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2021.09.02更新

globeオリジナルアルバム解説!「globe」「FACES PLACES」など全作品をご紹介

画像出典:Spotify

globeの最新・人気アルバムを徹底解説。90年代を代表するTKサウンドにロックとダンスミュージックを融合させてスーパーヒットを連発したglobe。プロフィールのご紹介やオリジナル・ミニアルバム全12作品を掲載します。

globeの最新・人気アルバムを解説

globe 11th〜9thオリジナルアルバム

globe 11thオリジナルアルバム『maniac』

2006年3月23日リリース。前作『globe2 pop/rock』から約7ヶ月ぶりにリリースされたオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート12位を記録しました。

2枚組でリリースされたこのアルバムには、DISC1にニベア花王『8×4 kirei』CMソング・NTTドコモ「FOMA P902i」プリインストールソングに起用された「Soldier」、アンビエントな要素を感じる「Please don’t give up」、メンバーMARCがボーカルを担当した「SIMPLOVE」など全10曲が収録されています。DISC2には映画『ミシェル・ヴァイヨン』日本版イメージソング、フジテレビ『とくダネ!特捜部』テーマソング、さらに日本テレビ「スポーツうるぐす」エンディングテーマと3つのタイアップがつき、KEIKOのソロシングルとしてもリリースされた「HUMANRACE」、同じくKEIKOのソロ曲で『OISO LONG BEACH』CMソング「海との友情」など全10曲が収録されています。

globe 10thオリジナルアルバム『globe2 pop/rock』

2005年8月10日リリース。前作『LEVEL 4』から約2年5ヶ月ぶりにリリースされたオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート5位を記録しました。

デビュー10周年にリリースされ、第2幕という意味合いをもつこのアルバムには、ノリのいいポップソング「Love goes on!!」、ハードロック色が出ている「EXPECTATION」、アニメ『ブラック・ジャック』OPに起用された「Here I Am」など全12曲が収録されています。

globe 9thオリジナルアルバム『LEVEL 4』

2003年3月26日リリース。前作『Lights2』から約11ヶ月ぶりにリリースされたオリジナルアルバムです。オリコン週間チャートでは17位を記録しました。

globeにX JAPANYOSHIKIが加入した後(globe extreme)、初めてリリースされたこのアルバムには、アルバムと同時リリースした29枚目のシングル「get it on now feat. KEIKO」、携帯電話が蔓延る現代のライフスタイルの歪みをテーマに作詞した「THE BOX」、作詞・作曲・編曲にYOSHIKIが参加し、海外ドラマ「ダークエンジェル」日本イメージソングに起用された「seize the light」など全9曲が収録されています。

globe 8th〜6thオリジナルアルバム

globe 8thオリジナルアルバム『Lights2』

2002年4月17日リリース。前作『Lights』から約2ヶ月ぶりにリリースされたオリジナルアルバムで、『Lights』の続編的な作品です。オリコン週間チャート2位を記録しました。

『Lights』同様、サポートミュージシャンを起用せず、小室哲哉が全てのプリプロからミックスダウンまで担当したこのアルバムには、日本テレビ『最強魂・K-1ジャパン』イメージソング「Knockin’on the door of my heart」、テレビ東京系アニメ『サイボーグ009』ED「STARTING FROM HERE」、NHK『ポップジャム』ED「ひとりごと」、ポンピドーセンター&シャガール家秘蔵作品『マルク・シャガール展』イメージソング「INSPIRED FROM R&B」など全11曲が収録されています。

globe 7thオリジナルアルバム『Lights』

2002年2月6日リリース。前作『outernet』から10ヶ月ぶりにリリースされたオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート2位を記録しました。

小室哲哉1人でプリプロからミックスダウンまで担当したこのアルバムには先行シングル「OVER THE RAINBOW」アルバムバージョン、テレビ東京系『倫敦音楽館 Lon-mu』OP「Many Classic Moments」、アニメ『サイボーグ009』OP「What’s the justice?」、アニメ『サイボーグ009』ED「genesis of next」のアルバムバージョン、フジテレビ系ドラマ『スタアの恋』主題歌「Stop! In the Name of Love」のアルバムバージョン、ピアノ一発録りの即興曲「Lights brought the future」など全10曲が収録されています。

globe 6thオリジナルアルバム『outernet』

2001年3月28日リリース。前作『CRUISE RECORD 1995-2000』から約1年6ヶ月ぶりにリリースされたオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート9位を記録しました。

トランス・ロック・ヒップホップを基調としたミクスチャー・ロックがテーマになったこのアルバムには、globe featuring TK名義でリリースされたインストゥルメンタルシングル曲「Throwin’ down in the double 0」、資生堂『AQUAIR水分ヘアパックシャンプー』CMソングに起用された「like a prayer」「とにかく無性に…」、日本テレビ『ストレートニュース』主題歌「DON’T LOOK BACK」、作曲に木根尚登が参加した「another sad song」、「soft parade」など全12曲が収録されています。

globe 5th〜3thオリジナルアルバム

globe 5thオリジナルアルバム『CRUISE RECORD 1995-2000』

1999年9月22日リリース。前作『Relation』から約9ヶ月ぶりにリリースされた5枚目のオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート1位、1999年度年間ランキング3位を記録し、第14回日本ゴールドディスク大賞、ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

「BEST+NEW ALBUM」というコンセプトで制作されたこの2枚組アルバム。DISC1には珍しくR&B色が強く出た「MISS YOUR BODY」、19thシングルとしてシングルカットされたSOTEC『e-one 500』CMイメージソング「biting her nails」、1stアルバムにも収録された大ヒット4thシングル「DEPARTURES」、新録の「TIME without tears」、DISC2には、7thシングル「Can’t Stop Fallin’ in Love」や13thシングル「wanna Be A Dreammaker」、新録のピアノの旋律が美しくも儚いインストゥルメンタル曲「to be continued 2000」など全15曲が収録されています。

globe 4thオリジナルアルバム『Relation』

1998年12月9日リリース。前作『Love again』から約8ヶ月ぶりにリリースされた4枚目のオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート1位、1999年度年間12位を記録し、第13回日本ゴールドディスク大賞、ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

1970年代のプログレッシブ・ロックやブリティッシュビートを意識して製作されたこのアルバムには、NISSEKI『Enaカード』キャンペーンCMソング「wanna Be A Dreammaker」アルバムバージョン、NESCAFE『ウェイクアップモーメント・ブレイクタイムモーメント』CMソング「Sa Yo Na Ra」アルバムバージョン、ボーカルKEIKOが作詞を担当した「like a snowy kiss」「illusion」、MARCがリードボーカルを担当した「calls from the public」、日本テレビ『P.A. プライベート・アクトレス』主題歌「Perfume of love」アルバムバージョンなど全11曲が収録されています。

globe 3rdオリジナルアルバム『Love again』

1998年3月31日リリース。前作『FACES PLACES』から約1年ぶりにリリースされた3枚目のオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート1位、1998年度年間12位を記録し、第13回日本ゴールドディスク大賞を受賞。

距離の近い男女をコンセプトにしたこのアルバムには、恋が終わった人の恋を振り返りたくない気持ちを描いた「UNDER Your Sky」、女性の不満を歌詞に込めた「Watching everything」、カリフォルニアの雰囲気を意識して製作された「Open Wide」、TBSドラマ『青い鳥』主題歌「Wanderin’ Destiny」のアルバムバージョンなど恋愛ソングを中心に全13曲が収録されています。

globe 2nd〜1stオリジナルアルバム

globe 2ndオリジナルアルバム『FACES PLACES』

1997年3月12日リリース。前作『globe』から約1年ぶりにリリースされた2枚目のオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート1位、1997年度年間3位にランクイン。また第12回日本ゴールドディスク大賞ベスト・ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

「ニルヴァーナの終結」「グランジの崩壊」などをアルバムテーマとし独自の拘りを見せたこのアルバムには、カネボウ『マイルドコートシャンプー』CMソング「Because I LOVE the NIGHT」、フジテレビ『彼女たちの結婚』主題歌でミリオンヒットを記録した「FACE」のリアレンジバージョン、JR東日本『JR ski ski』キャンペーンソングでミリオンヒットを記録した「Can’t Stop Fallin’ in Love」のリアレンジバージョンなど大ヒットシングル5曲を含む全14曲が収録されています。

globe 1stオリジナルアルバム『globe』

1996年3月31日リリース。小室哲哉プロデュースでデビューしたglobeの記念すべき1枚目のオリジナルアルバムです。オリコン週間チャート1位、1996年3月・4月度月間1位、1996年度年間1位にランクイン。また第11回日本ゴールドディスク大賞グランプリ・アルバム賞、第38回日本レコード大賞アルバム大賞を受賞しました。

ダンスミュージックのみならず様々な音楽ジャンルを詰め込んだというこのアルバムには、フジテレビ『ひとりにしないで』主題歌でダブル・プラチナ認定、オリコン週間チャート3位を獲得した1stシングル「Feel Like dance」、ボーカルKEIKOが初めてラップに挑戦した「GONNA BE ALRIGHT」、JR東日本『JR ski ski』キャンペーンソングで2ミリオンを記録した4thシングル「DEPARTURES」、TOYOTAのCMソング「Joy to the love」、TDK『ミニディスク』CMソング「SWEET PAIN」など大ヒットシングル5曲を含む全12曲が収録されています。

globe ミニアルバム

globe 1stミニアルバム『new deal』

2006年8月9日リリースのglobe1枚目のミニアルバム。オリコン週間チャートでは20位を記録しました。

Guns N’ RosesNine Inch Nailsのドラマーがサポートメンバーとして参加しているためバンド色がより色濃く出たこのアルバムには、ラテン系のノリが気持ちいいタイトルトラック「new deal」、ウェストコーストサウンドが魅力の「ALL HOPE」、11枚目のオリジナルアルバムにも収録されている「Sodier」新録LAセッションバージョンなど全5曲が収録されています。

このアルバムをリリース後、2008年までグループは事実上の活動休止状態となりました。