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2021.09.02更新

DA PUMPの全アルバム解説!「THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP」など全11作品をご紹介

画像出典:Spotify

2018年12月、前作より12年9ヶ月ぶりにリリースされた現メンバーとしては初となるベストアルバム。「U.S.A」、「Feelin’ Good 〜It’s PARADISE」「Love is The Final Liberty」「Stay Together」「if...」など全16曲を収録。プロフィールやアルバム作品全11作品をご紹介します。

DA PUMPの最新・人気アルバムを解説

DA PUMP ベストアルバム

DA PUMP 3rdベストアルバム『 THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』

2018年12月、前作より12年9ヶ月ぶりにリリースされた本作は、現メンバーとしては初となるアルバム作品。大ヒットナンバーとなった『U.S.A』からDA PUMPに出会った人に、グループの歴史や魅力を知ってほしいという思いが込められています。デビュー曲『Feelin’ Good 〜It’s PARADISE』や2014年発売のシングル『New Position』など、厳選した楽曲群が収録され、『U.S.A』と『New Position』を以外の楽曲はボーカルを再レコーディングしています。

DA PUMP 2ndベストアルバム 『Da Best of Da Pump 2 plus 4』

128万枚の売り上げを記録した1枚目のベストアルバム『Da Best of Da Pump』の続編的な作品であり、2006年3月リリースされた2枚目のベストアルバムです。2001年から2006年までの楽曲が収録されており、この5年間で着々と前進しているDA PUMPの実力が音楽とダンスを通して感じとれます。セルフプロデュースの楽曲に自分たちの思いを反映させていくようになり、自作他作を問わず真摯にパフォーマンスに打ち込む彼らの姿は必見。

1st ベストアルバム 『Da Best of Da Pump』

2001年2月にリリースされたDA PUMP初のベストアルバム。2000年リリースされた3枚目のアルバム『BEAT BALL』に引き続き、2作連続でオリコン1位を獲得しています。既発のシングル全曲をリリース順に収録したほか、締めくくりとして第42回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した「if…」や「Com’on! Be My Girl!」など人気曲のリミックス版が加えられています。

DA PUMP 6th〜4th オリジナルアルバム

DA PUMP 6thアルバム 『LEQUIOS』

2005年12月、前作から約1年半ぶりとなる通算6枚目のアルバムは前作に続きセルフプロデュース作品。アジアがテーマになっており、タイトルの”LEQUIOS”は、琉球を意味する古いポルトガル語に由来しています。『仮面ライダーTHE FIRST』使用曲「Bright! our Future」や当時アメリカで流行っていたダンスのクランプを取り入れた「Like This」など個性豊かな楽曲が収録されています。またISSAが出演したトリンプ・インターナショナル「天使のブラ」CMソングである「胸焦がす…」は当時のDA PUMPメンバー4人がそれぞれ別のバイトをしながら一緒にダンサーへの夢を追うという設定の初のストーリー形式のMVであり、韓国でもリリースされました。

DA PUMP 5thアルバム『疾風乱舞 -EPISODE Ⅱ-』

2004年7月リリースにされ、前作『THE NEXT NEXT』から2年半ぶりとなる通算5枚目のアルバム。本作はDA PUMP初めての完全セルフプロデュースであり、和太鼓で始まり、世界各地を回ったあと、ラストは沖縄に戻るというバラエティー溢れる作品となっています。第45回日本レコード大賞で金賞を受賞した「Night walk」では、これまでとはガラッと雰囲気が変わり新鮮で斬新で大人なDA PUMPの姿が垣間見れます。

DA PUMP 4thアルバム『 the NEXT NEXT』

2002年2月にリリースされた4枚目のアルバムです。最新ベストアルバム『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』にも収録されている「if…」や「Purple The Orion」など人気曲が多数収録されています。男性が失恋した心情を描いた「CORAZON」は独特のサウンドとラテン系のリズムが特徴で、ダンスミュージックならではの疾走感と相反するように漂う切なさが絶妙に淡い1曲です。

DA PUMP 3rd〜1st オリジナルアルバム

DA PUMP 3rdアルバム BEAT BALL

2000年7月にリリースしたこちらのアルバムは、グループとしてシングル・アルバムを通じて初のオリコン1位を獲得した作品。ジャニーズではない男性アイドルグループによるアルバムチャート1位は1990年代以降初の出来事でした。ラップ部分の伴奏にジョルジュ・ビゼーの『アルルの女』の「ファランドール」の冒頭が使用されている「Com’on! Be My Girl!」や、Backstreet Boysの同名曲の日本語カバーである「Back To Your Heart」などが収録されています。1998年リリースの3枚目のシングル「Stay Together」以来となるバラードナンバー「I wonder…」では、ストレートな愛情表現の中に強さを感じる1曲。


DA PUMP 2ndアルバム 『 Higher and Higher!』

1stアルバムから約1年後の1999年7月にリリースされた2枚目のアルバムで、累計売り上げは約55.2万枚を記録しました。m.c.A・Tのプロデューサーであった富樫明生が作曲・編集を全曲手がけています。収録曲「Joyful」はデサントのCMソングやTBS系ドラマ『くえない奴』のエンディングテーマにも起用され、当時のDA PUMPの曲としては「ラップパートが初めて存在しない」と話題になりました。世紀末と言われた1999年、暗いことや嫌なことを忘れて明るくなろう!という気持ちを込めて作られた明るくてやさしい1曲です。

DA PUMP 1stアルバム『EXPRESSION』

1998年7月にリリースされたオリジナルアルバムで、プロデューサーである富樫明生が手がけるブラックミュージックを下地としたオンリーワンなダンスポップが目白押しの作品。自身が出演するTBS系バラエティ番組『DA!DA!DA!PUMP』のエンディングテーマだけでなく、シャープ『MD-J』のCMソングにも起用された「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」やデビューシングルである「Feelin’ Good〜 It’s PARADISE〜」などがDA PUMPの始まりを感じる楽曲が収録されています。当時17〜18歳とは思えない歌唱力・パフォーマンスにも注目です。

DA PUMP ライブアルバム

DA PUMP 『Da Best of Da PUMP JAPAN TOUR 2003 REBORN 』

2003年11月にリリース。ライブ音源が初めて収録された記念すべき作品で、DA PUMP6回目となる全国ツアー最終日、代々木国立競技場にて行われたコンサートの模様が収録されています。音質へのこだわりも感じながら、ライブならではの臨場感やバッグバンドから鳴るグルーヴ感も楽しめる貴重なアルバムである本作品は、これまでの歴代ヒット曲が多数収録されているためベスト盤としても活用できます。

DA PUMP リミックスアルバム

DA PUMP 『Da Best Remix of Da Pummp』

2001年8月にリリースされ、自身の楽曲をクラブ・リミックスしたもの。1stシングルの「Feelin’ Good -It’s PARADISE-」からリリース当時の最新曲である15thシングル「Steppin’ and Shakin’」までの全シングル、また1stアルバム『EXPRESSION』から「Coffee Scotch Mermaid 〜Bang! Bang! Boom!〜」と「4 (Interlude)」、2ndアルバム『Higher and Higher!』からは「Medicine of Love」、3rdアルバム『BEAT BALL』からは「TRIBE OF LOVE」のリミックス版が収録された名曲ばかりのリミックスアルバム。