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2021.09.02更新

スキマスイッチ アルバム解説!「新空間アルゴリズム」「スキマスイッチ」など人気作品をご紹介

画像出典:Spotify

スキマスイッチの最新・人気アルバムを徹底解説。心を沸き立たせるメロディあふれる作品を創造する、スキマスイッチ。プロフィールのご紹介やオリジナルアルバム全9作品を掲載します。

スキマスイッチの最新・人気アルバムを解説

スキマスイッチ 7th〜5th メジャーアルバム

スキマスイッチ 7thアルバム『新空間アルゴリズム』

2018年3月14日にリリースされた、ファンクラブ限定盤を含むアルバムです。「ミスランドリー」「未来花」「パーリー!パーリー!」など日常何気なく聞こえてくる数々のCMソングに加え、話題沸騰となったTVドラマ『おっさんずラブ』の主題歌「Revival」も収録されており、スキマスイッチの色褪せない才能が詰め合わされた作品集となっています。「Revival」MVの後半には、同ドラマ主演の田中圭と共にスキマスイッチがBarのマスターを演じ再会を喜び合うシーンが描かれています。

スキマスイッチ 6thアルバム『スキマスイッチ』

2014年12月3日にリリースされた6枚目のアルバム。1stアルバム発売より10周年を記念して、初のセルフタイトルとなりました。雨の日を背景に恋人との距離感をストリングスをふんだんに用いた爽やかな楽曲「僕と傘と日曜日」や再度若者の躍動感や高揚感をうかがわせる珠玉の作品であり、アニメ『ハイキュー!!』OP曲である「Ah Yeah!!」などが収録されています。

スキマスイッチ 5thアルバム『musium』

2011年10月5日にリリースされた5枚目のアルバム。デビュー以来、聴く者の心に刻み込まれる作品をパフォーマンスし続ける彼らの最高のバラード「さいごのひ」の他、NHK Eテレ「中学生日記」の主題歌となる「石ころDays」はスキマスイッチ自ら、実際の中学生たちとの会話を試みるという緻密な制作姿勢が見られます。『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク』のテーマ曲に選ばれた「アイスクリーム シンドローム」も収録。

スキマスイッチ 4th〜1st メジャーアルバム

スキマスイッチ 4thアルバム『ナユタとフカシギ』

3rdアルバムから3年の熟成期間を経て2009年11月4日に発表されたアルバム。1994年に木星に衝突したシュレーカー・レヴィ第9彗星をモチーフとした「SL9」は、サビのメロディをオーケストラの響きで豪華に彩られ、壮大な天空のイメージを引き起こします。TVアニメ『鋼の錬金術師』のOP曲となった「ゴールデンタイムラバー」のアルバムアレンジバージョンも収録されており、奥行きのある1曲となっています。

スキマスイッチ 3rdアルバム『夕風ブレンド』

2006年11月29日にリリースされた3枚目のアルバム。ファーストアルバムから紙ジャケットにこだわりがあり、今作も塩田雅紀がアートワークを担当しました。『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』の主題歌に抜擢された「ボクノート」や映画『ラフ ROUGH』の主題歌「ガラナ」、ABC夏の高校野球統一テーマ曲「スフィアの羽根」など彼らの才能を世間に知らしめた名盤になりました。

スキマスイッチ 2ndアルバム『空創クリップ』

2005年7月20日にリリースされた5枚目のアルバムで、見事オリコン1位にランクイン。スキマスイッチの最大のヒットソングである「全力少年」が収録されており、同曲はNTT DoCoMo関西のCMや日テレ系「音楽戦士」のOPテーマ曲や2006年8月公開の映画『ラフ ROUGH』など多方面で起用され、さらには初出場となった第56回紅白歌合戦でも披露されるなど多くの人に愛される名曲となりました。タカラ缶チューハイのCMソングで知られる「飲みに来ないか」は、MVには俳優の田中圭が出演しており、恋人と喧嘩した時聞きたくなる作品です。

スキマスイッチ 1stアルバム『夏雲ノイズ』

2004年6月23日にリリース。スキマスイッチがシングルとして発表した「view」や2017年に公開された映画『一週間フレンズ。』の主題歌に起用され再ヒットした「奏(かなで)」に加え、「螺旋」「ふれて未来を」などの数々のヒット曲が満載のアルバムとなっています。特に「view」はメジャーデビューシングルということもあり、スキマスイッチの二人が海辺で決闘なみのファイティングシーンを演じるという印象的なMV作品に。常田が大橋に持たせた檸檬爆弾は、梶井基次郎へのオマージュだという逸話もあります。

スキマスイッチ インディーズアルバム

スキマスイッチ 2ndアルバム『僕の話』

2001年3月にリリースされたインディーズ時代2枚目のアルバム。メジャー1枚目のアルバムに収録されている「夏雲ノイズ」や「僕の話」のほか、「モノクロ」「君の話」の全4曲が収録されたミニアルバムです。「君の話」は2003年9月17日にアレンジを変えて、リアレンジされて発表されました。男女間での話のすれ違いを軽快なメロディに載せて歌い上げ、「君の話はもう聞き飽きた」と言えない焦燥感を見事に表現しています。

スキマスイッチ 1stアルバム 『10チャンネル』

2000年4月1日にリリースされた「10チャンネル」は後に数々の著名アーティストたちから支持を得てリメイクされるほどのハイクオリティーな楽曲が詰まったアルバムです。収録曲の「水槽」は大橋卓弥 (Vo&Gt)のソロ時代のアルバム『休日』からのリメイクであり、2006年には松たか子に楽曲提供されました。常田真太郎(Key&Cho)のソロボーカルが聴ける5曲目の「電話キ」は、どこか懐かしいフォーク調のメロディーに常田のアンニュイな声色が響き、大橋とはまた違った味わいを感じます。
コアなスキマスイッチファンにはたまらないアルバムとなっています。