2024.01.10更新

『東京卍リベンジャーズ』羽宮一虎(はねみや かずとら)とは?過去についてや声優などもご紹介

『東京卍リベンジャーズ』に登場する東京卍會の創設メンバーのひとりで、芭流覇羅のNo.3・羽宮一虎(はねみや かずとら)についてご紹介。本記事では一虎の過去や名言、声優についてなど幅広く解説していきます!

『東京卍リベンジャーズ』羽宮一虎(はねみや かずとら)の過去

マイキーの兄、真一郎を殺害

東京卍會に在籍していた頃、マイキーの誕生日プレゼントにバイクCB250T(バブ)を盗んで渡そうと画策します。場地と一緒に夜中にバイク屋に忍びこみますが、バイクを持ち出そうとしたとき、中にいた人物に見つかってしまうことに。

しかし、その人物はマイキーの兄であり、場地と顔見知りの真一郎でした。なんと、盗もうとしたバイクはマイキーの兄のものだったのです。

動揺した一虎は、場地の引き止める声に耳をかさず、持っていたワイヤーカッターで真一郎を後ろから殴ってしまいます。真一郎は頭から血を流してその場に倒れ、絶命してしまうのでした。

マイキーへの逆恨み

真一郎を殺してしまった一虎は、マイキーの兄を自分が殺したという事実を受け入れられません。マイキーを喜ばすために、バイクを盗もうとしただけなので、真一郎を殺すはずがないと自分を肯定し続けます。その結果、全部マイキーのせいだと思うようになり、ついに一虎はマイキーを殺さなければいけないという結論を出すのです。

少年院から出所後、血のハロウィンにおいても、オマエのせいで年少にいたのだとマイキーを逆恨みし敵視します。そして、人を殺すのは悪者だが、敵を殺すのは英雄だと宣言し、仲間が羽交い絞めにしているマイキーを鉄パイプで殴るのです。

しかし、タケミチがタイムリープする前の過去では、一虎はマイキーに殺されてしまいます。その後、マイキーは闇堕ちし、東京卍會は芭流覇羅に乗っ取られ、稀咲が描いた最悪の未来が訪れます。

場地をも殺害!?

真一郎を殺害して混乱した一虎は、マイキーを殺さないととつぶやきます。しかし、それを聞いた場地は、そんな悲しい事言うなと伝え、自分も最後まで一緒にいると言って抱きしめてくれました。

一虎はそんな場地を信頼し、芭流覇羅のメンバーとして一緒に東京卍會を潰すつもりでした。

しかし、血のハロウィンの途中で、場地が稀咲に襲いかかったとき、裏切りものだったことが判明します。半間からの電話でその事実を聞いた一虎は、信頼を裏切られたと思って絶望し、ドスで場地を刺して致命傷を負わせるのでした。

『東京卍リベンジャーズ』羽宮一虎(はねみや かずとら)の未来

場地の自決で血のハロウィンが収束

タケミチがタイムリープする前の過去では、一虎が場地を殺したことでマイキーのリミッターが外れ、一虎を撲殺します。しかし、タケミチのタイムリープによって、一虎に刺されて致命傷を負った場地が最後の力を振り絞り、持っていたドスで自らの腹を刺して自害するのでした。

一虎には自分を殺したという負い目を感じてほしくない、マイキーには一虎を許してほしいという願いを込めて、大好きだった東京卍會を守るため自分ひとりが犠牲になる選択を選んだのです。場地の行動によって、マイキーと一虎は、かつて東京卍會創立時に立てた一人一人がみんなの為に命を張れるチームにしたいという誓いを想い出します。

マイキーは一虎を殴るのを止め、一虎はその場に残って自首することを決めました。これにより血のハロウィンは無事に収束し、稀咲が描いた最悪の未来を回避することに成功します。

一虎の収監後、面会に訪れたタケミチとドラケンは、マイキーが一虎を許すことと、いつまでも東京卍會のメンバーであることを伝えるのでした。

出所後はかつての東卍を取り戻すために活動

血のハロウィンで稀咲の野望を砕いたタケミチが、現代に戻るとなんと東京卍會の幹部になっていました。しかし、相変わらず東京卍會は犯罪集団で、マイキーは闇堕ち、ドラケンは死刑囚となり稀咲がトップに立つ状況です。

ある日、東京卍會の幹部会に出席したタケミチと千冬は、稀咲に呼び出されて一虎を使って場地を殺したことを告白された挙句、薬を盛られることに。稀咲を東京卍會から追い出すため警察へ情報をリークしたことがバレた千冬は、撃ち殺されます。

タケミチも殺されかけますが、照明が消え何者かに救い出されました。それは出所した未来の一虎。一虎に殴り飛ばされたタケミチは、犯罪集団に堕ちた東京卍會や稀咲の手下に成り下がった自分の過去を聞かされます。

一方、一虎はかつての東京卍會を取り戻すために、千冬と共に稀咲を追い出そうとしていたのです。場地が守りたかった東京卍會を守るという想いを引き継ぎ、直人とも協力して、稀咲を後一歩というところまで追いつめていました。

しかし、稀咲に命令されたタケミチがアッくんに命令し、ヒナを襲撃して殺す事実を隠すため、決定的な証拠を隠してしまうのでした。これが理由で千冬の裏切りがバレて、殺されてしまったのです。

そして、過去の自分の行いと、一虎、千冬の想いを知ったタケミチは、再びタイムリープして過去を変える決意を固めます。

場地の夢をサポート!?

天竺との抗争である関東事変収束後、マイキーの一存で東京卍會が解散します。現代に戻ったタケミチは、パーちんの結婚式で一虎の姿を見つけます。

一虎は千冬が経営するペットショップ「XJランド」を手伝っているとのこと。ちなみ、ペットショップ経営は場地の夢でした。つまり、千冬が死んだ場地の夢を引き継ぎ、それを一虎がサポートしているということです。

場地の想いを2人が受け継いでいる本作の描写は、第197話(22巻)で見ることができます。