2024.01.10更新

『約束のネバーランド』全巻あらすじ、ネタバレまとめ !重要キャラを踏まえながら最終話までを徹底解説

『約束のネバーランド』は週刊少年ジャンプにて2016年から2020年まで連載されていた漫画です。2019年1月からはCloverWorksによりアニメ放送が開始され、2021年1月にはテレビアニメ第2期が放送されました。ここでは、『約束のネバーランド』の最終話までのあらすじを主要キャラを含めながらご紹介します。

『約束のネバーランド』再会と計画編(14〜15巻)

ミネルヴァの正体

アジトでミネルヴァとの対面を果たしたエマ。しかしミネルヴァの正体は、なんとGFハウスから出荷されてしまったはずのノーマンでした。ノーマンは出荷された後に別の実験農場に送られ、そこで仲間を集めて農場から脱出していたのです。そしてエマとの合流を果たすため、ミネルヴァを名乗っていました。ノーマンは鬼について、人を食べ続けなければ知性や姿を保ち続けられない存在であることをエマに伝えます。

 ノーマンの計画

ノーマンは現存する農場を全て破壊し、鬼たちが人を食べられないようにすることを目論んでいました。人を食べられなくなった鬼は知性を失い、やがて絶滅すると考えているのです。ノーマンはこの計画を着々を進めており、鬼のギーラン卿と会談して鬼たちの間に内乱を勃発させようとしています。ノーマンの計画を聞いて仲間たちは喜び盛り上がりましたが、エマだけは浮かない様子です。

別々の道を歩む2人

エマの目的は敵対ではなく、仲間たちをみんな鬼のいない人間の世界に連れていくことです。そしてエマは、ムジカの話をノーマンにしました。ムジカ達の血を飲むことで、鬼たちは人間を食べる必要がなくなると伝えたかったのです。しかし、ノーマンはムジカの血が「邪血」と呼ばれていることを話し、危険な存在には変わりないと考えている趣旨の話をします。結局、あくまでも鬼を殺す気はないエマは、ノーマンと別々の道を歩むことを決めたのでした。

『約束のネバーランド』七つの壁編②(16巻)

「鬼の頂点」の元へ向かうエマ

「鬼の頂点」に会うため、謎の空間に入ったエマとレイ。そこでは時間と空間が次々と変わり、2人は困惑します。時間の感覚がなくなって疲弊するレイでしたが、ここでは意識次第で時空を超えられる、つまり自分の脳を信じることが大切だとエマは気づきました。2人が早速実践すると景色が変わり、何もない無機質な空間が出現。そこに浮かぶ漆黒のワームホールを発見し、エマとレイは手を伸ばします。しかし自分の脳を100%信じられなかったレイはアジトに戻され、エマだけが「鬼の頂点」の元へとたどり着きました。

ムジカ達を狙うノーマン

邪血を持つムジカの抹殺を狙うノーマン。彼は「エマのため」という名目で、ドンとギルダにムジカの捜索を依頼します。護衛につくノーマン側のアイシェは、3匹の犬を率いる無口な人物です。無事ムジカ・ソンジュと再会したドンたちでしたが、その瞬間、ノーマンが密かに手配した別動隊に包囲されてしまいます。ソンジュは別動隊の1人であるジンの背後を取り、辺りは緊張感に包まれるのでした。

エマは鬼の頂点と約束を結び直す

今から1000年と少し前、「その年に実った一番いい肉を鬼に差し出すこと」「2世界の門番役を人間のリーダー、ユリウスの一族が代々担うこと」を条件として、人と鬼の世界は別れました。そして現代で鬼の頂点と会うことに成功したエマは、食用児全員で人間の世界に行くことと、それを最後に2つの世界の行き来を完全に不可能にすることを提案します。この申し出を、鬼の頂点はあっさりと受諾。しかしその代わりとして、ある「ごほうび」をエマに求めるのでした。