Factory「SONGS」

インタビュイー画像

増子央人(Dr./Cho.):

2024年はこの曲を全国各地で鳴らした。
今年リリースしたフルアルバム『Songs』の表題曲でもある「SONGS」は今年の2月にMVも出した。
廃校の屋上や体育館を使って撮影し、もう戻れないあの頃の青さが詰まっている。
ドラムは16ビートを多用していて、BPM170で16ビートを刻み続ける様があの頃無我夢中で全力疾走していた様とリンクしているかも?とか思った。
今年は何度もこの曲に背中を押された。

Age Factoryが作る“Best of 2024”プレイリスト『DANCE』

Age Factory・人気曲プレイリスト

RELEASE INFORMATION

Age Factory『Songs』

2024年2月21日(水)
CD価格 3,500円(税込)
〈DAIZAWA RECORDS〉 / 〈UK.PROJECT INC.〉

【TRACKLIST】
01. Blood in blue
02. Shadow
03. Party night in summer dream
04. 向日葵
05. SONGS
06. I guess so
07. She is gone
08. Lonely star
09. ALICE (feat.牛丸ありさ)
10. Hallelujah

EVENT INFORMATION

▼COUNTDOWN JAPAN 24/25
2024年12月29日(日)
幕張メッセ国際展示場1~11ホール・イベントホール

▼0A-251
2025年1月11日(土)
奈良NEVERLAND

▼KYOTO GROWLY presents「GOODBYE GROWLY」
2025年1月19日(日)
なんばHatch

▼HYPER PLANET 2025
2025年2月2(日)
幕張メッセ 国際展示場 7・8ホール

▼RUMBLExJAG 2025
2025年3月16日(日)
AICHI SKY EXPO展示ホールA

▼TRIANGLE 2025
2025年4月26日(土)27(日)29(火・祝)
シーサイドももち海浜公園地行浜ビーチ内特設ステージ

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