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2023.10.18更新

オンラインサロン決済サービスのおすすめ9選|選ぶポイントやメリットなどもご紹介

オンラインサロンを運営する上で重要になってくる決済サービスを選ぶポイントやメリット・デメリットなどと併せてご紹介していきます。

オンラインサロン業界は、日々急速に進化を遂げており、その多様性と広がりから、さまざまなニーズに応えるサービスが続々と登場しています。コミュニティの形成・情報共有・スキルアップなどの場として、多くの人々に利用されているオンラインサロンですが、サロンを効果的に運営するうえで、非常に重要な要素の一つが決済サービスの選定です。

しかし、現在数多くの決済サービスが存在しており、各サービスが異なる特徴や機能を持っているため、どのサービスを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、オンラインサロン決済サービスのおすすめをご紹介します。それぞれの特徴やメリット・デメリット、料金設定などもまとめたので、オンラインサロンの運営を始めたばかりの方や決済サービスの見直しを考えている方は、選ぶ際の参考にしてみてください。

適切な決済サービスを選定するためには、決済方法や手数料、機能性など、多くの要素を考慮する必要があります。特に初心者の方は、オーナーの視点からどのサービスが管理しやすいのかだけでなく、ユーザーの立場からどのサービスが使いやすいのか慎重に検討することが重要です。本記事を通じて、オンラインサロンの成功に向けた一助となれば幸いです。

オンラインサロンの決済サービスとは?

スマホとクレジットカードの画像

オンラインサロンの決済サービスは、インターネットを利用して、効率的かつ安全に決済を管理・運用するためのシステムです。オンラインサロンを設立する際、どの決済システムを導入するかは事業の成功を左右する鍵となるため、各システムの特性や機能、必要なコストをしっかりと検討し、適切な選択を行うことが重要です。

また、決済サービスには、さまざまな決済手段が存在します。クレジットカード決済・口座振り込み・コンビニ払い・電子マネー決済・キャリア決済など、ユーザーのニーズや利便性を考慮し、多岐にわたる選択肢が提供されています。これにより、ユーザーにとって最も使いやすい方法を選択できるため、顧客満足度の向上と発展に貢献します。

オンラインサロンの主な決済タイプ

オンラインサロンの主な決済タイプは「チケット・セミナー販売タイプ」と「サブスクタイプ」の2種類です。自分が運営するオンラインサロンの形態に合った決済タイプを選ぶ必要があります。どの決済タイプが自分に適しているか確認してみてください。

チケット、セミナー販売タイプ

スマホとチケットという表記がされた画像

チケット、セミナー販売タイプのオンラインサロンの決済タイプは、多様なイベントの実施において非常に効果的です。オンラインでのセミナーやワークショップ、その他イベントのために電子チケットの発行・販売がスムーズに行えます。単一イベントのチケット販売だけでなく、複数イベントを含むパッケージの販売にも適しているのが特徴です。

プラットフォームによっては、チケットの販売から抽選、当落通知、さらには当日の入場管理まで、一連のプロセスを一元管理できるサービスが提供されています。オーナーは、イベント管理の効率を大幅に向上させることが可能です。また、クレジットカード決済・コンビニ払い・PayPalなど、多様な決済オプションに対応しているため、参加者にとっても利便性が高まり、さらにはイベントの販売機会の拡大が期待できます。

しかし、オンラインサロンのオーナーとして決済サービスを選定するにあたり、利便性や機能性だけでなく、セキュリティ面の確認も欠かせません。ユーザーの個人情報保護を確保し、信頼性を向上させる必要があります。一部のサービスでは、特定のユーザーに対して本人確認を求め、チケットの転売対策を行っているので、気になる方は確認してみましょう。

サブスクタイプ

スマホとカレンダーとSUBSCRIPTIONという文字が書かれた画像

サブスクタイプの決済システムは、近年のビジネスモデルにおいて非常にポピュラーになってきています。顧客がサービスを継続的に利用することで、事業者に安定した収入を提供します。会員制のコミュニティやファンクラブなど、多岐にわたる分野で利用可能です。

サブスクタイプの決済では、月額や年間などユーザーが一定期間ごとに自動で支払いを行います。主な決済方法として、クレジットカード決済や口座振り込みが一般的ですが、デビットカードや電子マネー、その他のオンライン決済に対応している場合もあります。

サブスク決済タイプのメリットは、定期的な支払いの自動化によって、ユーザーの継続率が向上する点です。サロンオーナーは安定した収益を受け取れて、同時にコストも削減できます。また、顧客はサービスの継続的な利用を通じ、価値のあるコンテンツにアクセスできます。

なかには、顧客のニーズに応じてプランをカスタマイズできるサービスもあります。各ユーザーの異なる要求に柔軟に対応できるため、顧客満足度の向上やブランドロイヤルティの強化につながります。ユーザーにとって手軽で安心感のある決済方法を提供することで、長期間にわたる顧客関係の構築が期待できるので、ぜひチェックしてみてください。

オンラインサロンの決済サービスの選ぶポイント

ここからは、オンラインサロンの決済サービスを選ぶポイントを解説します。「決済方法の数」「決済時の手数料」「サービスの機能の豊富さ」の3つをしっかり比較検討することが重要です。特に、初めてオンラインサロンを運営する方は参考にしてみてください。

決済方法の数

オンラインサロンの決済サービスを選ぶポイントとして、決済方法の数が挙げられます。決済方法が豊富なほど、ユーザーにとっても決済しやすく利便性が高まります。主な決済方法としては、クレジットカード決済・口座振り込み・コンビニ払い・電子マネー決済・キャリア決済・PayPal・PayPayなど多様な種類があります。

また、ターゲット層に合わせた決済方法を選ぶことも重要です。例えば、20代前半の若年層をターゲットにする場合、クレジットカードの保有率の低さから、コンビニ払いやキャリア決済など、より手軽でアクセスしやすい決済方法を選ぶことが重要です。ユーザーがスムーズにサービスを利用でき、サービスの利便性と満足度が向上します。

一方、社会人やビジネスマンをターゲットとするオンラインサロンでは、クレジットカード決済やPayPalなどのオンライン決済サービスを優先的に取り入れることで、ビジネスシーンでの利用が見込まれ、さらに利便性を追求することが可能です。

加えて、PayPalやPayPayの導入は、国際的なユーザー層の獲得にもつながり、サロンの市場を拡大する機会を提供します。これにより、多国籍・多文化のユーザーが集まるコミュニティの形成が期待できるのはもちろん、サロンの活性化と発展を促進します。

決済方法の選定においては、ターゲット層の特性とニーズを正確に把握し、利便性やアクセス可能性を最大限に高める方法を採用することが重要です。そうすれば、多くのユーザーにサービスを提供し、オンラインサロンの魅力をより多くの人々に伝えられるでしょう。

決済時の手数料

オンラインサロンの決済サービスを選ぶ際、決済時の手数料も重要です。手数料はサービスごとに異なり、約3%であったり約20%であったりと幅があります。手数料がオンラインサロンの運営コストに直結するため、サービス選びにおいては慎重な比較検討が必要です。さらに、利用プランや使用状況に応じて手数料が変動することもあるので、細部にわたってサービスの条件を確認することが重要になります。

また、サービス手数料とは別に、決済手数料も発生するケースがあります。例として、サービス利用料が3%で、追加で決済手数料が3%かかる場合、合計で6%の手数料を負担することになります。実際にオンラインサロン側が受け取る金額が大きく変動してしまうため、サービス選定時にはどのようなコストがかかるかも考慮に入れなければなりません。

開設時の初期費用や月額料金は一切不要であるケースが多く、オーナーにとっては安心感があります。しかし、利益の大部分が手数料で減る可能性も考慮し、総合的なコストパフォーマンスをよく吟味してサービスを選択しないといけない点に留意しておきましょう。

サービスの機能の豊富さ

オンラインサロン以外の目的でも利用したい方は、機能の豊富さにも注目しましょう。機能が豊富な決済サービスを選ぶことで、各種決済機能はもちろん、メンバー管理・記事投稿・コンテンツ販売・メール配信・チャットサポートなど、オンラインサロン運営に必要な機能を一元的に管理できます。運営効率が向上し、顧客満足度も高まることが期待できます。

また、オンラインサロンの信頼性に直結するので、セキュリティ面を考慮することも重要です。ユーザーの個人情報や決済情報を守るため、選定するサービスが最新のセキュリティ基準に準拠しているか、定期的にセキュリティチェックが行われていれば、ユーザーからの信頼が得られ、長期的に安心してサービスを利用してもらえる基盤を築くことができます。

さらに、問題が発生した際のサポート体制も確認すべきポイントです。迅速かつ適切な対応が求められるので、カスタマーサポートの有無や利用者からの評判、レビューをチェックしておく必要があります。ユーザーからの問い合わせに対して、タイムリーで正確に対応できるサービスを選ぶことで、ユーザーの満足度を高め、サロンの運営をスムーズに行えます。

オンラインサロンの決済システムおすすめ9選

ここからは、オンラインサロンのおすすめ決済システムをご紹介します。数あるサービスのなかでも、おすすめの決済システムを10社厳選しました。それぞれの特徴やメリット・デメリットも解説しているので、ぜひ自分にぴったりのサービスを探してみてください。

Bitfan

Bitfanは、クリエイター活動に必要なサービスを提供するオールインワン型ファンプラットフォームです。誰でも無料で使える「Bitfan」と、エンタープライズ向けの「Bitfan Pro」の2種類が用意されています。オフィシャルサイトやファンクラブだけでなく、グッズ販売やチケット販売、ライブ配信など幅広いサロン形態で利用できます。

「Bitfan」は誰でも無料で利用でき、初期費用と月額費用が一切発生しないのもポイントです。オーナーへの還元率が高いため、クリエイターの収益活動に役立つのもメリットです。例えば、ファンクラブの場合、売り上げ還元率はWEBブラウザ決済で決済金額の80%、アプリ決済で決済金額の50%です。ストア販売の場合、売り上げ還元率は商品代金と送料の合計額の95%となっています。チケット販売では、本人確認を行うことで転売対策ができるオプション機能が用意されているのもメリットです。

ユーザーが貯めたり使ったりできる「Bitfanポイント」も本サービスの特徴です。サイト訪問やファンクラブへの入会、コンテンツの閲覧、グッズやチケットの購入など、さまざまな行動がポイントに還元され、ファンの行動を価値に変換できます。サロンオーナーはユーザーが貯めたポイントに応じて、イベント参加やグッズプレゼントなどの特典を設定できます。クリエイターファーストな決済システムを導入したい方におすすめです。

スマホのアプリで簡単に管理できるのもBitfanの魅力です。コンテンツ投稿やライブ配信などを手軽に投稿できます。自分が好きなクリエイターの発信情報を見逃しにくい便利な機能です。設定を行えば、Spotify・Discordなどの外部サービスとも連携できます。

決済方法は、クレジットカード決済・キャリア決済・コンビニ払い・PayPal支払い、あと払い(ペイディ)などがあります。ただし、具体的な決済方法は、利用サービスごとに異なるので注意しましょう。

DMMオンラインサロン

DMMオンラインサロンは、日本の大手インターネット企業である合同会社DMM.comが提供するオンラインサロンプラットフォームです。オンラインサロン運営に最適化された専用設計となっており、オーナーが独自のコミュニティを作成し、会員制のコンテンツを提供できます。オンラインサロンの開設・運営について初期費用や年間更新費用は一切発生しません。サロン運営に特化した専用コミュニティ以外にも、Facebookを運営ツールとして選択可能です。

決済システムはもちろん、サロン会員の入退会処理をスムーズに行うための会員管理機能や、運営中のサロンに関するさまざまなデータを確認できるデータ分析機能、会員に対して個別・一斉にメールが送信できるメルマガ機能などを搭載しています。サロン運営に役立つさまざまな機能を提供しているので、初めてサロンを運営する方にもおすすめです。

還元率最大90%のプランは業界最高水準と謳われています。売り上げは最短で翌月25日から受け取れるため、すぐ収益化したい方にもおすすめです。決済方法は、クレジットカード決済やキャリア決済、コンビニ決済、銀行振込に対応しています。

また、デジタルコンテンツを販売できるのも本サービスの強みです。「ライブラリ」を活用することで、動画・コラム・個別交流・レッスンチケットなどを単品販売できます。単品販売を行えば、サロンへのフォロワー獲得や「チラ見せ」による入会促進に期待できます。

ただし、DMMオンラインサロンは審査制を採用しているのが懸念点です。審査に通らない可能性があり、そもそも利用できない場合があります。さらに、審査にやや時間がかかってしまい、申し込みから開設までに最短3週間程度かかるので注意しましょう。

CAMPFIREコミュニティ

CAMPFIREコミュニティは、日本のクラウドファンディングプラットフォームである株式会社CAMPFIREが提供するオンラインサロンサービスです。オンラインサロンオーナーが独自のコミュニティを作成することで、会員制のコンテンツを提供できます。そのまま決済システムを導入でき、安心して会員からの支払いを受け取ることが可能です。

決済方法は、クレジットカード決済・キャリア決済・PayPalなど、豊富な種類に対応しています。初期費用は一切かからず、オーナーへの還元率は売り上げの最大85%と高く設定されているのもポイントです。

また、サポート体制も充実しています。専任の審査担当者が決められているので、困ったらすぐに相談可能です。チャットサポートや作成相談会なども用意されており、安心してコミュニティを作成可能です。

さまざまな外部ツールと連携できるのも便利です。ターゲット層や用途に応じて、LINE・Slack・Discord・Facebookグループなどから選べます。自動でのメッセージ送信に対応しており、ユーザーの誕生日や参加記念日などを祝うのに活躍します。

一方、審査期間は最短即日〜休業日を除く5日程度です。審査内容によっては差し戻しや修正依頼などで時間がかかる場合があるので慎重に申し込むようにしましょう。

MOSH

MOSHは、オンラインサロンやコミュニティの運営をサポートするプラットフォームです。スマホさえあれば、予約機能付きホームページを約3分で作成できます。また、サブスク機能を活用することで、自動決済で月謝の回収が可能です。大人数向けのイベントやコンテンツ販売はもちろん、オンラインレッスンなどの利用に適しています。

初期費用と月額費用は一切かかりません。本サービスの手数料は、1回の決済ごとに売り上げから決済手数料3.5%+サービス手数料は3%+99円を引いた金額です。還元率に優れているため、効率的にオンラインサロンを運営したい方はチェックしてみてください。

さらに、決済システムも含まれており、クレジットカード決済や銀行振込に対応しています。当日現地払いを除き事前に決済される仕組みなので、手動でお金を集金する必要がなく、サービスの提供に集中できるのもMOSHの魅力です。

Zoomとの連携に適しているのもポイントです。予約が入るとZoomのミーティングURLが自動で発行され、サービス開催の前日にユーザーへ自動でお知らせが届きます。ヨガやフィットネス、語学、コーチングなどのレッスンを行いたいオーナーにおすすめです。

ただし、サポートは公式LINEチャットでのみ受け付けています。質問や相談事がある場合は、チャットサポートに問い合わせるようにしましょう。手軽にオンラインサロンやコミュニティを作りたい方にぜひ利用を検討していただきたい決済システムです。

YOOR

YOORは、コミュニティやファンクラブ、オンラインレッスンの場として利用可能なオンラインサロンプラットフォームで、決済システムも組み込まれています。クリエイターやインフルエンサーをはじめ、ミュージシャン・専門家・著名人・ブロガーなど、多種多様なオーナーがオンラインサロンを主催し、本サービスを活用しています。

オンラインサロンの代表的な運営タイプは、ノウハウ型・ファンクラブ型・クリエイティブ型・コンサルティング型・サークル型の5つです。無料で使えるサロン専用トークルームを用意しているほか、プランやテーマごとに分かれたルーム内では、テキストや写真、動画を投稿可能です。いいねやコメント、返信でサロン内のコミュニケーションを楽しめます。

オンラインサロン開設時は初期費用0円、月額料金0円なので、ノーリスクで始められるのもメリットです。面倒な手続きや申請などが不要で、最短5分ですぐにサロンを開設できます。サービス手数料は、売り上げ金額の18%です。そこから1回の申請ごとに発生する振込手数料230円を差し引いた金額がオンラインサロンオーナーへ還元されます。

決済方法は、Visa・Mastercard・JCB・American Express・Discover・Diners Clubに対応したクレジットカード決済のみです。デビットカードとプリペイド式も決済可能ですが、更新時に残高不足によって決済できなかった場合は、参加中のサロンから自動的に退会となります。また、銀行振込やキャリア決済などには対応していない点に注意しましょう。

FANTS

FANTSは、エンゲージメントの高い双方向のコミュニティを目指すサブスクタイプのプラットフォームです。オンライン決済大手の「Stripe」と連携しているため、毎月自動でクレジットカード決済を行い、支払われた会費が指定の銀行口座へ入金されます。

金額やコンテンツが異なる複数のプランを設定できるのも特徴です。ユーザーの属性に応じてプラン内容を差別化できます。コミュニティの集客を最大化したい方におすすめです。

また、オーナー専用アプリが提供されています。ロゴやテーマカラーの設定からコンテンツ内容まで自由に設計可能です。会員向けのオリジナルグッズやチケットなどを販売できるEC機能や、最新情報をわかりやすく一覧化できるホーム機能も搭載しています。

ただし、利用可能な決済方法はクレジットカードのみです。加えて、審査が必要なので、申し込みから開設まで2週間〜2ヶ月ほどかかる点にも留意しておきましょう。

note

noteは、クリエイターが文章や画像などを投稿し、ユーザーがさまざまなコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。決済システムが含まれており、クレジットカード・キャリア決済・PayPay決済の3つに対応しています。

オンラインサロンを運営する場合、4つの収益化機能を利用可能です。作品や独自のノウハウを記事にして販売する一般的な「有料記事」、複数の記事をセットにして販売する「有料マガジン」、サブスク方式で記事を販売できる「定期購読マガジン」、サブスクでコンテンツの発信・コミュニティ作成ができる「メンバーシップ」があります。

初期費用や月額料金は発生しませんが、プラットフォーム利用料は有料記事・有料マガジン・サポート・メンバーシップなら売り上げの10%、定期購読マガジンなら売り上げの20%です。さらに事務手数料として、クレジットカード決済なら売り上げの5%、キャリア決済売り上げの15%、PayPay決済なら売り上げ金額の7%が請求されます。

なお、オンラインサロン運営に特化したサービスではないので、使い勝手に劣ってしまうのが難点です。カスタマイズ性が低い点にも注意する必要があります。シンプルな機能で会員限定のコンテンツを提供したいオンラインサロンオーナーにおすすめです。

BASE

BASEは、誰でも気軽にネットショップを作成できるサービスです。ネットショップの作成から運営に必要な機能が提供されており、決済機能やショップのデザイン、解析ツールなどが無料で利用できます。スタンダードプランなら月額費用と初期費用は一切かかりません。

イラストや写真などのオリジナル素材があれば、Tシャツやスマホケースなどのアイテムを専用アプリで簡単に作れます。ユーザーもスマホやタブレットから専用アプリで手軽に購入可能です。決済方法は、クレジットカード決済・コンビニ払い・Amazon Pay・キャリア決済・銀行振込・PayPalなどに対応しています。

スタンダードプランの手数料は、「決済手数料3.6%+40円」と「サービス利用料3%」です。Amazon PayとPayPalの場合、「決済手数料4.6%+40円」となります。一方、グロースプランの手数料は、「決済手数料2.9%」と「月額サービス利用料5,980円(税込)」です。Amazon PayとPayPalの場合、「決済手数料3.9%」となります。

ただし、オンラインサロン専用の機能が少なく、あまり使い勝手はよくないので注意が必要です。また、他社サービスよりもカスタマイズ性が低い点にも留意しておく必要があります。手軽にオンラインサロンの決済システムを導入したい方におすすめです。

STORES

STORESは、ネットショップと実店舗の運営をスムーズに進めるための機能が揃ったプラットフォームです。ファッションをはじめ、アクセサリーなどの雑貨やフード・ドリンクまで幅広いジャンルの個性豊かなショップが数多く立ち上げられています。

豊富なテンプレートや各種カスタマイズが用意されており、すべて無料で利用できるのもメリットです。フリープランは、月額料金0円、決済手数料5%です。スタンダードプランは、月額料金2,980円(税金)、決済手数料3.6%となっています。

初心者の方でも使いやすいサービスを提供しており、ネットショップの開設からキャッシュレス決済、POSレジ、予約システムなど、さまざまなビジネスニーズに対応しています。決済方法は、クレジットカード決済・コンビニ払い・銀行振込・PayPayなどです。

しかし、オンラインサロン専用のサービスではないため、やや汎用性に劣ってしまうのが難点です。SNS感覚で手軽にネットショップを開設したい方に適しています。

まとめ

オンラインサロンの運営において、適切な決済サービス選びは重要です。決済サービス選びは、オンラインサロンの成功を大きく左右するので、慎重に選ばなければなりません。

決済サービス選びのポイントとしては、利用可能な決済方法の数、決済時の手数料、そしてサービスの機能の豊富さが挙げられます。特に、サービスによって決済方法が大きく変わるので注意が必要です。多くのユーザーがアクセス可能な決済方法を採用しないと、意図せずして潜在的な顧客層を制限してしまう可能性があります。

また、オンラインサロンに使用できる決済サービスには、さまざまなプラットフォームがあるので要チェックです。それぞれのサービスには、異なる特徴やメリット・デメリットがあります。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりの決済システムを探してみてください。