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2018年8月29日にリリースされた4枚目のスタジオアルバム『好きなら問わない』に収録された1曲。多くの音楽的要素を取り入れた楽曲制作で有名なバンドですが、本楽曲でもそのバンドらしさが色濃く表れております。ポップなイントロからポエトリー調のボーカルインや間奏のジャジーなピアノソロなどバンドとしてのふり幅の大きさに驚かされます。アウトロまでまるで物語のような展開を見せる楽曲は、次は何が出で来るのかと楽しませてくれます。
2015年10月14日にリリースされたシングル『オトナチック/無垢な季節』に収録された1曲。NTTドコモ「dヒッツ」のCMソングに起用されました。それぞれの楽器の高度なテクニックが複雑に絡み合う洗練されたサウンドに乗せて大人になりきれない葛藤を歌う対比が聴きごたえのある曲です。MVの監督は東市篤憲が務め、様々に入り混じる感情をダイレクトな演技でエモーショナルに表現する川谷絵音の姿を軸に置きながら、黒のフォーマルな衣装に身を包んだメンバーのバンドの演奏シーンが絶妙に重なり合い、ダイナミックかつストイックな世界観が創り上げられています。
2016年1月13日にリリースされた2枚目のオリジナルアルバム『両成敗』に収録された1曲。シングルカットやタイアップ曲も多く収録されている本曲収録アルバムは、発売初週に7.2万枚を売り上げ、オリコンアルバムチャート2016年1月25日付のランキングで1位を記録。必聴アルバムと言えるでしょう。ヘヴィな変拍子のリフレインから始まる楽曲は「ゲス極」らしいの一言。どこまでも実験的でアヴァンギャルドな挑戦を行ってもキャッチーな楽曲に仕上がる点も「ゲス極」の唯一無二の魅力だと感じます。
2024年5月22日に配信された6枚目のスタジオアルバム『ディスコの卵』に収録された1曲。同年5月8日にアルバムからの先行配信という形でリリースされ、メジャーデビュー10周年というアニバーサリーイヤーを飾る最初のリリース作品となりました。「アオミ」「ルミリー」「セルマ」などゲスの極み乙女。の楽曲で続く女性の名前シリーズの中の一曲という位置づけにあり、ダンサブルでありつつトリッキーなギミックが癖になるナンバーとなっています。
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DIGLE編集部
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Asahi
DIGLE MAGAZINE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛すアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタント。
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