Spotifyによる人気ヒップホップ・プレイリスト『New Era:J-Hip Hop』が2018年同プレイリストで最も再生された人気楽曲ランキングを発表。トップ20をピックアップしてご紹介。
10位:可哀想な人達 / NORIKIYO
相模川リバーサイドを拠点とするヒップホップ集団SDP(Sag Down Posse)ことSD JUNKSTAのリーダーNORIKIYOが9月28日にリリースした8枚目のアルバム『馬鹿と鋏と』に収録されている「可哀想な人達」が10位にランクイン。
9位:Good Vibes Only / SALU
EXILEのSHOKICHIが主宰するクルー、KOMA DOGG入りと<LDH MUSIC>への電撃移籍で話題沸騰中のSALUが7月11日にリリースした「Good Vibes Only」が9位にランクイン。LDH移籍に関しては、ファンの間で賛否両論があるようですが、HIPHOPをアンダーグランドから押し上げようとするSALUの姿勢を応援していきましょう。
8位:Hvsh / Pablo Blasta
2017年3月、シングル「Tokyo Young OG」のリリースを皮切りに、「ビッチと会う feat. Weny Dacillo, Pablo Blasta & JP THE WAVY / DJ CHARI & DJ TATSUKI」や「此処ニハナイ REMIX feat. CHICO CARLITO & Pablo Blasta / ONE a.k.a ELIONE」 への立て続けの参加により話題沸騰中のラッパー、Pablo Blastaが8月8日にリリースしたアルバム『888』に収録されている「Hvsh」が8位にランクイン。
7位:紙飛行機 / Awich
音楽のみならず、あらゆるジャンルのフォロワーを巻き込みながら拡大を続けるHIPHOPクルー、YENTOWN。その中で一際、妖艶かつパワフルな音楽を届ける女性ラッパー、Awichが10月10日にEP『Heart』と『Beat』を2枚同時リリース。『Beat』に収録されている「紙飛行機」が7位にランクインしました。楽曲のプロデューサーであるChaki ZuluがEGO-WRAPPIN'の代表曲ともいえる「色彩のブルース」を大胆かつ器用にサンプリングした話題の1曲です。
6位:Doctor / ちゃんみな
9月に<ワーナーミュージック・ジャパン>への移籍を発表した、日本語・英語・韓国語を操るバイリンガル新生女性ラッパーちゃんみなが9月28日に移籍第1弾シングルとして配信リリースした「Doctor」が6位にランクイン。無味乾燥な世の中を風刺したメッセージソングとなっています。20歳の誕生日を迎えた10月14日には東京・Zepp DiverCity TOKYOでワンマンライブを行うなど、着々とスターダムにのし上がっていく彼女から2019年も目が離せません。
5位:6AM / Elle Teresa
キュートな声とは裏腹に、毒っ気のあるリリック、リズム感に溢れたクリスピーなフロウで独自のセンスを持つ若干21歳の気鋭の女性ラッパー、ELLE TERESAが7月21日にリリースした「6AM」が6位にランクイン。今年の元旦に発表したシングル「ZOMBITCH」では、アトランタ在住の新鋭フィメールMC、Bali Babyをフィーチャリング相手に迎え、今年の3月には待望のデビュー・アルバム『KAWAII BUBBLY LOVELY』をリリースしたりと、順風満帆に活動を展開している彼女に2019年も要注目です。
4位:甘えちゃってSorry / AYA A.K.A PANDA
地元埼玉や東京渋谷のシーンを中心に全国的に活動中のHIPHOPアーティスト、AYA A.K.A PANDAが2017年11月18日にリリースした「甘えちゃってSorry」が4位にランクイン。本曲のMVは、Youtube再生回数700万回を越える異例の大ヒットを記録。Twitterに投稿されたLIVE動画のバズやTik Tokなど、口コミで徐々に人気を博し、今年4月のLINE MUSICの着うたランキングでは全ジャンルの中で1位を獲得するなど、現在、若い女性からカリスマ的な支持を集めています。
3位:DANCE WITH ME / DJ RYOW
今年で活動20周年を迎えた名古屋を拠点に活動中のヒップホップDJ、ビートメイカー・プロデューサーDJ RYOWが、9月12日に配信リリースした「DANCE WITH ME」が3位にランクイン。本曲は、音楽活動を初めて1年半ながら熱い注目を集めている22歳のラッパー、VILLSHANAと、DJ RYOWが設立したレーベル<DREAM TEAM MUSIC>の第1弾アーティストであるSOCKSという、DJ RYOWと同じく名古屋出身の新世代2人をフィーチャーしたものとなっています。
2位:Maybe / SIRUP
ルーツであるR&B、ソウル、HIPHOPなどのブラックミュージックをベースにジャンルを超えて様々なクリエイターとコラボし、新しいものを生み出していく、大阪出身のシンガーソングライターKYOtaroによるニュープロジェクト、SIRUP(シラップ)が8月1日にリリースした『SIRUP EP 2』に収録されている「Maybe」が2位にランクイン。
1位:On Mission / Yo-Sea, Taeyoung Boy
8月31日にリリースされた、16位にもランクインしている沖縄出身のYo-Seaと、12位にもランクインの東京出身Taeyoung Boyという今の日本のヒップホップシーンを語る上で、最注目の若手ラッパー2人によるコラボ曲「on Mission」が見事1位に輝きました。