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2021.09.02更新

TM NETWORK全オリジナルアルバム解説!「QUIT30」、「SPEEDWAY」など全作品をご紹介

画像出典:Spotify

TM NETWORKの最新・人気アルバムを徹底解説。数々の名曲を生み出してきた小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登による3人組ユニット、TM NETWORK。プロフィールのご紹介やオリジナルアルバム全12作品を掲載します。

TM NETWORKの最新・人気アルバム解説

TM NETWORK 12th〜10th オリジナルアルバム

TM NETWORK 12thアルバム『QUIT30』

2014年10月にリリースした12枚目のオリジナルアルバム。オリコンではデイリー6位、週間8位を獲得しました。

テレビ番組『ミュージックドラゴン』OP「Alive」を含む2枚組全22曲が収録されています。レトロフューチャーな打ち込みサウンドとプログレッシブロックの融合。じっくり時間をかけて聴き込みたい作品です。

TM NETWORK 11thアルバム『SPEEDWAY』

2007年12月にリリースした11枚目のオリジナルアルバム。

オリコンでは最高12位、登場回数5回を記録。iTunesの総合ランキングでは3位、J-POP部門で1位に輝きました。テレビ番組『今夜はシャンパリーノ』エンディングテーマ「WELCOME BACK2」を含む全11曲を収録。

ダンス、アメリカーナなど様々な音楽ジャンルを内包し、哀愁漂う仕上がりの作品です。

TM NETWORK 10thアルバム『NETWORK -Easy Listening-』

2004年3月にリリースした10作目のオリジナルアルバム。オリコンでは最高12位を獲得しました。

デビュー20周年を記念しリリースされた本作は「男の視点から見た世代間の事を考えさせられるような歌詞を書く」ことをコンセプトに制作されています。カメリアダイアモンドCMソング「Love Train」を含む全10曲を収録。

トランスを軸に、社会的な内容の歌詞を乗せた世代を選ばない1枚です。

TM NETWORK 9th〜7th オリジナルアルバム

TM NETWORK 9thアルバム『キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round』

2003年2月にリリースした9枚目のオリジナルアルバムであり、インディーズ時代のアルバム『Major Turn-Round』をメジャーから再販する際に同時リリースされました。

『EOS B500』のCMソング「EPILOUGE 1991〜月とピアノ〜」、同時リリースの9thアルバム『Major Turn-Round』収録曲のリミックスバージョン「WORLDPROOF」など含む2枚組全19曲を収録。

メロトロンを使用するなど70年代のプログレッシブ・ロックを前面に押し出した実験的な1枚です。

TM NETWORK 8thアルバム『EXPO』

1991年9月にリリースした8枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは見事週間1位に輝きました。

伊集院光の声をサンプリングした「Crazy For You」、イベント<SPACE WORLD>の為に制作され、その後スペースワールドの閉園BGMにも起用された「Think Of Earth」を含む全12曲を収録。フォーク、メタル、歌謡曲など様々な音楽ジャンルを取り込んだプログレな1枚です。

TM NETWORK 7thアルバム『RHYTHM RED』

1990年10月にリリースした7枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは週間1位に輝きました。

『マクセルカセットテープ』CMソング「THE POINT OF LOVERS’ NIGHT」、ハウス食品『O’ZACK』CMソング「RHYTHM RED BEAT BLACK」を含む全11曲を収録。

TM NETWORK 6th〜4th オリジナルアルバム

TM NETWORK 6thアルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991〜』

1988年12月にリリースした6枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは1位に輝き、ダブルプラチナを獲得しています。

映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』主題歌「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」を含む全13曲を収録。シンプルなメロディーにシンセサイザーを多用したドラマティックなサウンドが魅力の1枚です。

TM NETWORK 5thアルバム『humansystem』

1987年11月にリリースした5枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは見事1位を獲得。

「機械と人間の融合」をテーマに制作された本作はテレビドラマ『痛快!ロックンロール通り』主題歌「RESISTANCE」、数々のアーティストにカヴァーされた「Be Together」を含む全11曲を収録。

TM NETWORK 4thアルバム『Self Control』

1987年2月にリリースした4枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは3位を獲得し、年間ランキングでも29位に食い込みました。

ブレイクのきっかけともなったタイトルトラック「Self Control」、技巧派ナンバー「All-Right All-Night (No Tears No blood)」を含む全10曲を収録。序盤にアップテンポな楽曲を置き、後半でバラードを聴かせてくれる王道の1枚です。

TM NETWORK 3rd〜1st オリジナルアルバム

TM NETWORK 3rdアルバム『GORILLA』

1986年6月にリリースした3枚目のオリジナルアルバム。オリコンでは12位にランクインしています。

サックスはTower of Powerの元メンバーのLENNY PICKETT、ラップはThe WidlBunchのメンバーなど数々のミュージシャンが参加しているアルバム。16ビートのグルーヴが気持ちいい「Come on Let’s Dance」を含む全10曲を収録。全体的にファンク色が強めな、踊れる1枚です。

TM NETWORK 2ndアルバム『CHILDHOOD’S END』

1985年6月にリリースした2枚目のオリジナルアルバム。

都会的な恋愛やSF要素、さらにはエレクトリックなバンドサウンドが全面に出された本作には、テレビ西日本キャンペーンソング「FANTASTIC VISION」などを含む全11曲が収録されています。それまでのシンセ要素を抑え込み、バンドサウンドが前面に押し出されたこれまでのTM NETWORKとは一味違う1枚です。

TM NETWORK 1stアルバム『RAINBOW RAINBOW』

1984年4月にリリースした記念すべきメジャー1枚目のオリジナルアルバム。

アルバムジャケットはワニの面を被った少女で、本人が登場しないジャケットは当時話題になりました。『コカ・コーラ フレッシュサウンズコンテスト』で優勝を果たした楽曲「1974 (16光年の訪問者)」を含む全9曲を収録。アルバムの流れも綿密に計算された高品質な作品です。