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文: 石角友香 編:Miku Jimbo
もうどれぐらい前にこんな気持ちになったか覚えていないが、このまんぷくというバンドの音楽を言葉で説明することの不粋というか、聴けばおそらく大方の人がその人なりに良さを感じるに違いないだろうという確信がある。そういう前提のもと野暮を承知で特徴を挙げるとしたらギター&ボーカルでソングライティングを手がけるさかのひかりの声だろう。2021年リリースシングルの「まんぷく1st」の1曲目である「友達」という曲で、まるでエレファントカシマシの宮本浩次がホフディランの曲を歌っているかのような、およそあり得ないことが起こっている驚き。もちろん主観の違いはあると思うが、出会い頭の驚きを体験していない人にはもれなくそのお楽しみが待っている。
2020年10月に東京・小金井で結成され、コンスタントにライブ活動とリリースを重ねてきたまんぷく。メンバーはさかの、菊地 紬(Key.)、中村ヒロキ(Ba.)、はせ(Dr.)の4人。さかのはTHE BLUE HEARTSなどの日本語ロックとBlur(ブラー)などのUKロックに同等の影響を受けているらしい。昨年リリースの1stアルバム『まんぷく』収録の「ひろがっていく」という曲などに散見されるジャズアレンジはジャズピアノをルーツに持つ菊地の個性が大きいと見た。だが、このバンドの突き抜けた存在感はジャンルの多彩さより、むしろどんなタイプの曲でも、さかのの声と自然発生的なメロディでまんぷくのカラーにしてしまえるところだ。冒頭では宮本の名前を出したが、地味だがスッと伸びて耳に届く部分や、音符通りに言葉が心地よく乗るメロディのニュアンスはスピッツの草野マサムネにも近い。まあこんなに偉大なボーカリストを挙げると先入観が生まれてしまうかもしれないのだが、固有名詞を出しても損なわれることがないほど、まんぷくの音楽もまたオリジナルなのだ。
ロックンロール・リバイバルと日本のフォークロックが接合したような「あたたかい風」や、The Beatles(ザ・ビートルズ)のDNAを感じる「気持ちの問題」。日常の中で歌われ、どんな場面も最終的には肯定されるような心地になれる歌詞が多いが、中には《君はキスしたことがありますか/昨日までの世界になかったもの 今たったひとつだけ見つけたよ》というくだりが、ある種有事を思わせる描写の中に現れる「ひとつ」といった曲も存在することも、このバンドへの信頼を厚くさせる理由だと思う。少し真島昌利(ザ・クロマニヨンズ、ex.THE BLUE HEARTS他)のような詩的な表現の中にシビアな認識を窺わせるリリシストの手法に近いものと言えばいいだろうか。
存在する曲の強度がすでに相当なものである中で、今年は6月に珍しくアッパーな8ビートナンバー「伝えたいこと」をリリース。続く新曲が今回の「吹くからに」だ。メンバーの実話をもとに書かれたというこの曲の題材は、誰一人知り合いのいない街へ突如転勤になった時のなんとも言えない寂しさや孤独感なのだという。グッとJポップの音像に近い開かれたサウンドにまず耳が反応するが、菊地のピアノリフをフィーチャーしたアレンジはポップスというには過剰なぐらい、ずっと鳴り響いている。まさに風のように。それに対してさかのの歌メロはJポップで耳にする親しみやすさすらまとい、少し懐かしい言葉遣いをふわっと飛翔させる。寂しいけれど絶望まではしていないし、ひとりになって思い出した初心みたいなものもあるのだろう。心がちょっときゅっとしながら、自分の心に気づく。この曲の主人公はここから前に進んでいくことを予感する。奇しくも(?)歌詞には師走という単語も登場し、同じ状況じゃなくても今の季節にしみる聴き手も多いのではないだろうか。
INFORMATION
New Single「吹くからに」
2023年11月22日(水)リリース
まんぷくLIVE INFORMATION
《まんぷくLIVE ホールワンマン》
2023年12月7日(木)at 東京・小金井宮地楽器ホール(小ホール)
開場 18:00/開演 19:00
自由席2,500円(+当日別途1ドリンク500円)
early Reflection
early Reflectionは、ポニーキャニオンが提供するPR型配信サービス。全世界に楽曲を配信するとともに、ストリーミングサービスのプレイリストへのサブミットや、ラジオ局への音源送付、WEBメディアへのニュースリリースなどのプロモーションもサポート。また、希望するアーティストには著作権の登録や管理も行います。
マンスリーピックアップに選出されたアーティストには、DIGLE MAGAZINEでのインタビューなど独自のプロモーションも実施しています。▼Official site
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