2024.01.10更新

『東京卍リベンジャーズ』三途春千夜(さんずはるちよ)とは?兄弟やマイキーとの関係、口の傷についてなどを紹介

『東京卍リベンジャーズ』に登場する東京卍會の伍番隊副隊長・三途春千夜(さんずはるちよ)についてご紹介。本記事では三途の過去や未来の変貌、黒幕説についてなど幅広く解説していきます!

『東京卍リベンジャーズ』三途春千夜(さんずはるちよ)の過去・未来

東京卍會伍番隊副隊長

三途を東京卍會に入れたのはマイキーでした。手に負えない暴れ馬だった三途を、ムーチョの伍番隊に預けます。入隊後も問題ばかり起こす三途ですが、ムーチョは自分と同じように居場所がないことに親近感を覚えるのでした。

その後、三途はムーチョを兄のように慕い、ムーチョもまたそれに答えるのでした。ちなみに、過去に三途がしていたマスクは、口の傷で損をしているというムーチョのはからいによってプレゼントされたものです。

そしてその後半年ほどで、三途は東京卍會伍番隊副隊長の地位にまで上り詰めます。

ムーチョとともに天竺へ行くが……

黒川イザナが天竺を創った際、ムーチョは東京卍會を裏切ってそちらに入ろうとします。三途には自分の道を行くように諭すムーチョ。しかし、三途はここが自分の居場所だと言ってムーチョとともに天竺に付いていき、関東事変で東京卍會と戦うことになります。

関東事変が集結した後、ムーチョは逮捕されますが、三途の行方は分からなくなりました。ムーチョが出所するとき三途が出迎えに赴き、2人は関東事変の決戦の地だった第3埠頭へ。

現場に着くなり三途は、裏切りものを殺すことを待ち焦がれていたと伝え、ムーチョを日本刀で斬りつけたのです。以前、2人で将棋を打っていたとき、三途は何よりも王が一番大切だとムーチョに伝えていました。三途にトドメを刺されたムーチョは、裏切りの報いを受け絶命。

つまり、三途が天竺についていったのは、裏切りもののムーチョを許せず、隙を見て制裁を加えるためだったことが分かります。三途にとっての王は、居場所であるムーチョを与えたマイキーだったのです。

その後、作中では街頭で東京湾から白骨死体が見つかったニュースを聞く三途が描写されます。

未来では梵天のNo.2

関東事変後の未来で三途は、鶴蝶(カクチョ―)や望月莞爾(もちづきかんじ)、灰谷兄弟九井一といった天竺の元幹部を差し置いて、日本最大の犯罪組織である梵天のNo.2の座に君臨します。そして、裏切りものに対しては梵天の鉄槌を下すと、マイキーの命令で躊躇なく銃で始末する残忍さをみせるのでした。裏切り者の処理をした三途が、梵天の歯車に噛み合わねぇ奴は死体(スクラップ)だと叫んだことから、王が一番大切だという姿勢が依然として変わっていないことが垣間見えます。