個性豊かな楽曲群を、JIANG SHIDAOは乗りこなす

Review

文: DIGLE編集部 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はJIANG SHIDAOをご紹介します。

ダンサブルなビートに想いを乗せて

現在活動休止中のDENYEN都市のメンバーであるJIANG SHIDAO。2023年8月に本格的にソロ活動をスタートさせると、音源のリリースのみならずライブも積極的に行っている。

先日配信が開始された『NEWME!』は、DENYEN都市のH.o.p.eがプロデュースを手掛けた、彼にとって1st EPとなる作品。“自分との再会”をテーマに、全5曲が10分強に詰めこまれた濃密でコンパクトな1枚だ。

約30秒の浮遊感ある「intro」を皮切りに展開されていく楽曲群は、ダンサブルでありながら個性豊か。アフリカンビートやポリリズムを器用に乗りこなし、JIANG SHIDAOならではの爽やかで歯切れのいいフロウを響かせる。また、ネガティブをポジティブに変換したリリックもポイントのひとつ。誰しも“たまのBAD”に引きずられそうになってしまうことがあるが、JIANG SHIDAOの音楽からパワーを得て、前向きに進んでいきたいものだ。

JIANG SHIDAO

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる