Wang Dang Doodleが更新するブルース

Review

文: Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はWang Dang Doodleをご紹介します。

ネオブルースを叫んで

“現代のポピュラーミュージック、全て始まり”とも言われている、ブルース。おじさんが好む渋い音楽なイメージもあるが、そんな固定概念を打ち破ってくれるアーティストこそWang Dang Doodleだ。

もともとは、Mr.MOMIJI BANDして活動していたMOMIJIKAHORI。「伝統的なブルースという音楽をもっと知ってもらいたい」という願いのもと、2019年からWang Dang Doodleとして走り始めた。
彼女たちが鳴らしているのは、ブルースを踏襲しながら現代的な要素も取り入れた“ネオブルース”だ。楽曲構成やリリックなどでブルースに敬意を示しつつ、サウンド面では新しいアプローチを積極的に繰り出していく。大衆音楽になじみがありつつ、ルーツミュージックを愛するふたりだから生み出せた音楽なのだ。

先日配信が開始された「Shining Light」は、キャッチーかつノスタルジックなダンスチューン。思わず口ずさみたくなってしまうサビと絶妙なグルーヴで回転していくメロは必聴だ。

Wang Dang Doodle

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