2024.01.10更新

『東京卍リベンジャーズ』黒川イザナとは?死亡理由は?天竺、カクチョーとの関係などを紹介

『東京卍リベンジャーズ』に登場する天竺の総長・黒川イザナについてご紹介。本記事ではイザナの過去やマイキー との関係、名言など幅広く解説していきます!

『東京卍リベンジャーズ』黒川イザナとマイキーの関係

マイキーとは異母兄弟!?

イザナが登場した際は、マイキーの義理の妹であるエマの実兄という設定でした。つまり、真一郎やマイキーとも義理の兄弟にあたる関係です。

しかし、関東事変の最後、イザナの口から、エマとさえ血がつながっていなかったことが発覚し、佐野家の誰とも血縁関係がなかったことがわかります。イザナはエマの母親の元旦那と、フィリピン人の女性との間にできた子どもだったのです。

母に捨てられたうえに、誰も身寄りがない事実を知ったイザナは、天涯孤独となり絶望します。

マイキーへの嫉妬心とエマの殺害

身寄りのなかったイザナが、幼いころから憧れた唯一の存在であった真一郎。しかし、真一郎のマイキーへの想いを知ったイザナは、激しい嫉妬心にかられるのでした。

真一郎は少年院にいたイザナの面会に行き、手紙のやり取りをするなど常に弟として彼を扱います。しかし出所後、真一郎に黒龍を継がせてほしいと伝えたところ、マイキーとイザナに引き継ぎたいと聞かされ、マイキーに対して強い嫉妬を抱くのです。また、過去の手紙の中には、万次郎の話はもうしないでと書かれたものもありました。

真一郎が理想の兄になってくれないことを理解したイザナは、一虎が彼を殺害したことで、マイキーを灰にして真一郎の代わりにしようと画策するのでした。そして、そのために妹のエマを殺害します。(手にかけたのは稀咲)

マイキーを絶望させたイザナは、自らの手でマイキーを殺そうとしますが失敗。その後、稀咲が持っていた銃を取り上げ、マイキーを撃ち殺そうとします。

『東京卍リベンジャーズ』黒川イザナの過去

極悪の世代S62が集結した天竺

真一郎が殺されたことに絶望し、灰のようになったイザナの元に稀咲が訪れます。そして、マイキーを灰にするという共通の目的を達成するために、少年院のときに一緒だったS62世代の仲間を中心に天竺を結成するのです。

イザナ以外のS62世代のメンツは、以下の通り。

ムーチョ(武藤泰宏):罪状は傷害。相手をコンクリートに投げつけ脊髄損傷で下半身不随
・望月莞爾(もちづきかんじ):罪状は公務執行妨害。ケンカを止めに入った警察官をボコボコにする。天竺四天王
灰谷兄弟(灰谷蘭・灰谷竜胆):罪状は傷害致死。暴走族チーム「狂極」の副総長の顔面を必要以上に殴りつけ殺害。天竺四天王
・班目獅音(まだらめしおん):黒龍9代目総長で天竺四天王

それに加え、イザナの下僕であり四天王トップの鶴蝶(カクチョー)と稀咲、半間の極悪コンビ、元黒龍の九井一(ココ)が名を連ねます。

黒川イザナと鶴蝶の関係

イザナと鶴蝶はもともと同じ施設で育ちました。両親を事故で亡くしたうえに、施設でいじめられ自殺しようと思っていた鶴蝶に、イザナは自分の下僕になるという目的を与えます。

その後、鶴蝶は最強の殺戮マシーンとして、イザナの目的達成のために尽力するのでした。

しかし、関東事変の最後に、稀咲が撃った銃弾から鶴蝶を守るために、イザナは身代わりになって死亡します。そして、イザナを一人で死なせないように鶴蝶は、彼の手を握り、自分たちはうまく生きてこられなかったと言い残します。

王と下僕という関係性だった2人ですが、お互いにとってかけがえのない存在だったことがわかる最後だといえるでしょう。