2024.01.10更新

『約束のネバーランド』全巻あらすじ、ネタバレまとめ !重要キャラを踏まえながら最終話までを徹底解説

『約束のネバーランド』は週刊少年ジャンプにて2016年から2020年まで連載されていた漫画です。2019年1月からはCloverWorksによりアニメ放送が開始され、2021年1月にはテレビアニメ第2期が放送されました。ここでは、『約束のネバーランド』の最終話までのあらすじを主要キャラを含めながらご紹介します。

『約束のネバーランド』GFハウス編(1〜5巻)

穏やかな日々に隠された真実

GF(グレイスフィールド)ハウスは、子供達からママと慕われるイザベラの下で、血縁の無い子供たちが穏やかに暮らす孤児院。子供達は特殊な勉強やテストを受け、6~12歳になると里親の元へ送り出されます。そして中でも特別優秀なのが、エマノーマンレイの3人。

ある日、里親の元へ送り出されたコニーの忘れ物を届けるため、エマとノーマンはGFハウスの門へと向かいます。しかしそこで2人が見たのは、胸から血を流し絶命したコニーと、恐ろしいの姿でした。

脱出計画とノーマンの出荷

GFハウスの恐ろしい真実を知ったエマとノーマンは、このままでは全員出荷され殺されてしまうと考え、レイを加えて脱出計画を企てます。しかしイザベラの監視は厳しく、なかなか出し抜くことができません。そんな中、とうとう出荷日が決まってしまうノーマン。彼は「ミネルヴァ」の存在など様々な情報をエマ達に残し、GFハウスから出荷されてしまうのでした。エマとレイはショックを受け、脱出計画も中断してしまいます。

GFハウスからの脱出

エマとレイは絶望したようにふるまっていましたが、実は諦めてはいませんでした。ノーマンが残した情報をもとに、ハウス脱出の準備を水面下で進めていたのです。そして耳に発信機が取り付けられていることを逆手に取り、耳を切り落として逃げることでイザベラをだますことに成功。GFハウスに火をかけることでイザベラを足止めし、近々出荷される可能性が高い5歳以上の子供たちを連れて脱出を果たしたのでした。

『約束のネバーランド』ミネルヴァ捜索編(6〜8巻)

鬼に追われて絶体絶命のピンチ

GFハウスから脱出したエマ達でしたが、初めての外の世界に勝手が分かりません。しかしミネルヴァが残した冒険記の内容にも助けられ、広大な森を進んでいきます。しかしすぐにやって来た鬼の追手によって、窮地に追い込まれるレイやエマ達。絶体絶命のピンチ迎えたエマ達の前に現れたのは、人間を食べない鬼であるムジカとソンジュでした。ムジカ達はエマ達を救い、自分たちの隠れ家へと連れていきます。

ムジカ達から世界の真実を知らされる

ムジカとソンジュは、エマ達にこの世界の真実を教えてくれました。かつて世界では人間と鬼が対立した末に、お互いの住む世界を分けてそれぞれの世界に住むようになったのです。そして世界が二分された際に人間たちが鬼の世界に残していったのが、エマ達が育ったような「孤児院」、つまり食用の人間を育てる農園だったのでした。この話を聞いたエマとレイは、いつか仲間たちみんなで人間の世界に渡ることを目標にします。

ミネルヴァが残したシェルターへ

エマ達は、ムジカとソンジュから生きていく術を学びました。そしてミネルヴァが残したシェルターの近くまで送っていってもらい、エマとレイはムジカ達と別れます。目的地のシェルターには、13年前に農園から脱出した大人「おじさん」がいました。おじさんはエマ達をシェルターから追い出そうとしますが、彼女達は拒否。そしてエマは、ミネルヴァが残した情報から「ゴールディ・ポンド」という地に向かうことを決めたのでした。