毎日の中にあるちょっと特別。音楽で繋がる街・下北沢の若手ブッカーが主催する<NEW LINK!>

夏の遊び場特集

文: 久野麻衣  写:Yuya Eto 

ライブハウスの垣根を超えて、下北沢の若手ブッカーたちが主催するイベント<NEW LINK!>。従来のサーキットイベントとは少し異なるこのイベントの主催メンバー4人に話を聞いた。

いつもそこにあるライブハウスはいつでも音楽好きを迎えてくれる。夏フェスに出かけるのは確かに特別だけれども、もっといつもの遊びの延長のように音楽に触れてみる夏もいいのではないだろうか。

数々のライブハウスがひしめく下北沢で、若手ブッカーたちが主催となり開催するイベント<NEW LINK!>は、各ライブハウスを周遊できるサーキット型のイベントだが、従来のサーキットイベントとは少し趣向が違っている。開催は平日夜、チケット代は2000円。学校帰りや仕事帰りに寄り道する感覚で参加することができる。その背景にはどんな思いや狙いがあるのか。

下北沢という街のライブハウスだからこそ生まれたこのイベントの主催メンバーである金子(Daisybar / Laguna )、梅澤(近松)​ 、はじめちゃん(mona records) 、かたしょ(BASEMENTBAR)の4人に話を聞いた。

下北沢という街のコミュニティ

ーみなさん普段下北沢で働かれていますが、遊ぶのも下北沢ですか?

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かたしょ:

そうですね。

ーみなさんどうやって過ごしているんですか?

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かたしょ:

最近は朝まで歌っている人とか多いですよ。駅が新しくなって広くなったので、そこで歌ってますね。
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梅澤:

あとは最近は音楽をやっている人が居酒屋を始めたりして、音楽関係者が飲める場所が増えたから、週末は飲んでいる人が多いと思います。
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かたしょ:

そこで下手な話はできないので、逆に行きにくくなってたりしますけどね(笑)。僕はあえて誰もいないところに行きます。
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はじめちゃん:

街自体が狭いから、平日でも週末でも朝まで外で遊んでいると絶対誰かしらに会うんですよ。そこに合流して遊んでることが多いですね。

ー約束しなくても会えるっていいですね。

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金子:

誰かしらはいるもんね。
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はじめちゃん:

僕らはライブハウスにいるから出演者やお客さんと仲良くなれるけど、お客さん同士でも知らない人同士がそうやって仲良くなることが結構多いみたいです。

ー下北沢はライブハウスから街までが繋がっていますよね。それは出演者やお客さんと仲良くなるライブハウスが多いからこそだと思います。

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はじめちゃん:

サイズ感的にも小さいので仲良くなりやすいんですかね。大きい箱だとスタッフさんもビシッとしていて声掛けずらかったりすると思うので。
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かたしょ:

それはそうかも。下北沢はかなりお客さんとの繋がりは強いかもしれないですね。
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はじめちゃん:

下北沢にくるお客さんって新しいバントを発見したがっているというか、まだ知らない、いいバンドとの出会いを欲している感じがありますね。だから僕たちも若いバンドをよく呼びますし、お客さんにはいい若手バンドを紹介すると、そのバンドが出るイベントにも来てくれたりして、新しく繋がっていくんです。

ーお客さんのフットワークも軽いんですね。

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かたしょ:

ありがたいことに、“こっち側との関係性が出来てるからこそ”というのは感じますね。
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この記事を作った人

WRITER

久野麻衣

DIGLE MAGAZINE 副編集長

PHOTOGRAPHER

Yuya Eto

DIGLE MAGAZINE編集長。フェスとフクロウが好き。

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