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2021.09.02更新

Acid Black Cherryアルバム解説!「L-エル-」、「Recreation 4」など全オリジナル・カヴァー作品などをご紹介

画像出典:Spotify

Acid Black Cherryの最新・人気アルバムを徹底解説。Janne Da Arcのヴォーカル・yasuのソロプロジェクトであるAcid Black Cherry。プロフィールのご紹介やオリジナル・カヴァーアルバムなど全9作品を掲載します。

Acid Black Cherryの最新・人気アルバムを解説

Acid Black Cherry 3~4thオリジナルアルバム

Acid Black Cherry 4thオリジナルアルバム『L-エル-』

2015年2月にリリースした4枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは週間2位を獲得し、月間1位に輝きました。年間ランキングでも28位に食い込んでいます。愛をテーマに、エルという架空の女性を主人公にストーリー展開しています。

毎日放送・TBS系列で放送した木曜深夜ドラマ『悪霊病棟』の主題歌「Greed Greed Greed」、MVが日本映画テレビ照明協会第45回照明技術賞受賞作品の中のMPV部門優秀照明賞を受賞した「黒猫 〜Adult Black Cat〜」を含む全14曲を収録。

壮大なストーリーを表現したコンセプトアルバムで、楽曲一つ一つの完成度が高い作品です。

Acid Black Cherry 3rdオリジナルアルバム『「2012」』

https://open.spotify.com/album/4imU87W8ey2PMCplz0X2v7?si=DpxEXsxrQvSDyvuSmVYgUA

2012年3月にリリースした3枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは週間1位に輝き、月間では3位、2012年度上半期14位、年間ランキングでは32位に食い込んでいます。

前作からは約2年振りのリリース。アルバムタイトルは「マヤ歴で世界が終わる」という架空のストーリーから付けられ、キャッチコピーの「この世に生まれたすべての人間には生きる”権利”と、そして生きる”義務”がある。」という生に対する想いをコンセプトにアルバム制作されています。BeeTVマンガ『賭博黙示録 カイジ』主題歌「ピストル」、日本テレビ『スッキリ!!』2月度エンディングテーマ「イエス」を含む全16曲を収録。

シリアスな世界観をハード・ロックサウンドで体現し、バリエーションのある楽曲で構成された傑作です。

Acid Black Cherry 1~2ndオリジナルアルバム

Acid Black Cherry 2ndオリジナルアルバム『Q.E.D』

2009年8月にリリースした2枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは週間2位を記録し、月間でも9位に食い込みました。

実際の未解決事件であるブラック・ダリア事件をモチーフにした架空の事件“ブラック・マリア事件”をストーリー形式で展開し、「人は人を裁けるのか?」というコンセプトのもと、アルバム制作されています。アルバムには「眠り姫」「Jigsaw 〜ジグソー Q.E.D. version〜」、「Mother」、「優しい嘘」を含む全12曲を収録。

テクニカルな演奏にトリッキーなヴォーカルが絡み、スリリングなトラックが並んだ1枚です。

Acid Black Cherry 1stオリジナルアルバム『BLACK LIST』

2008年2月にリリース。アルバム作品としてもメジャー作品としても記念すべき1枚目のオリジナルアルバム。オリコンではファーストアルバムにも関わらず週間2位に輝き、年間ランキングでは81位、登場回数は22回に上りました。Billboard Japanのアルバムチャートでは1位を獲得。

「愛してない」、「冬の幻」、「Black Cherry」を含む全12曲を収録。ヒットシングルを多く含み、歌謡曲にも通じるメロディーをハードなロックサウンドで内包した作品です。

Acid Black Cherry 3~4th カヴァーアルバム

Acid Black Cherry 4thカヴァーアルバム『Recreation 4』

2017年1月にリリースした4作目のカヴァーアルバム。オリコンでは週間5位に食い込みました。前アルバムから約2年振りのリリース。全カヴァーアルバムからは約3年10か月振りの発売となりました。THE ALFEEのシングル「星空のディスタンス」、絢香のシングル「三日月」、THE BLUE HEARTSの大ヒットソング「青空」など、ヴィジュアル系とは離れたジャンルの楽曲を積極的に収録した全12曲入り。

普段ロックやメタルを軸に音楽活動をするyasuが、ポップスやパンクをカヴァーする貴重なアルバムです。

Acid Black Cherry 3rdカヴァーアルバム『Recreation 3』

2013年3月にリリースした3枚目のカヴァーアルバム。シングルのカップリングを中心に、SIAM SHADEの大ヒットソング「1/3の純情な感情」、テレサ・テンのシングル「時の流れに身をまかせ」、TOM★CATの「ふられ気分でRock’n’ Roll」、音楽の教科書にも載った井上陽水の楽曲「少年時代」、DREAMS COME TRUEの大ヒットソング「未来予想図II」を含む全13曲を収録。

1900年代後半から2000年初頭に発表された楽曲を中心に収録されており、年代を選ばない作品に仕上がっています。

Acid Black Cherry 1~2nd カヴァーアルバム

Acid Black Cherry 2ndカヴァーアルバム『Recreation 2』

2010年6月にリリースした2枚目のカヴァーアルバム。オリコンでは週間7位に食い込みました。松田聖子の楽曲「天使のウィンク」、チェッカーズの「ジュリアに傷心」、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」、欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」、クリスタルキングの「大都会」を含む全12曲を収録。

喉の治療により活動を一時休止していたAcid Black Cherryの活動再開後初リリース作。今作も引き続きレトロな楽曲中心で、世代を超えて楽しめる名曲ぞろいのラインナップです。

Acid Black Cherry 1stカヴァーアルバム『Recreation』

2008年5月にリリースされた記念すべき1作目のカヴァーアルバム。前作から約3か月ぶりという短いスパンでの発売です。オリコンでは週間3位を記録。工藤静香の「恋一夜」、中森明菜の「スローモーション」、久保田早紀の「異邦人」、あみんの「待つわ」など、女性歌手のトラックを多く含む全10曲が収録されています。

yasuのハイトーンヴォイスを生かしたカヴァーが多く含まれ、女性のキーでもマッチした歌声が心地いい1枚です。

Acid Black Cherry 1st企画アルバム『Acid BLOOD Cherry』

2017年6月にリリースした1作目の企画アルバム。オリコンではデイリー、週間で2冠を獲得。yasuと親しいアーティストに楽曲制作を依頼。アルバムタイトルの“Acid BLOOD”があらわすように『刺激的な血』を注ぎ込むというコンセプトのもと、制作された。defspiralRYOが書き下ろした「THE RUINER」、アルバムリードトラックの「BAD BLOOD」、Ledaの書き下ろし「Forbidden Bells」を含む全10曲を収録。

これまで作詞・作曲・編曲の全てをyasuが手がけて来たAcid Black Cherryにとって、新たな音楽性を見出したフレッシュな作品となっています。