YouTube Musicの無料プランのメインビジュアル
HOWTO
2024.04.18更新

YouTube Musicの無料プランとは?できることや有料プランとの違い

YouTube Musicには無料プランがあります。全楽曲フル再生が可能で、プレイリスト作成なども行うことができます。本記事ではYouTube Musicの無料プランと有料プランの違いや、できることをご紹介します。

YouTube Musicとは?

YouTube Musicは、動画共有サイトのYouTubeが提供する定額制音楽ストリーミングサービスです。

1億曲以上の公式配信楽曲に加えて、カバー曲やライブ映像などYouTubeにアップロードされている非公式動画の音源も楽しむことができます。

YouTube Musicは検索機能が特に優れていて、歌詞のワンフレーズや「車 CM曲」など関連するキーワードを入力するだけでも目当ての楽曲が探せるのでとても便利です。

YouTube Musicの無料プランと有料プランの違い

YouTube Musicには無料プランと有料プランがあり、無料プランにはいくつかの制限があります。

ここでは、YouTube Musicの無料プランと有料プランの違いをご説明します。

YouTube Music
プラン
無料プランプレミアムプラン(有料プラン)
月額料金無料・iPhone: 1,450円(個人)
・Android /Web: 1,080円(個人)
・iPhone: 2,180円(ファミリー)
・Android /Web: 1,680円(ファミリー)
・Android /Web: 580円(学生)
フル再生
オフライン再生
バックグラウンド再生
歌詞表示
プレイリスト作成
広告ありなし
音楽と動画の切り替え
音質の選択
楽曲の評価

オフライン再生ができない

YouTube Musicの無料プランだとオフライン再生機能が使えません。

オフライン再生とは、楽曲をデバイスにダウンロードして一時保存し、インターネットに接続しなくても音楽が再生できる機能のことです。

ダウンロードしておけば外出先などモバイルデータ回線しか使えない時でも通信量を節約できますが、無料プランはオフライン再生ができないので、なるべくWi-Fiがある環境で音楽を聴くようにしましょう。

バックグラウンド再生ができない

バックグラウンド再生とは、YouTube Musicのアプリを閉じたりデバイスをロックしたままでも音楽が再生できる機能のことです。しかし、無料プランだとバックグラウンド再生ができません。

そのため、無料プランで音楽を聴く場合は常にYouTube Musicのアプリの画面を開いたままにしておかなければなりません。

広告が入る

YouTube Musicの無料プランは曲の間や曲を再生した時に動画広告が入ります。

広告が鬱陶しいと思う場合は有料版のプレミアムプランにアップグレードする事をオススメします。

音質が変更できない

有料プランの場合は、音質を「高音質」「標準」「低音質」「常に高音質」から選択することができますが、無料プラン会員は音質を変更することができません。

音楽と動画の切り替えができない

YouTube Musicの有料プランだと音楽のみとミュージックビデオをボタンひとつでシームレスに切り替えができますが、無料プランはできません。

ただ、ミュージックビデオはYouTubeでも視聴できるため、YouTube Musicで視聴できなくてもあまり気にしなくていいでしょう。

YouTube Musicの無料プランでできること

次は、YouTube Musicの無料プランの範囲内でできることをご紹介します。

フル再生

YouTube Musicの無料プランでも配信されている楽曲はすべてフルで聴くことができます。

さらに聴きたい楽曲をピンポイントで選曲することも可能ですし、プレイリストやアルバムをシャッフル再生することも可能です。

歌詞表示

YouTube Musicで歌詞表示に対応している楽曲は歌詞を見ることもできます。

[1] 歌詞表示させたい楽曲の再生ページで画面下の「歌詞」を選択します。

YouTube Musicの再生画面で「歌詞」を選択している画像

[2] すると歌詞が全画面で表示されます。

歌詞が表示された画面

プレイリスト作成

無料プランでもお気に入りの楽曲を集めて自分だけのプレイリストを作成することが可能です。

「ランニング中に聴く曲」や「のんびりしたい時に聴く曲」などムード・シチュエーション別にプレイリストを作れば音楽の楽しみ方は広がります。

[1] プレイリストに追加したい楽曲が見つかったら再生画面右上の「︙」を選択しましょう。

YouTube Musicの再生画面で「︙」を選択している画像

[2] 「プレイリストに追加」を選択します。

「プレイリストに追加」を選択している画像

[3] 既に作成済みのプレイリストを選択して追加するか、新規作成する場合は「+新しいプレイリスト」を選択します。

プレイリストの追加先を選択する画面

[4] 新しいプレイリストのタイトルと説明、プライバシー設定を入力して「作成」を選択したら完了です。

新しいプレイリストの設定をする画面

楽曲の評価

楽曲に「いいね」や「よくないね」ボタンで評価をすることでYouTube Musicがユーザーの好みを分析し、最適な音楽をレコメンドしてくれるようになります。

楽曲の評価は再生ページの右端の「高評価」ボタンと左端の「低評価」ボタンから行うことが可能です。

YouTube Musicで楽曲の評価ボタンを選択している画像

手持ちの曲のアップロード

YouTube MusicはCDから取り込んだ曲や他の音楽配信サイトで購入した曲など手持ちの音源をアップロードしてライブラリに追加することができます。

アップロードした楽曲なら無料プランでも端末にダウンロードしてオフライン再生することができますし、プレイリストに追加することも可能です。

ただし、YouTube Musicアプリからは楽曲をアップロードできないので、スマホかパソコンのブラウザから行う必要があります。

YouTube Music 無料トライアルの始め方

YouTube Musicの無料プランは、YouTube MusicアプリをインストールしてGoogleアカウントでログインすればすぐに使い始めることができます。

無料プランを試してみてYouTube Musicが気に入ったら、ぜひ機能制限や広告がない有料プランも体験してみてはいかがでしょうか。最初の1ヶ月間は無料でトライアルすることができます。

YouTube Musicの無料トライアルの始め方は下記の通りです。

[1] 以下のボタンからYouTube Music公式サイトにアクセスします。

[2] 右上の「︙」を選択して「Music Premiumに登録」をタップします。

「Music Premiumに登録」を選択している画像

[3] 「使ってみる(無料)」を選択します。

「使ってみる(無料)」を選択している画像

[4] Googleアカウントでログインします。Googleアカウントをお持ちでない場合は、「アカウントを作成」から始めましょう。

Googleアカウントのログイン画面

[5] お支払い方法を選択し、「購入」をタップすると1ヶ月間の無料トライアルが開始します。

YouTube Musicの無料トライアル申し込み画面

他の音楽ストリーミングサービスの無料プラン比較

無料で利用できるプランがある音楽ストリーミングサービスはYouTube Musicの他にもSpotifyやAmazon Music Freeなどがあります。

以下の表でそれぞれのサービスの無料プランを比較してみましょう。

※横にスクロールできます

サービス名YouTube MusicSpotifyAmazon MusicLINE MUSICAWA
楽曲数1億曲以上1億曲以上非公表1億曲以上1億4,000万曲以上
バックグラウンド再生
歌詞表示
プレイリスト作成
フル再生各曲30秒のみ各曲30秒のみ
選曲
広告ありありありなしなし
スキップ1時間に6回まで1時間に6回まで
無料トライアル
期間
1ヶ月
無料トライアルの
登録はこちら
3ヶ月
無料トライアルの
登録はこちら
30日
無料トライアルの
登録はこちら
1ヶ月
無料トライアルの
登録はこちら
1ヶ月
無料トライアルの
登録はこちら

他の音楽ストリーミングサービスの無料プランと比べると、YouTube Musicの無料プランはできることが多い印象です。

バックグラウンド再生ができないことと広告の邪魔が入ること以外は使いやすいサービスであると言えるでしょう。

いずれのサービスも無料プランならお金を払わずに利用できるので、まずは気になるサービスの使い心地を試してみるのも一つの手です。

YouTube Musicの無料プラン|まとめ

YouTube Musicには通常の有料プランだけではなく、無料で使えるプランもあります。

無料プランだと広告が入る、オフライン再生やバックグラウンド再生ができないなどの制限はあるものの全ての楽曲をフルで聴くことが可能です。

YouTube Musicはレコメンド機能がわかりやすいので、新しい音楽を探したい際にぴったりのサービスだと思います。

また、Wi-Fiがある自宅で作業用BGMとして音楽を流したい際にも気軽に利用できるので、ぜひ一度YouTube Musicの無料プランを試してみてはいかがでしょうか。