2023.10.27更新

『約束のネバーランド』クローネとは?人間臭さと顔芸によりファンからの人気も意外に高い彼女のエピソードをご紹介!

エマ達がGF(グレース=フィールド)ハウスからの脱出を計画した際に、イザベラからの新たな刺客として登場したクローネを紹介。食用児として過酷な人生を生き抜いてきた、人間臭い魅力たっぷりの女性クローネのエピソードなどをご紹介!

シスター・クローネはイザベラのポジションを狙っていた?

クローネがGFハウスに呼ばれた理由は、エマ達の脱出計画を邪魔して無事出荷まで抑え込むことと、イザベラの内通者であるレイへのプレッシャーをかけることです。しかし、クローネ自身の真の目的は、別にありました。彼女はイザベラを蹴落とし、自分がママの地位に付くことを目論んでいたのです。

クローネが目的を全て達成するには、自分に課せられた仕事を最低限こなしつつ、イザベラの足を引っ張らなくてはなりません。そしてそのため、秘密裏にエマの脱出に協力することを申し出るのです。

GFハウスの真実を知ったエマ達とイザベラとの駆け引きの中にクローネも登場することで、物語はより複雑で目が離せないものになっていきます。

シスター・クローネの企みはすでにイザベラにバレていた?

シスター・クローネは自らがGFハウスのママになるため、エマ達の脱出を手伝うことでイザベラを失脚させようと暗躍します。そしてイザベラの失態を報告したうえで、さらにできるならばエマ達も捕まえて本部に突き出そうとまで計画。

しかし、クローネの陰謀はイザベラにお見通しでした。クローネは突然別のプラントのママとして異動することを言い渡されます。クローネはすぐに、この異動がイザベラによって仕組まれたものだと認識。自分の命運が尽きたことを悟ります。そしてその直後、クローネはに襲われてしまうのでした。

クローネの最期は、イザベラの脅威と鬼の恐ろしさを見ている私たちに強く印象付けます。

シスター・クローネが子供達に遺した物とは?

クローネは人事異動を命じられた際、計画が失敗した時のために子供達に「ペン」と「マスターキーを複製できる鍵型」の2つを、子供部屋の引き出しに入れて託しました。

「ペン」には「W.M(ウィリアム・ミネルヴァ)」とある重要人物のイニシャルが書かれており、字を書くことはできません。実は軸を分解することで、「B06-32」の印字と現在地を示すホログラフが出てくるペンです。

もう1つの「マスターキーを複製できる鍵型」のおかげで、エマ達は全ての部屋に出入りできるようになりました。これらのアイテムを遺すことで、クローネはエマ達の脱出やその後の行動に大きな好影響を及ぼしたと言えるでしょう。