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2024.03.25更新

自作曲の音楽配信代行サービス10社比較|サービスごとの違いや料金も徹底解説

自作曲を音楽配信プラットフォームに配信するには、音楽配信代行サービスに登録する必要があります。本記事では音楽配信代行サービスを10社厳選し、料金や収益還元率などを徹底比較してご紹介します。さらに、音楽配信代行サービスの選び方や自作曲を配信する際のポイントなどについても解説します。

自作曲を配信するには

事務所やレーベルに所属していない個人アーティストが自作曲をApple MusicやSpotifyなどの音楽配信プラットフォームに配信するには、多くの場合、音楽配信代行サービス(音楽ディストリビューションサービス、ディストリビューター)を経由することになります。

音楽配信代行サービスは無料、もしくは有料で利用でき、審査に通ればどなたでも簡単に自作曲を配信可能です。
配信した楽曲は、ストリーミング再生回数やダウンロード回数に応じてアーティスト側に収益として還元されます。

音楽配信代行サービスによって収益還元率や利用料金、どのプラットフォームに配信できるかなどに違いがありますので、本記事ではおすすめの音楽配信代行サービスを10社選び、それぞれの特徴やサービス内容について詳しくご紹介していきます。

自作曲(オリジナル曲)を配信する方法

ご自身のオリジナル楽曲を音楽配信プラットフォームに配信するには2通りの方法があります。

1つ目は、レコード会社やレーベルと契約して楽曲をリリースする方法です。レーベルから自作曲を配信すると、CDが制作・販売できたり、音楽プロダクションに所属してプロモーションのサポートやマネジメントサービスなども受けることができます。

しかし、レーベルに所属するためにはデモテープオーディションなどに通過する必要があり、新人アーティストにとってはハードルが高く感じることもあるでしょう。

2つ目の方法である、個人で音楽配信代行サービスを利用する楽曲配信方法はレーベルに所属する必要がなく、どなたでも自作曲をデジタル配信することができます。

音楽配信代行サービスを経由して配信した楽曲が高く評価されれば、あとからレーベルに所属できる可能性もあります。

自作曲配信のポイント

「作った楽曲を気軽に配信したい」という場合は、音楽配信代行サービスを利用することをおすすめします。

音楽配信代行サービスを経由するメリットとしては、配信するだけでなく集客も行える、無料もしくはリーズナブルな料金で配信できるという点があります。

楽曲の再生によって得られた収益は、サービスによって100%もしくは一部還元されますので、自作曲から売上を作り出すことが可能です。

自作曲を配信できるサービス

こちらでは、自作曲をどのような音楽配信プラットフォームに配信できるのか、また、主な音楽配信代行サービス一覧などをご紹介します。

オリジナル曲を配信できる音楽配信アプリ

具体的に自作曲の配信先音楽アプリには以下のようなサービスがあります。

・Apple Music
・Spotify
・Amazon Music
・YouTube Music
・LINE MUSIC
・AWA
・KKBOX
・dヒッツ
・auスマートパスプレミアムミュージック
・レコチョク
・iTunes Store
・mora など

音楽配信代行サービスによって配信先のプラットフォームは異なりますが、基本的にApple MusicやSpotifyなど国内外に多くのユーザーがいる音楽配信アプリは、どのサービスも対応していることが多いです。

TuneCore Japanなど音楽配信代行サービスの中には国外でしか提供されていないローカルなプラットフォームに配信できることもあり、逆に海外のサービスでは国内向けの音楽配信サービスには対応していないこともあります。

また、音楽配信代行サービスの料金プランによっても配信先のラインナップは変わります。

主な音楽配信代行サービス

では、まず主要な音楽配信代行サービスの最低料金や収益還元率などを以下の表で比較してみましょう。各サービスの特徴やサービス内容などについてはこのあと詳しく解説します。

音楽配信代行サービス最低料金収益還元率日本語対応
TuneCore
Japan
1,551円〜100%
BIG UP!無料〜70%〜(配信形態・プランによって異なる)
LANDR900円〜85%〜(プランによって異なる)
CD Baby$9.95〜91%
TOWER
CLOUD
無料TOWER CLOUD受領額 × 80%
Frekul無料60%
Ditto
Music
$19〜100%
MONSTER.FM3,300円〜75%
Amuse無料〜85%〜(プランによって異なる)
DistroKid$19.99〜100%

各サブスク音楽配信代行サービスの特長

次に、それぞれの音楽配信代行サービスの料金プランや利用するメリットなどについて確認していきましょう。

TuneCore Japan

TuneCoreはニューヨークのブルックリンを拠点とするTuneCore Inc.が提供する音楽配信代行サービスで、日本での事業はTuneCore Japanが行っています。

TuneCore Japanからリリースされた楽曲数は100万曲以上、音楽アーティスト・レーベルへの累計還元額は268億円以上と国内シェアトップを誇るサービスです。

収益は100%アーティストに還元される点が特長で、1年間/2年間/3年間の中から配信期間を選択して、シングルやアルバムのリリースごとに利用料金を支払います。

また、TuneCoreで便利なサービスとして「Submit(サブミット)」と呼ばれるプレイリストピッチ機能があり、楽曲リリース情報を登録すると各配信ストア上のバナー、ピックアップ欄、プレイリストなどにご自身の楽曲が掲載される可能性があります。

楽曲リリース後も、簡単にスマートリンクが生成できる「LinkCore(リンクコア)」機能や、どの地域でどれくらい楽曲が再生されたのか数値が確認できる「Report(レポート)」機能などを利用してマーケティング活動に役立てることが可能です。

TuneCore
Japanプラン
1年間2年間3年間
料金シングル:1,551円
アルバム:5,225円
シングル:2,915円
アルバム:9,416円
シングル:4,169円
アルバム:13,607円
収益還元率100%100%100%

BIG UP!

BIG UP!は、エイベックス・エンタテインメント株式会社が運営する音楽配信代行サービスです。
日本国内を中心に世界184カ国以上、Apple MusicやAmazon Music、LINE MUSICなど全41の音楽配信ストアで楽曲を配信することができます。

プランは「フリープラン」と「ベーシックプラン」の2種類あり、フリープランはランニングコスト0円で利用することができます。ベーシックプランはリリースする楽曲数と配信期間に応じて利用料金がかかりますが、収益還元率は100%なので、ある程度の楽曲再生数が見込める場合にお得です。

また、アーティスト活動支援サービスとして音楽メディアでのインタビュー&ライブレポートの掲載や定期的なオーディションの開催、ミュージックビデオの制作、ライブ出演や楽曲提供オファー、スタジオレコーディングのサポートなども行っています。

BIG UP!
プラン
フリープランベーシックプラン
料金無料【1〜2曲】
1年間:990円
2年間:1,980円
3年間:2,970円
【3〜6曲】
1年間:2,390円
2年間:4,780円
3年間:7,170円
【7〜25曲】
1年間:4,490円
2年間:8,980円
3年間:13,470円
収益還元率ストリーミング:70%
ダウンロード:83%
ストリーミング:100%
ダウンロード:100%

LANDR

LANDRはカナダ発の音楽配信代行サービスで、ディストリビューションの他にもマスタリングツールの提供や、楽曲制作に使えるサンプルの配信、プラグインの販売なども行っています。

楽曲配信開始までの期間は最短2日と迅速な対応が特長で、SpotifyやApple Musicなど世界150以上の音楽配信プラットフォームに一括配信することが可能です。

プランは年会費無料でリリースごとに利用料金を支払うプランと、年会費がかかるものの収益還元率が高いコンプリートプラン、無制限プランがあります。

また、一曲あたり1,750円(一回限り)のライセンス料のお支払いで他のアーティストの楽曲のカバー曲も配信することができ、手軽にカバー音源を配信してみたいという方にもおすすめのサービスです。

LANDR
プラン
年会費無料プランコンプリートプラン無制限プラン
料金シングル:900円
アルバム:2,900円
年会費:2,000円/年
シングル:500円
アルバム:1,900円
年会費:9,500円/年
収益還元率85%91%100%

CD Baby

CD Babyはアメリカ・オレゴン州に本部を構える音楽配信代行サービスです。
各音楽配信サービスへの楽曲配信だけでなく、YouTubeコンテンツ収益化、CDやレコードの販売なども請け負っています。

CD Babyを利用するにあたって年会費や月会費などは一切かからず、シングルやアルバムのリリースごとに支払う料金のみとなります。

プランは「STANDARD」と「PRO」の2種類あり、上位版の「PRO」に登録すると世界中の楽曲権利団体への所属や、アメリカやカナダの著作権管理団体との提携も可能です。

通常価格はシングル配信で$9.95〜ですが、キャンペーンセールを開催している時期もあり、もっと安く利用できる場合もあります。

CD Baby
プラン
STANDARDPRO
料金シングル:$9.95
アルバム:$29
シングル:$29.95
アルバム:$69
収益還元率91%91%

TOWER CLOUD

TOWER CLOUDは株式会社NTTドコモ、タワーレコード株式会社、株式会社レコチョクの共同プロジェクトであるEggsが提供する音楽配信代行サービスです。

楽曲ファイルやアーティスト情報、ジャケット画像などを登録するだけで、登録料や更新料などのお金をかけずに各音楽配信サービスへ自作曲を配信することが可能です。

TOWER CLOUDから配信中の全ての音源を聴いているバイヤーからオファーが届くと、タワーレコードで自作曲のCDを販売できるチャンスや、Eggsが主催・協力するライブへ出演できるチャンスもゲットできます。

また、TOWER CLOUDから楽曲をリリースしたアーティストは、Apple MusicやSpotifyのEggs公式プレイリストへ優先的に掲載してもらえるサービスも実施中です。

料金無料
収益還元率ダウンロード:TOWER CLOUD受領額 × 80%
ストリーミング:TOWER CLOUD受領額 × 80%

Frekul

Frekulは、株式会社ワールドスケープが運営する音楽配信代行サービスです。
Apple Music、iTunes Store、Spotifyなど各音楽配信プラットフォームでの楽曲配信に加え、全国のJOYSOUNDカラオケへの配信(ただし有料サービス)も取り扱っています。

楽曲の管理ページは「マネージャー」や「事務員」といったバーチャルキャラクターとの会話形式で操作することができ、初めて音楽配信代行サービスを利用する方でも簡単にコントロールすることが可能です。

料金無料(一部機能は有料)
収益還元率60%

Ditto Music

Ditto Musicはイギリス発の音楽配信代行サービスで、Apple MusicやSpotify、Amazon Musicなどの主要音楽ストリーミングサービスはもちろん、TIDALやBeatportといったDJに愛用者が多いプラットフォームにも楽曲を配信することができます。

プランは「Artist」「Professional」「Label」の3種類あり、いずれも年会費を支払うだけで制限なく楽曲をリリースすることが可能です。

Ditto Musicの特長的なサービス内容としては、SNSなどで楽曲のリンクをシェアできる「Smartlink」、ビルボードやUKチャートなどにエントリーする資格がもらえる「Chart Registration」などがあり、さらにDitto MusicのSpotify公式プレイリストへ追加されるチャンスも高まります。

Ditto Music
プラン
ArtistProfessionalLabel
料金$19/年$29/年$69/年
収益還元率100%100%100%

MONSTAR.FM

MOSTER.FMは株式会社モンスターラボミュージックが運営する音楽配信代行サービスです。
全世界250カ国以上、100サイト以上の音楽配信プラットフォームへの一括配信に対応しており、シングル・アルバム共に3,300円(税込)から配信することが可能です。年会費や更新料などはかかりません。

楽曲を配信するにあたって用意するものは、楽曲データ、ジャケット画像、身分証明書の3点のみでどなたでも簡単に利用開始することができます。

また、MONSTER.FMは世界最大の配信アグリゲータと提携しているため、ご自身の楽曲が候補として選出されると海外の映画やゲームの音楽に採用されるという可能性もあります。

料金シングル・アルバム:3,300円(税込)/枚
収益還元率75%

Amuse

Amuseは2015年にスウェーデンのストックホルムで開始した音楽配信代行サービスです。
無料で利用できる「Start」プランと、より迅速で充実したサービスが受けられる「Boost」プラン、「Pro」プランがあります。有料プランは年会費制で、100%の収益がアーティストに還元される点がメリットです。

また、収益は前払いで受け取ることも可能で、ストリーミングデータを分析しAmuseの金融サービスを通じて、50ドルから数十万ドルまでのロイヤリティにすばやくアクセスすることができます。

まずは無料で世界中の音楽配信プラットフォームに自作曲を配信してみたい、という方におすすめのサービスです。

Amuse
プラン
StartBoostPro
料金無料$24.99/年$59.99/年
収益還元率85%100%100%

DistroKid

DistroKidは2013年にスタートしたアメリカ発の音楽配信代行サービスです。
料金体系はいたってシンプルで、年間19.99ドルを支払うだけで楽曲数に制限なく配信することができ、収益も100%還元されます。

他の音楽配信代行サービスには見られない特長としては「Hyperfollow」というウェブページが作成できる機能があり、ミュージックビデオや楽曲の試聴バナー、アーティストのSNSのリンクを一括でシェアすることが可能です。

ただし、DistroKidは海外向けのサービスなので、LINE MUSICやAWAのような国内の音楽ストリーミングサービスには対応していない点に注意が必要です。

料金$19.99/年
収益還元率100%

音楽配信代行サービスの選び方

続いて、数ある音楽配信代行サービスの中からご自身にぴったりのサービスを選ぶ際のポイントを解説します。

料金体系

音楽配信代行サービスの料金体系は大きく分けて以下の3種類に分類されます。

・収益シェア型(無料で配信可能)
・サブスク型(年会費/月会費が発生する)
・都度課金型(リリース毎に料金が発生)

無料で配信できる収益シェア型の音楽配信代行サービスは、発生した収益から決められた割合の料金が手数料として引かれるのが特徴になります。初期費用がかからないので、初めて自作曲をリリースする方におすすめです。

サブスク型の音楽配信代行サービスは、毎月もしくは毎年決まった料金を支払うことで楽曲を配信することができます。
サービスによって会費を支払えば無制限で楽曲をリリースできるものや、さらにリリースごとに配信料金がかかるものなどがあります。収益還元率は100%であることが多いです。
既にSNSなどを通じてファンがおり、一定数以上の再生回数が見込める場合は利用する価値があると思います。

都度課金型は、シングル1枚やアルバム1枚ごとにリリース費用が決められている料金体系で、「とりあえずお試しで自作曲を配信してみたい」という方におすすめです。

日本語対応

音楽配信代行サービスは多くの海外の企業も提供しており、日本に住んでいても利用することができます。
ただし、海外の音楽配信代行サービスを使う場合は、ホームページを始め日本語でのサポートに未対応である点と、利用料金が円単位ではなくドル単位であることが多い点に注意しましょう。

海外の音楽配信代行サービスは国外の音楽配信サービスでの配信も行っているので、海外市場への進出を見据えている場合は有利です。

もし、英語のスキルに不安がある場合や国内のリスナーを中心にターゲットにしている場合は、まずは日本語サポートに対応している音楽配信代行サービスから使い始めてみることをおすすめします。

プロモーション

自作曲を配信する際に重要なのがファンの獲得です。リスナーを増やしていくためには、積極的なプロモーション活動が欠かせません。

音楽配信代行サービスによってはアーティスト活動を支援するサービスも行っており、そのサービスが展開しているSpotifyなどの音楽配信サービスのプレイリストに優先的に楽曲を追加してくれたり、各配信ストアのバナーやピックアップ欄にリリース情報を掲載してくれることもあります。

そのため、アーティストプロモーションに関するサービスを積極的に行っている音楽配信代行サービスを選択するというのも一つの手です。

固定費無料で使える音楽配信代行サービス

こちらでは、固定費や登録料、リリース費用などがかからない音楽配信代行サービスを4つピックアップしてご紹介します。

Amuseフリープラン

Amuseのフリープランは、無料でも100%のロイヤリティを保持したままApple Musicを始めとした様々な音楽配信プラットフォームに配信することができます。ただし、Amuse有料プランと比較すると以下のような制限があります。

・年間リリース数は12回まで
・リリースするまでに4週間
・手数料としてロイヤリティから15%が引かれる
・YouTubeコンテンツID取得のサービスが含まれない 
・TikTok、Instagram、FacebookなどSNSには楽曲を配信できない など

TOWER CLOUD

TOWER CLOUDは楽曲のリリース料、年会費/月会費、更新料などを全くかけずに利用できる無料の音楽配信代行サービスです。
「(全収益−各ストアの配信手数料を引いた額)×80%」の金額がアーティストに還元されます。

ただし、デメリットとして、一度TOWER CLOUDから楽曲の配信を開始するとあとから楽曲情報を変更することはできず、完全に配信を停止するには退会する必要がある点にご注意ください。

BIG UP!フリープラン

BIG UP!のフリープランは、全くコストをかけずに各音楽配信プラットフォームで自作曲をリリースできる音楽配信代行サービスのプランです。
アーティストへの還元率は、ストリーミングで受領額の70%、ダウンロードで受領額の83%になります。

ある程度売上の目処が立っていて、収益を100%還元してもらいたい場合は有料のベーシックプランへのアップグレードも検討してみることをおすすめします。

Frekul

Frekulはカラオケ配信など一部のサービスを除き完全無料でサービスを利用することができます。
アーティストに還元される金額は、「売上から各配信先の手数料を除いた金額の60%」です。

ただし、全ての音楽配信サービスでの売上データが揃ってから金額が反映されるため、収益を得られるのは売上が発生してから最大で6ヶ月後である点にご注意ください。また、振り込み申請をする場合は、売上の残高が合計2,000円以上である必要があります。

自作曲の配信には集客が必須

ご自身の楽曲をより多くの人に再生してもらうためには、リリース後のプロモーション活動が必須です。
こちらでは、自力で集客するための方法や、音楽レーベルを通して楽曲を配信する場合の集客方法などをご紹介します。

自力で集客するには

レーベルなどの力を借りず自力でアーティスト・楽曲プロモーションを行う際は、リリース後にSpotify for ArtistsやApple Music for Artistsといったアーティスト専用のサイトに登録申請することをおすすめします。

これらの専用サイトでは、アーティストのプロフィールの編集や、世界のどの都市で何回楽曲が再生されたかなどのインサイトの閲覧、公式プレイリストに楽曲を掲載してもらうためのピッチ申請などを行うことが可能です。

アーティスト専用サイトに登録することで今後の活動方針を決めるにあたって重要な情報を得ることができるので、リリース後はぜひ利用することを検討してみましょう。

また、TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSのアーティスト公式アカウントを立ち上げて、ファンと交流しながらリスナーを増やしていくのも集客方法としては有効です。

音楽レーベル経由で楽曲を配信

自力での集客が難しいと感じる場合は、音楽レーベルを経由して楽曲をリリースするのも一つの方法です。
しかし、音楽レーベルに所属するためにはレコード会社などにデモ音源を提出して実力をアピールする必要があり、全てのアーティストが必ずしも契約できるとは限りません。

その場合は、ポニーキャニオンが提供している「early Reflection」というPR型音楽配信代行サービスがおすすめです。

early Reflectionでは楽曲配信にとどまらず、全国のTV局やラジオ局への楽曲情報共有や、ポニーキャニオン公式ホームページでのバナー掲載、early Reflection公式SNSでの告知、メディアでのインタビュー記事の掲載なども行っています。

early Reflectionは無料で利用することができますので、詳しいサービス内容が気になる方は以下のボタンからぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

オーディションへ参加

音楽レーベルやレコード会社が主催しているオーディションに参加して、賞を受賞したり最優秀アーティストに選出されると、メディアへの露出が増えたり、インタビュー記事を掲載してもらえたりといった特典があり、注目されるきっかけになります。

early Reflectionでは、新たな才能を発掘するためのオーディションを定期的に開催しており、受賞者にはearly Reflectionからの楽曲リリースやプロモーション支援、賞金贈呈などのプライズを受けることができます。ご自身の実力を試してみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

自作曲をSpotifyやApple Musicなどの音楽配信プラットフォームにデジタル配信するためには、音楽配信代行サービスに登録するのがおすすめです。

音楽配信代行サービスは、収益シェア型で初期費用をかけずに利用できるものからリリース料や年会費がかかるものまで様々で、「まずはお試しで自作曲を配信してみたい」という場合は固定費無料のサービスから利用してみましょう。

音楽配信代行サービスを選ぶ際のポイントは、料金体系、対応言語、プロモーション面のサービス内容の3つです。

early Reflectionのように日本語対応かつ無料で利用でき、アーティストプロモーションのサポートが充実している音楽配信代行サービスもございますので、ぜひ本記事でご紹介した内容を参考にご自身に最適なサービスを選んでみましょう。