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2021.09.02更新

あいみょん アルバム全解説 | 「瞬間的シックスセンス」など全アルバムを徹底解説

画像出典:Spotify

2019年2月13日にリリースされたあいみょんメジャー2枚目のフルアルバム「瞬間的シックスセンス」。「満月の夜なら」、「マリーゴールド」、「今夜このまま」など3枚のタイトルシングルを含む全12曲を収録。プロフィールやその他アルバム全4作品も紹介します。

あいみょん ファーストフルアルバム『青春のエキサイトメント』

2017年9月13日にリリースされた、あいみょんの記念すべきメジャー1枚目のフルアルバム。既にリリースされていた3つのシングルのタイトル曲「生きていたんだよな」、「愛を伝えたいだとか」、「君はロックを聴かない」や、映画『恋愛奇譚集』主題歌として書き下ろされた「漂白」を含む全11曲を収録。音楽の象徴であるイヤホンの周りに生活を感じさせる食べ物やアイテムを配置し、鮮烈な赤色で染められた印象的なアルバムジャケットは、メジャーのファーストシングルからアートワークを手掛けてきたとんだ林蘭が制作しました。

アルバムは、今は表舞台に立っていない憧れのアーティストへの思いを歌った「憧れてきたんだ」から始まり ドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』のOP曲でポエトリーリーディングが印象的な「生きてきたんだよな」、“君はロックなんか聴かないと思うけど私はこれで恋を乗り越えてきた”とロックへの思いと恋心を描く「君はロックを聴かない」など、メジャーデビューという節目にして、音楽愛・青春・生きることを存分に歌った金字塔的作品です。

サウンドプロデュースを田中ユウスケ(agehasprings)、関口シンゴOvall)、Michael KanekoSundayカミデ天才バンドワンドフルボーイズ)ら豪華ミュージシャンが手掛けたことで、サウンドが大幅にアップグレードされ、前作以上に歌のパワーを感じることができます。


あいみょん セカンドフルアルバム『瞬間的シックスセンス』

2019年2月13日にリリースされたあいみょんメジャー2枚目のフルアルバム。1枚目のアルバムと同様、3枚のタイトルシングル「満月の夜なら」、「マリーゴールド」、「今夜このまま」や、アニメ映画『あした世界が終わるとしても』挿入歌・主題歌の「ら、のはなし」と「あした世界が終わるとしても」などを含む全12曲を収録。『青春のエキサイトメント』とは対照的に、想像力を刺激する爽快な青のジャケットアートワークになっており、こちらもとんだ林蘭が制作しました。

アルバムは、 “君のアイスクリームが溶けた 口の中でほんのりほどけた”と、官能的なメタファーを歌う「満月の夜なら」で開幕早々あいみょんらしさを顕示。色によって意味が変わる花言葉を持ち、聴く人によっていろいろな捉え方ができるラブソング「マリーゴールド」や、ドラマ『獣になれない私たち』主題歌で、気持ちと行動との間で揺れる葛藤を歌った「今夜このまま」など、大人の恋愛・葛藤・ノスタルジーを瞬間的なインスピレーションで形にした2019年ポップシーンにおける名アルバムです。

サウンドは、インディーズ1枚目と2枚目のミニアルバムの対比と同様に、本作もメジャー1枚目と比べて、電子音や効果的なエフェクトを多用。「二人だけの国」の電子ドラムによる歯切れの良いグルーヴと関口シンゴOvall)によるサーフなギターの絡みや、「GOOD NIGHT BABY」のボーカルエフェクト・ポップなシンセサイザー・耽美的なギターの掛け合いなど、サウンド面も飽きがこない刺激的なものに仕上がっています。