『東京卍リベンジャーズ』に登場する武藤泰宏(ムーチョ)とは?過去についてや裏切り、イザナとの関係などもご紹介。(ネタバレあり)
大柄で見るからに強そうなイカツイ容姿!トーマンを裏切った伍番隊隊長
ムーチョはトーマンの伍番隊隊長を務めていましたが途中で裏切る行動をみせており、ムーチョの過去が大きく関係しているようです。そんなムーチョの裏切った背景や、活躍するシーンなどについて見ていきましょう。
序盤では愛美愛主のメンバーを軽々と持ち上げるシーンも
序盤では数少ないムーチョの戦闘シーンです。8・3抗争で愛美愛主のメンバーを持ち上げて投げ飛ばしていました。隊長であることから、相応にケンカが強いことは想像がつきますが、かなりの怪力の持ち主だということが分かります。
トーマンの中では特務を任せられている
ムーチョが所属している伍番隊というのは、トーマンの中でも特別枠という位置づけの隊です。トーマンの中に裏切り者がいないかどうか探る特務を任せられています。もし、裏切り者を発見したら、マイキーの同意を得ることなく制裁を加える権限まで与えられているのです。トーマンでは内輪揉めはご法度ですが、ムーチョが裏切り者に制裁を加えるときだけは例外として扱われています。
伍番隊にその特務と権限が与えられているのは、ムーチョがトーマンの隊長の中でケンカがトップレベルで強いという事もありえそうです。
関東事変前にタケミチを拉致して裏切り
ムーチョは裏切り者を取り締まる立場でありながら、自らがトーマンを裏切っています。天竺との抗争の最中に、タケミチや千冬たちが作戦会議を始めようとしているときに、ムーチョがタケミチを拉致しました。
タケミチが目を覚ますと、そこにはイヌピーとココもいて、同じように拉致されて来た様子です。ここでムーチョが自分が任せられている特務についての話をタケミチたちの前でしました。その話を聞いたタケミチは自分が裏切り者と疑われているのではないかと思ってしまったようです。
しかし実際はそうではなく、ムーチョは自分が裏切り者だということを、カミングアウトします。目的はココを天竺に入隊させることでタケミチもイヌピーも抵抗しましたが、結局ココは奪われてしまいました。
実はイザナと同じS62世代で天竺の創設メンバーだった
ムーチョはトーマンに入隊する以前から、イザナと顔見知りでした。少年院でイザナと出会い、2人ともS62世代だったのです。他に灰谷兄弟やモッチー、斑目などにも出会っています。
ムーチョはイザナと再会したことで、イザナを含むS62世代の少年院仲間とともに天竺を創設しました。もし、イザナと再会しなければ、トーマンを裏切ることはなかったかもしれません。
三途に慕われていた
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三途はトーマンに入隊直後に伍番隊に預けられました。一人っ子だったらしく、ムーチョを兄のようにして慕っていました。三途が常に黒いマスクを付けているのも、ムーチョから口元の傷を隠すために付けておくように言われていたためです。ケンカが強く忠誠心も強かったことから、半年後には副隊長になっています。
ムーチョはトーマンを裏切ったときには、三途に対しては無理に自分についてくるようには勧めませんでした。しかし、三途は自らの意思でムーチョについて行きました。
鑑別所出所直後に三途に殺されている
ムーチョは関東事変後に逮捕されて鑑別所に入り、その半年後に出所しましたが、このとき三途が迎えに来ていました。歓迎するように見せかけて、関東事変のときに戦った場所に連れていき、日本刀のような刃物でいきなり切りつけます。さすがのムーチョもなす術なく殺されてしまいました。
ムーチョがマイキーを裏切ったため、三途はこのような行動に出たようです。