日本を代表するフォークデュオ・ゆずの最新・人気アルバムを徹底解説。横浜のストリートミュージシャンからメジャーデビューを果たし、国民的なグループまで駆けあがったゆず。プロフィールのご紹介や全オリジナル・ベストアルバムを掲載します。
ゆずの最新・人気アルバムを解説
ゆず 18th〜16th オリジナルアルバム
ゆず 18thアルバム『図鑑』
2024年7月にリリースされたゆず 18枚目のアルバム。
日本生命CMソング「図鑑」「ビューティフル」、高橋大輔 主演で開催されたアイスショー「氷艶 hyoen 2024 -十字星のキセキ-」の主題歌「十字星」、松たか子 とのCM共演で話題を呼んだ日産サクラCMソング「Chururi」、テレビ朝日系火曜ドラマ『南くんが恋人!?』の主題歌「伏線回収」など全11曲を収録しています。
これまでのゆずの音楽遍歴を網羅しながらも、ジャンルに囚われないサウンドメイクや時代に左右されない普遍的なメッセージが込められた、まさに「図鑑」というアルバムタイトルに相応しい作品となっています。
ゆず 17thアルバム『SEES』
2022年6月にリリースされたゆず 17枚目のアルバム。
北川悠仁 が「新たなゆずのスタンダード曲」と語る「君を想う」をはじめ、Netflixシリーズ『未来日記』シーズン2主題歌「明日の君と」、Official髭男dism の藤原聡 との共作で生まれたアップテンポナンバー「RAKUEN」、北川悠仁が作詞作曲し、ゆずもシンガーとして参加したFM802×ナカバヤシ「ACCESS!キャンペーン」キャンペーンソング「AOZORA」のセルフカバーなどが収録されています。
前作『PEOPLE』から約3か月というゆず史上最短スパンでリリースされ、『PEOPLE』の延長線上にありながら、さらにその先、これからの新たなゆず像を模索し開拓していく楽曲が収められています。
ゆず 16thアルバム『PEOPLE』
2022年3月にリリースされたゆず 16枚目のアルバム。
日本テレビ系日曜ドラマ『親バカ青春白書』主題歌の「公私混同」、映画『とんび』主題歌「風信子」、前作「YUZUTOWN」に収録された「夏疾風」の春バージョンとなる「春疾風」、ファンからメッセージを募り、未来への希望を歌った「そのときには」など全10曲が収録されています。
これまで村上隆 や名和晃平 など、様々なアーティストとアートワークでコラボレーションをしてきたゆずですが、本作ではNYを拠点に世界各都市で作品を発表し、ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションも手がける現代美術家・松山智一 とコラボ。アルバム名である「PEOPLE」をテーマに、松山氏の新作という位置づけで作品をゼロから制作し、すべて手描きによる縦2.1メートル、横4.3メートルの大作「People With People」を、アルバムのメインビジュアルとして使用しています。
ゆず 15th〜13th オリジナルアルバム
ゆず 15thアルバム『YUZUTOWN』
2020年3月にリリースされたゆず 15枚目のアルバム。
伊藤園お〜いお茶CMソングの「公園通り」「GreenGreen」、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』オープニングテーマの「マスカット」、NHKドラマ10『昭和元禄落語心中』主題歌「マボロシ」、日本生命CMソング「SEIMEI」といったタイアップ曲や、嵐 へ提供した楽曲「夏疾風」のセルフカバーなど全14曲が収録されています。
2020年1月からゆず公式YouTubeチャンネルにてアニメーション映像でのライブ配信を行っているゆずによく似たフォークデュオ「MIZU」の1stミニアルバム『MIZU』も同日リリースされ、発売週のオリコンチャートでは同時トップ5入りを果たしました。
ゆず 14thアルバム『BIG YELL』
2018年4月にリリースされたゆず 14枚目のアルバム。
NTT東日本CMソング「イコール」や伊藤園お〜いお茶CMソング「愛こそ」、日本テレビ系『NEWS ZERO』テーマソングやフジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』テーマソング「タッタ」、さらには映画『斉木楠雄のΨ難』主題歌「恋、弾けました。」など幅広いメディアでのタイアップ曲が多数収録されています。
またアルバムタイトルにも繋がる「聞こエール」「うたエール」をはじめ、アルバム全体を通してゆずからのエールを全曲から感じる温かい作品です。
ゆず 13thアルバム『TOWA』
2016年1月にリリースされたゆず 13枚目となるオリジナルアルバム。
フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソング「終わらない歌」、映画『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』主題歌「OLA!!」などゆずらしさ溢れる前向きなポップソングはもちろんのこと、全編英語の歌詞に初挑戦した「Interlude〜Borderless Ticket〜」などファン必聴ソングも収録されています。
20周年を目前としたゆずが「未来に自分たちが何を残せるか」と”永遠=TOWA”をテーマに音楽を追求した深みのある作品です。
ゆず 12th〜10th オリジナルアルバム
ゆず 12thアルバム『新世界』
2014年2月リリースのゆず 12枚目となるオリジナルアルバム。
日本生命CMソング「ヒカレ」やNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨ノチ晴レルヤ」と1度は聴いたことのある楽曲から華やかに幕をあけ、『第80回NHK全国学校音楽コンクール』の中学校の部課題曲「友よ〜旅立ちの時〜」でしっとりと締めくくっています。
「懐かしい」と「新しい」をコンセプトに”ネオフォーク・エンタテインメント”という新世界を目指そうというゆず の新しい表情が垣間見える作品でもあります。
ゆず 11thアルバム『LAND』
2013年5月にリリースされたゆず 11枚目のオリジナルアルバム。第55回日本レコード大賞の最優秀アルバム賞を受賞しました。
代表曲「イロトリドリ」やアニメ『HUNTER×HUNTER』エンディングテーマ「流れ星キラリ」のセルフカバーバージョンなど馴染深い曲に加え、「幻影」や「翔」など前作のリリース直後に起こった東日本大震災へのレクイエムの意味合いを感じる楽曲も収録されています。
ゆず 10thアルバム『2-NI-』
2011年2月にリリースされたゆず 10枚目となるオリジナルアルバム。
イオンCMソング「HAMO」、JR西日本CMソング「桜会」や「彼方」、横浜国際女子マラソンイメージソング「慈愛への旅」、日本赤十字社キャンペーンソング「Hey和」などタイアップ曲が多数収録されています。アルバム全体に統一感があり、日本各地の風景に思いを馳せたくなる旅情感のある1枚です。
ゆず 9th〜7th オリジナルアルバム
ゆず 9thアルバム『FURUSATO』
2009年10月リリースされたゆず 9枚目のオリジナルアルバム。
アートワークは数々のポスターや蜷川実花 の写真展など数々の作品を手がけているアートディレクター森本千絵 が手がけており、深みのある澄んだ空色が印象的な仕上がりに。
初の共作であり、ドラマ『サラリーマン金太郎』主題歌「シシカバブー」、ドラマ『ゴーストフレンズ』主題歌に起用され亡き人への想いが綴られた歌詞が心を揺さぶる「逢いたい」、重圧なストリングスサウンドに華やかな高音が映える「虹」など誰もが聴いたことのある名曲が多数収録されています。
ゆず 8thアルバム『WONDERFUL WORLD』
2008年4月にリリースされたゆず の8枚目となるオリジナルアルバム。
シングルカットされた「春風」や「明日、天気になぁれ」、また同じくシングルカットされた「ストーリー」はトヨタ自動車のCM曲に起用され、同CMには綾瀬はるか らと共にCMに出演しました。
そして本アルバムは編曲に亀田誠治 を迎えた「うまく言えない」「眼差し」や久石譲 がプロデューサーを務めたタイトルトラック「ワンダフルワールド」など豪華ゲストが参加している作品でもあり、変わらぬゆずらしさと共に一味違う音の深みも一緒に楽しみたい1枚です。
ゆず 7thアルバム『リボン』
2006年1月リリースされたゆず 7枚目のオリジナルアルバム。
収録曲にはシングルカットもされている人気曲「超特急」や「陽はまた昇る」、また曲の締めくくりとして岩沢厚治 が実際にコーヒーショップを訪れた際の店員さんとのやりとりが聞こえる「冷めたコーヒー」などユニークな楽曲も含まれています。
また北川悠仁 は本作にまつわるインタビューで「収録曲「ダスティンホフマン」は若い子は知らないかもしれないけど、自分と同年代の人に共感してもらえれば。」と語っています。
ゆず 6th〜4th オリジナルアルバム
ゆず 6thアルバム『1 〜ONE〜』
2004年9月リリースされたゆず 6枚目のアルバム。アレンジャーには松任谷由実 のコンサート演出を手がけるなど幅広く活躍する音楽プロデューサー 松任谷正隆 らが参加している聴きごたえのある1枚。
NHK『アテネオリンピック』のテーマ曲にも起用された不朽の名曲「栄光の架橋」、今はもうない桜木町駅と失恋が相まった切ないバラード「桜木町」など今日まで愛されている人気曲のほか、ポッキーCMソング「歩行者優先」などタイアップ曲も収録されています。
ゆず 5thアルバム『すみれ』
2003年3月リリースされたゆず 5枚目となるオリジナルアルバム。
アニメ『ドラえもん』のエンディングテーマ・映画『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』主題歌とW起用された「またあえる日まで」、三ツ矢サイダーCMソングや奈良テレビ『気ままに駅サイト!』のオープニングテーマ「スミレ」、家庭教師のトライCMソング「旅立ちのナンバー」などが収録されています。
北川悠仁 と岩沢厚治 、それぞれ創作楽曲がバランス良く収録されているためバリエーションに富んだ構成となっています。
ゆず 4thアルバム『ユズモア』
2002年3月にリリースされたゆず 4枚目となるオリジナルアルバム。
アートワークは収録曲「アゲイン2」のMVも手がけた村上隆 が手がけており、彼の代表作の1つであるフラワーボールがダイナミックに描かれています。収録曲は「ぼくの漫画の主人公」や「ダスキング」など明るい楽曲が多く、現在のゆずが持つポップ色がこの頃から色濃く反映されており、また各曲の物語性も楽しめるアルバムです。
ゆず 3rd〜1st オリジナルアルバム
ゆず 3rdアルバム『トビラ』
2000年11月リリースされたゆず 3枚目となるオリジナルアルバム。
「飛べない鳥」「嗚呼、青春の日々」など誰もが1度は聴いたことのある楽曲が収録されていますが、全体的にはやや暗めの曲や硬派な曲が多く、明るくポップなゆずのイメージとは一転した味が楽しめるアルバムです。今後のゆずについて悩んでいた頃ともささやかれている本アルバムはゆずが当時抱えていた想いを強く感じることができるファンにとっても大切な1枚。
ゆず 2ndアルバム『ゆずえん』
1999年10月リリースされたゆず 2枚目のアルバム。初めてのオリコンチャート入りを果たし、ミリオンセラーを達成しました。
初期のゆずの代表曲「サヨナラバス」「いつか」の他、フジテレビ系バラエティ番組『あいのり』初主題歌「始まりの場所」など全15曲が収録されており、今とはまた違ったあどけなさが残るゆずを楽しめる1枚です。
ゆず 1stアルバム『ゆず一家』
1998年7月リリースされたゆず 1枚目のアルバム。1998年2月1日、ミニアルバム『ゆずマン』でメジャーデビューを果たしてから初めてのアルバム作品です。
横浜伊勢佐木町の松坂屋前でストリートミュージシャンとして路上ライブを行っていたゆずの初フルアルバムには、今となっては代名詞的存在の「夏色」やスーパーカップのCMイメージソング「少年」など全14曲が収録されています。
ゆず ベストアルバム
ゆず 4th ベストアルバム『ゆずイロハ1997-2017』
2017年4月にリリースされたゆず 4枚目のベストアルバム。
デビュー20周年を記念した本作は、ファンはもちろん、ゆず入門編としても楽しめる作品となっており、数々のヒット曲を含んだ全50曲が収録されています。中でも「イロトリドリ」「サヨナラバス」「悲しみの傘」ではいきものがかり 、back number 、SEKAI NO OWARI がそれぞれレコーディングに参加し、デビュー20周年にふさわしい豪華コラボが実現されたアルバムになっています。
ゆず 3rd ベストアルバム『YUZU YOU』
2012年4月にリリースされたゆず 3枚目のベストアルバム。
デビュー15周年を記念し、2006年〜2011年にリリースされた楽曲の中から全16曲が収録されています。「超特急」や「明日天気になぁれ」などのヒット曲はもちろん、ゆずが関ジャニ∞ に提供した楽曲「T.W.L」のセルフカバーや「栄光の架け橋」のシンフォニックオーケストラバージョンなどアルバムならではのアレンジも楽しめるバラエティに富んだベストアルバムです。
ゆず 2nd ベストアルバム『ゆずのね[1997~2007] DISC-1「根」/ DISC-2「音」』
2007年10月13日リリースのゆず 2枚目のベストアルバム。
1stベストアルバムの発売から2年後のリリースとなりましたが前作とは収録楽曲が被らない仕様になっており、収録曲はこれまで発表された楽曲の中からメンバーが自ら選曲した全31曲が収録。
デビュー10周年記念アルバムをした本作のジャケットはこれまでリリースされたオリジナルアルバムのジャケットが木に生っており、左部分にはひらがなで「ゆず」、根っこの部分には英字で「YUZU」の隠し文字がそれぞれ確認できる仕様です。
ゆず 1stベストアルバム 『Home [1997~2000]』
2005年6月にベストアルバム『Going』と同時リリースされたゆず 初めてのベストアルバム。
収録曲は「始まりの場所」や「サヨナラバス」など1997年〜2000年までにリリースされたオリジナルアルバムの収録曲の中から選曲された15曲が収録されています。ジャケットのアートワークは村上隆 が手がけており、ゆずらしい温かいテイストのアルバムタイトルにちなんだイラストが施されています。
ゆず 1stベストアルバム『Going[2001~2005]』
2005年6月にベストアルバム『Home』と同時リリースされたゆず 1枚目のベストアルバム。
収録曲は「栄光の架け橋」「桜木町」など2001年〜2005年までにリリースされたオリジナルアルバム収録曲の中から15曲が収録。本作のアートワークも村上隆が手がけており、ポップな『Home』とはまた違った可愛らしいイラストが描かれています。