2023.10.27更新

『約束のネバーランド』レイとは?冷静さとミステリアスさを併せ持つ謎めいた少年の魅力やエピソードをご紹介!

主人公・エマと一緒にGF(グレース=フィールド)ハウスで育った少年、レイをご紹介。常に冷静沈着な様子とその裏に秘めた驚くべき真実に大注目であるレイのエピソードなどをご紹介!

『約束のネバーランド』レイとは?

主人公エマとともにGF(グレース=フィールド)ハウスで育った少年であり、いつも冷静沈着な頼れる存在です。普段は読書をしており、黒髪で片目が隠れていることからもミステリアスな雰囲気を漂わせています。

テストでは毎回フルスコアを取るほどの頭脳を持ち、エマ達とは仲良しですが現実主義的で冷めたところがある人物です。普通の子供にはある「幼児期健忘」が無く、母親のおなかの中にいた時のことも覚えているという珍しいエピソードもあります。

GFハウスの真実を知り子供達全員で脱出しようと考えるエマをサポートしますが、作戦の準備が進む中でママ・イザベラとの驚くべき関係性が明らかに。

レイの正体は?内通者を担っていた理由とは?

レイはエマやノーマンとともにGF(グレイス=フィールド)ハウスで育った少年ですが、彼女たちとは少し違う影を感じさせるキャラクターです。実は、彼はGFの中でママ・イザベラのスパイとしてずっと暗躍していました。「自分が協力すれば、即出荷はしないこと」と報酬を貰うことを交換条件とし、ママとの取引を続けていたのです。

ここまでの話を聞くと「レイは嘘つきでひどい奴」との印象を持つかもしれませんが、実際には違います。彼は内通者をかって出る代わりに、親友であるエマとノーマンをぎりぎりまで出荷させないことをイザベラにお願いしていたのです。

レイが内通者となったのは彼が6歳のころ。物語開始時点での年齢が11歳であることを考えると、5年もの間誰にも言えずに1人で戦っていたレイの苦労が感じられます。

レイの母親はイザベラ??

レイはイザベラにとって、ただの内通者というだけではありません。実は、イザベラとレイは実の母と息子だったのです。レイがまだイザベラのお腹の中にいた頃。彼女は自分の親友だったレスリーが作った曲をお腹の中のレイに聞かせていました。そしてその歌をレイが不意に口ずさんだことから、彼が自分の息子であることにイザベラは気づきます。レイは通常の子供に起きる「幼児期健忘」が起こらなかったために、イザベラのお腹の中で聞いていた歌を覚えていたのです。

農園の子供は鬼の食用に作られたはずであり、レイとイザベラの関係は通常の母子関係とは異なります。しかしレイが自分の息子だと知った時のイザベラの衝撃は、非常に大きな物だったでしょう。