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2023.10.27更新

『約束のネバーランド』フィルとは？小さな体に秘めた驚くべき頭の良さと精神力が魅力的なフィルのエピソードなどをご紹介！

文：

DIGLE編集部

編：

Asahi

主人公エマと同じGF（グレース＝フィールド）ハウスに住む4歳の少年、フィルをご紹介。とても愛くるしい見た目ながら驚くべき聡明さと精神力を持つ人気のキャラクター・フィルのプロフィールはエピソードなどをご紹介！

本に隠されたミネルヴァからのメッセージに気づいたフィル

GFハウスに寄贈されていた本には蔵書票が貼られており、なんとそこにはミネルヴァからのメッセージが隠されていました。メッセージはモールス信号で記されており、普通の子供なら当然気づくことはできないでしょう。読書家であり頭脳明晰なレイはこのモールス信号に気づいていましたが、なんと4歳児であるフィルも気づいていたのです。蔵書には、「逃げろ」「農園」「怪物」などのメッセージが隠されていました。

フィルがメッセージを発見したことがきっかけとなり、農園を脱出した後のエマ達はミネルヴァの元へと向かうことを決めます。そういった意味では、物語の展開においてフィルが果たした役割は非常に大きいと言えるでしょう。

GFハウス脱出のキーマンだった？フィルの決断と活躍

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本日は、年少組ながらも成績優秀なフィル。蔵書票のモールス符号の存在に気づいたりと、賢く察しのよい男の子だが、天真爛漫でエマが大好き。#約束のネバーランド #アイコン pic.twitter.com/V8NwfEmEOZ
— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) May 7, 2018

GFハウスの真実に気づいたエマは、ママ・イザベラを出し抜いて子供たちを全員脱出させようと考えます。しかし、体力的にも能力的にもまだ未熟な4歳以下の子供を連れて脱出することは、リスクがあまりにも大きすぎます。

そこで脳が成熟し始めるのは最低でも6歳であるとの考えに則り、まだ6歳以上になって出荷されるまで2年以上の猶予がある4歳以下の子供を一旦置いていく決断をしたのでした。

そしてフィルはこの話に対し、「待てるよ僕」「だから置いてって」と4歳児には重すぎる決断をします。フィルの後押しもあって、エマ達はその後見事にGFハウスからの脱出を果たしました。
ミネルヴァのメッセージに気づいたことも合わせ、フィルはGFハウス脱出のキーマンだったとも言えるでしょう。

農園に残されたフィルの孤独な闘い

エマ達が脱出を成功させた後、フィルは事情を知るものとして唯一農園に残ることになります。自分が真相に気づいていることを、飼育監に気づかれないように過ごすフィル。この時点で4歳児には酷すぎる状況です。

新しいママの監視下で、恐怖におびえながら耐え続けるフィル。エマと親しかったことからも、フィルに対する監視の目が厳しくなることは想像に難くありません。農園で仲良くなった友達が出荷されていってしまった時も、誰にも相談できずに1人で耐え抜きます。

大好きなエマ達が必ず自分たちを迎えに来てくれることをただただ純粋に信じ、フィルは1人で孤独な戦いを続けたのです。

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完璧すぎる4歳児の正体とは……

WRITER

DIGLE編集部

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EDITOR

Asahi

DIGLE MAGAZINE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛すアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタント。