the future magazineが復刊 ヨギー、PAELLAS、栁俊太郎など貴重な過去インタビューも再公開

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文: Yuya Eto 

15年1月にスタートし、16年7月の更新を最後に休止していたwebマガジン『the future magazine』がDIGLE MAGAZINE内で復活することとなった。当時公開されていた記事も再公開され、1月からは新たな記事コンテンツが展開される。

DIGLE MAGAZINE内で復刊。今後は定期的にコラボコンテンツを公開

『the future magazine』(以降:tfm)はライター・エディターであるHiroyoshi Tomiteを編集長とした2015年1月に立ち上げられたwebマガジン。若手の写真家たちとタッグを組んで非常に高いクリエイティブを行い、The Mirraz脱退後初の声明となったフレンズのドラマー・関口塁のインタビューや、1stアルバムを出したばかりのYogee New Waves角舘健悟。プロデュース業に専念していた頃の小袋成彬が手がけた綿めぐみ、名が世の中に広く知れ渡る直前のPAELLASへのインタビュー、俳優・栁 俊太郎のこれまで語られてこなかった10代の話など注目度の高い記事コンテンツを公開していた。

16年7月以降は更新を休止をしていたtfmだが、この度DIGLE MAGAZINE内で復刊することになり、同マガジンの中で今後記事コンテンツを公開する予定。最新コンテンツの更新は1月末からを想定している。

Hiroyoshi Tomiteコメント

ご無沙汰しております。この度、the future magazineを影から支えてくれていたメンバーからの誘いで再びthe future magazineの冠で発信をさせてもらう運びとなりました。

DIGLEのアイデアを聞いた当初、プレイリストが今ほど浸透していませんでした。現在のような音楽の聴かれ方がすることを予期しなかった自分としては、新しい音楽の楽しみ方に早々と注目をし、情報発信を続けたDIGLE編集部チームに尊敬の念を持っています。

自分がthe future magazineという箱を通じて、表現を行いたいのか、それとも音楽ファンに新しい発見を見出してもらいたいのか、アーティストの知られざる一面を見てもらいたいのか……。やりたいことを、列挙したなかからひとつに定めることはできません。ただ今まで以上に尊敬の念を抱いている音楽家や写真家、表現者たちとのコラボレーションを通じて、実験精神、アイデアを詰め込んだ驚きのあるコンテンツを更新していけたらと思っています。若き芸術家達が遠く離れた未来を闇雲に語るのではなく、過去現在未来の地平を俯瞰してみた地点から発信していきたいと、志を新たにしています。よろしくお願いします!

Hiroyoshi Tomite Profile

1988年埼玉県生まれ。フリーランスの編集・文筆業。紙・WEB・イベント問わず企画・編集、及び執筆業を行う。インディペンデントで4月に霧にまみれたライブイベント『Fog.』を原宿VACANTにて開催。9月には、リソグラフ印刷技法を取り入れた冊子『GRADIENT』を制作し展示を行った。

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