シングル表題曲の他にも、斎藤ネコが編曲に関わった「夜桜」やMVも公開されている「Food」などは人気が高く、タイアップ作品が少ないものの、全ての楽曲において洗練された“SEKAI NO OWARIの世界観”を感じさせる1枚となっています。
SEKAI NO OWARI サードフルアルバム『Lip』
『Eye』と同時に2019年2月27日にリリースされた『Lip』。「狂気」をイメージさせる『Eye』とは対照的に、SEKAI NO OWARIならではのポップな音楽性を凝縮したような1枚です。
『Lip』と『Eye』のパッケージは並べると1つの絵が完成するようなデザインとなっています。
オリコン週間ランキングでは『Eye』を抑えSEKAI NO OWARIとして初登場1位を獲得しました。配信限定シングルでドラマ『リーガルV』の主題歌として起用された「イルミネーション」、10thシングルで動物殺処分ゼロプロジェクト支援作品である「Hey Ho」、映画『君は月夜に光り輝く』の主題歌として提供した楽曲「蜜の月」など、耳の奥にすんなりと馴染む優しいポップミュージック全13曲が収録されています。
2015年1月14日にリリースされたSEKAI NO OWARIのセカンドフルアルバム『Tree』。アルバム名は前作からの約2年半の間の活動を「樹を建てた」と比喩したことに由来します。
SEKAI NO OWARIの認知度が急速に上がった作品の数々を収録しており、オリコンチャートでも遂に初登場1位を獲得しました。映画『海月姫』の主題歌として起用された「マーメイドラプソディー」、映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌で、SEKAI NO OWARIと言えばこれ!という1曲にも選ばれるくらい有名な1曲「RPG」、更に「ドラゲナイ」が一時期大流行した優しいタッチの7thシングル表題曲「Dragon Night」など、数々のヒット曲を含む全13曲を収録しています。
現在の「SEKAI NO OWARI色」が強い本アルバムは、ファン以外の多くの人からも指示を得ており、リリースから4年経った現在も名作として愛され続けています。
本アルバムを機にSEKAI NO OWARIの幻想的な音楽と、歌詞に込められたメッセージが世に認められ、日本の音楽シーンに新たな風を送ることとなりました。
SEKAI NO OWARI ファーストフルアルバム『ENTERTAINMENT』
2019年7月10日にリリースされたSEKAI NO OWARIのファーストフルアルバム『ENTERTAINMENT』。メジャーデビュー後初のオリジナルアルバムですが特にテーマはなく、前作『EARTH』リリース後の2年半の記録としての1枚となっています。
SEKAI NO OWARIの認知度が更に上がるのはセカンドアルバム収録楽曲からですが、本アルバムではまだまだ洗練されきれていない粗削りなFukaseの歌声とシンプルなメロディーラインが、全体として現在よりも爽やかな印象を与えます。
インディーズアルバムと同様、今のSEKAI NO OWARI とはまた違う世界観や雰囲気を味わえる、特別感のある1枚となっています。
SEKAI NO OWARI インディーズアルバム
SEKAI NO OWARI インディーズ・ファーストアルバム『EARTH』
2010年4月7日にリリースされたSEKAI NO OWARIのインディーズ・ファーストアルバム『EARTH』。「世界の終わり」名義での作品で、オリコン最高順位は週間15位でした。インディーズシングル「幻の命」、日常にある矛盾を描き、インパクト大なメッセージを持つ「虹色の戦争」など、バンド結成から2年の間に作られた、SEKAI NO OWARIの原点とも言える厳選された7楽曲を収録しています。