ロスレス・ハイレゾの使い方
ロスレスオーディオの対応デバイスもご紹介
2024.09.27更新

Apple Musicのロスレスオーディオとは?設定方法や注意点などを徹底解説!

Apple Musicのロスレスオーディオを徹底解説!日本では2021年6月よりスタートした追加料金なしで高音質音楽を楽しむことができる新機能、ロスレスオーディオ。設定方法や注意点についてご紹介いたします。
チェックマークの画像

この記事のポイント①:Apple Musicのロスレスオーディオについて徹底解説

ロスレスオーディオ対応曲はCDよりも良い音質で聴くことができます。

チェックマークの画像

この記事のポイント②:ロスレスオーディオでApple Musicの音楽を聴く方法をご紹介

ロスレスオーディオをオンにする手順や対応デバイス、アクセサリを紹介しています。

チェックマークの画像

この記事のポイント③:ロスレスオーディオの注意点も解説

ロスレスオーディオは標準音質よりもデータ量が大きいのでWi-Fi環境で再生することをおすすめします。

ロスレスオーディオとは?

ロスレスオーディオは、一言でまとめるとCD以上の音質で音楽を聴くことができる機能です。”ロスレス”とは、ロス(損失)が無いという意味で、スタジオで録音されたオリジナルデータとほぼ変わらない音質を再現できます。
今まで音楽配信サービスの多くは、スマートフォンで楽しむ事を考慮し、データを圧縮することで通信量を抑えていました。

圧縮すると同時に、オリジナルの音源からは音質が落ちてしまいます。しかし今回Apple Musicでスタートしたロスレスオーディオは、Appleが独自に開発したALAC(Apple Lossless Audio Codec)というフォーマットよりオリジナルのデータに戻す事ができる圧縮を実現することができました。これによって以前よりも、高音質で音楽を楽しめるというわけです。

Apple Musicに登録済みであれば、追加料金なしで良質な音を聴くことができる新機能となっています。

ロスレスとハイレゾの違い

ロスレスオーディオには2種類の音質があります。
「ロスレス」と「ハイレゾロスレス」です。「ロスレス」は最大24bit/48kHzまで、「ハイレゾロスレス」は最大24bit/192kHzまでとなっており「ハイレゾロスレス」の方がより高音質です。
ただし、データ量が大きく通信量や容量に影響があったり、再生できるデバイスも限りがあるためご注意ください。

対応デバイス・アクセサリ

ロスレスオーディオには対応しているデバイス・アクセサリと対応していないデバイス・アクセサリがあります。
特にBluetoothに接続するタイプのアクセサリには対応していないため、よくご確認ください。

ロスレス対応デバイス・アクセサリ

・iPhone内蔵スピーカー
・iPad内蔵スピーカー
・Mac内蔵スピーカー
・Apple TV内蔵スピーカー
・android内蔵スピーカー
・EarPods with Lightning Connector
・Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
・EarPods with 3.5 mm Headphone Plug
・Belkin Lightning Audio + Charge Rockstar
・有線イヤホン、ヘッドフォン
・DAC

DACとは?

DAC(DAコンバータ)とは、スマホやPCから楽曲などを再生する時に送られるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する事のできる機器です。実はイヤホンやスピーカーから音を出す為にはアナログ音声信号を入力する必要があります。スマホやPCの中にもDACは内蔵されているもののあまり音質は良くありません。

そんな時にオススメなのがハイレゾにも対応しているUSB DACです。こちらをPC、スマホとイヤフォン、スピーカーなどの間に接続すると通常より高音質で楽曲を楽しむ事ができます。

手で持ち歩けるサイズから大きいサイズまで様々なタイプのUSB DACがあるので、もし利用する方は自身の聴き方に合ったものを購入してみてはいかがでしょうか。

ロスレス非対応デバイス・アクセサリ

・AirPods
・AirPods Pro
・AirPods Max
・HomePod(今後のアップデートにより対応予定)
・HomePod mini(今後のアップデートにより対応予定) 
・その他Bluetooth接続アクセサリ

次ページ:ロスレスオーディオに設定する方法
POPULAR ARTIST