2024.01.10更新

『東京卍リベンジャーズ』三ツ谷隆(みつやたかし)とは?過去についてや名言、声優などもご紹介

『東京卍リベンジャーズ』に登場する東京卍會の弐番隊隊長・三ツ谷隆(みつやたかし)についてご紹介。本記事では三ツ谷の過去や名言、声優についてなど幅広く解説していきます!

『東京卍リベンジャーズ』三ツ谷隆(みつやたかし)の過去

東京卍會創設メンバーのひとり

三ツ谷はマイキー、ドラケン、パーちん、場地一虎と共に、東京卍會を創設したメンバーです。三ツ谷はこのとき13歳でした。

弐番隊の隊長となった三ツ谷は、東京卍會メンバー間のトラブルシューティングを担うこともしばしば。例えば、8.3抗争で東京卍會を裏切ったペーやんを説得し、和解へと導きます。また、弐番隊に入ったばかりのタケミチがケンカで苦戦しているときも、常に気にかけてくれる世話焼きっぷりを発揮するのです。

荒くれものが多い東京卍會におけるメンバー間の均衡が保たれている背景には、三ツ谷の活躍があったことも大きかったのでしょう。

ドラケンとの出会い

ある日、家出をした三ツ谷が、壁にドラゴンの落書きをしていたとき、ドラケンと初めて会いました。そのとき、ドラケンが食べていたカルビ弁当と、三ツ谷が壁に描いたドラゴンの絵を交換することになり、2人の交友関係がスタートします。

ドラケンの誘いでその日のうちに、家である風俗店に行く三ツ谷。しかし、家に置いてきた妹のルナとマナのことが気がかりで遊びに集中できません。そんな三ツ谷を察したドラケンは、お前はいい奴だから不良には向いてないと伝え、家に帰ることを勧めるのです。

その一ヶ月後、ドラケンのもとを訪れた三ツ谷は、いつかドラケンに並ぶ存在になり、家族を大事にする不良になると宣言します。しかし、このときドラケンと三ツ谷の頭には、おそろいのドラゴンのタトゥーが入っていたのです。

ドラケンはカルビ丼と交換したことを条件に、三ツ谷に髪を伸ばすように要求します。ドラケンと三ツ谷の間で「東卍の双龍」という大切な思い出になったエピソードです。

八戒とは幼馴染

弐番隊副隊長である八戒と三ツ谷は幼馴染の関係です。

2人の出会いは小学生の頃、同級生に馬乗りになって殴っていた八戒を、三ツ谷が止めたことがきっかけでした。

また、八戒がタケミチを黒龍(ブラックドラゴン)の縄張りに連れてきたことが原因で東京卍會との抗争に発展しかけたときも、兄である大寿と交渉し休戦協定を結ぶだけでなく、姉の柚葉を開放するように要請します。幼い頃から妹たちの世話をしている三ツ谷は、自分の境遇を呪う八戒の心を察し「生まれた環境を憎むな」と伝えるのでした。

その後、聖夜決戦で柚葉が大樹にボコボコにされているとき、三ツ谷が現れ大寿と戦います。自らが提案した東京卍會と黒龍の休戦協定を破ってでも、戦闘力がはるかに上の大樹に一歩も退かない姿勢を見せる三ツ谷の姿を見て、八戒は一緒に戦う決意をするのでした。

『東京卍リベンジャーズ』三ツ谷隆(みつやたかし)の名言

「暴力はさ守る為に使えよ」

三ツ谷が小学生時代に初めて八戒とあったときの名言です。
同級生を殴る八戒。ルナとマナを連れた三ツ谷が、明らかにやり過ぎだと諭し、

「暴力はさ守るために使えよ」

と制止しました。

その後、東京卍會と黒龍の休戦協定を結んだ帰り際、三ツ谷は八戒の心を察し、同じ言葉を投げかけます。

「どんなに苦しくても力は守る為に使えよ」
「生まれた環境を憎むな」

この言葉が愛は苦しいものだと思っていた八戒を救い、その後も彼に大きな影響を与えるのです。

「それが”兄貴”だバカヤロウ」

聖夜決戦の際、タケミチや八戒のもとに登場した三ツ谷が、大寿に言い放った名言です。

八戒を必死に守ろうとする柚葉は、ドスで大寿を殺そうと画策します。しかし、そこに三ツ谷が現れて柚葉を止め、自分が大寿の相手をすると宣言。

休戦協定を自ら破ろうとする三ツ谷に、大寿が詰め寄ります。しかし、三ツ谷が黙れと制した後、妹に手を出さないことは当たり前のことで、どんなことをやったとしても笑って許してやるべきだと大寿に言い放ちました。

「それが“兄貴”だバカヤロウ」

2人の妹たちを大切にする、三ツ谷ならではの名言といえるでしょう。

「逃げてんのはオマエだけじゃねぇ。みんな弱ぇ。だから、家族がいる」

実はずっと柚葉に守られていたことを告白した八戒に、タケミチ、千冬と共に三ツ谷が伝えた名言です。

タケミチは大寿とタイマンを張り、相手に膝をつかせるところまで善戦します。姉の柚葉をなんとか自分が守ると告げたタケミチに対し、八戒はそれが嘘だったことを告白するのでした。実は守られていたのは八戒で、大寿の暴力を受け続けていたのが柚葉だったのです。

しかし、タケミチも三ツ谷もダサいのは自分だけだと思うなと伝え、自らの過去のダサさを告白した上で八戒を慰めます。

そして、三ツ谷は、

「逃げてんのはオマエだけじゃねえ」
「みんな弱ぇ」
「だから家族(なかま)がいる」

とタケミチ、千冬と共に伝えるのです。

東京卍會のメンバーは、その程度の嘘で仲間を見捨てないという言葉を聞いた八戒は、大寿を殺すのではなく、タイマンを張る決意をし、東京卍會弐番隊副隊長として戦いを挑みます。そして、懸命に戦う4人の姿を見た柚葉は、自分が孤独ではないことを悟り、皆に感謝するのでした。