HOWTO

音楽を自主的にプロモーションする為の方法と便利なサービス|ラジオ局に自作曲をリクエストするには?

自分で作った音楽を多くの人に聞いてもらいたいけれど、その方法が分からない。そんな方に向けて、沢山ある音楽プロモーションの方法の中から、ラジオ局へ自作曲をリクエストする方法を始めとする、より効果的にリスナーにアプローチできる6つの方法について詳しく説明します。また、今話題の最新の音楽プロモーションサービスについても紹介していきます。

自身の音楽をより多くの人に知ってもらうにはプロモーションが必要不可欠

自分の音楽をより多くの人に聴いてもらい、アーティストとしての自分を知ってもらう為には、既にいるコアなファンに的確な情報を届ける事はもちろんの事、出来るだけ不特定多数の人に音楽を聴いてもらう為の機会を増やす事も重要です。

これらの音楽プロモーションと呼ばれる作業の多くは、従来はレコード会社の宣伝プロモーターによって行われて来ましたが、最新のプロモーション代行サービスの普及により、レコード会社に所属しなくても出来る音楽プロモーションの種類がより多くなってきました。

またSNSを上手く利用する事で、コアな自分のファンに効果的に直接プロモーションする事も出来るようになりました。

せっかく新しい楽曲をリリースしたけれども、その情報が世に上手く伝わらず、再生回数がなかなか伸びないと悩んでいる方に、是非知っていただきたい自主的に出来る音楽プロモーションの方法と、最新の便利なサービスについて紹介します。

音楽プロモーションの代表的な方法

各SNSで公式アカウントを設立し、ファン(フォロワー)を増やす

Twitter、インスタグラム、YouTubeなどのSNSの普及により、アーティスト自身が新曲情報をSNSに投稿する事で、自分のフォロワーに新曲の情報をダイレクトにプロモーションする事が可能になりました。

より効果的に情報を出すためには、それぞれのSNSの特性を活かした方法で情報出ししていく事や、フォロワーを増やす為に日々の投稿を増やしたり、ファンのコメントに反応したりと、アーティストとファンが一体となってアカウントを盛り上げていき、情報が拡散されていく流れが理想的です。

また、YouTubeなど、MVや動画があった方が効果的な場合もあります。自分達で動画を作成するのが難しいという人には「ランサーズ」や「クラウドワークス」のようなオンラインサービスを使用すれば、動画編集のサポートをしてくれる人を簡単に見つける事も出来ます。

SNSで情報を投稿する際には、この後に紹介するその他のプロモーションのタイミングと合わせて、より効果的にプロモーション情報がファンに伝わるように、計画を立てる事も必要となります。

公式プレイリストへアプローチする

Spotifyの提供する『Spotify for Artists』やAmazon Musicの提供する『Amazon Music for Artists』などでは、公式のプレイリストで選曲をしているエディターに、リリースする前の新曲をピッチすることができ、もし気に入ってもらえれば、プレイリストに追加してもらう事が出来ます。

エディターは様々なジャンルに精通した専門家達で、世界各地に点在しています。文化やライフスタイルもバラエティーが豊富なため、自分の楽曲を気に入ってもらえる可能性も高く、エディターにピッチをする事は、最新の音楽プロモーションの方法の1つとなっています。

注意するべき点は、例えばAmazon Musicの場合、これら以下の楽曲はピッチ対象外となります。

・他のメンバーによって既にピッチ済みの楽曲。
・発売から15日以上経過したもの。
・Amazon Musicで既にリリース済みのもの。

Spotifyでは、以下のような注意事項などが掲載されています。

・早めに申請する事。(7日前までにピッチをすると、フォロワーのRelease Radarプレイリストに楽曲が表示される。)
・コンピレーションはピッチ不可。
・フィーチャリングしているアーティスト側の場合はピッチ不可。

各配信サービスによって規則が違うため、各サービスの内容を理解した上で、いつまでにピッチを完了させるかスケジュールを立てる事が大事です。

ラジオ局へリクエストをかける

FMヨコハマ(関東圏)が運営している番組『KANAGAWA MUSIC LAND』 や、かわさきFM(コミュニティーFM)が運営する番組『サカガミ&DORYのレコメンDo!』などではメジャーデビューしていないアーティストのオリジナル音源を募集しており、直接応募してみるのも一つの方法です。

それ以外にも、ラジオ局では各番組単位で楽曲リクエストを受け付けている場合が多く、自分の音楽をリクエストする事が出来ます。
多くの場合、ラジオ番組の内容に沿ったエピソードなどを加えてリクエストする必要がありますが、同時に気掛かりなのはラジオで自分の音楽が流れた時の著作権の徴収や、音源を募集していないラジオ局に、自分の音源をどのようにして配るかという問題です。

そこでこれらを管理してくれるのが、early Reflectionなどの音楽ディストリビューションサービスです。こちらのサービスに配信申し込みをすると、著作権の徴収をしてもらえたり、TV局やラジオ局の制作担当者へ放送用の音楽情報を共有してもらう事が出来ます。
これにより、番組制作者に配布するサンプルCDを作成したり、音源を送らなくても、番組制作担当者に音源を使用してもらえる可能性があります。

広告を出す

ライブハウスやCDショップで、アーティストのフライヤーやポスターを目にする事があるかと思います。自分の音楽と似たようなジャンルのアーティストのライブがあれば、来場しているお客さんに向けて、もしくは路上ライブを行なって集まってきたお客さんに自分の新曲やライブのフライヤーを配ったりするのも音楽プロモーションの1つです。

その際には、フライヤーやポスターに、楽曲の情報以外にもアーティスト写真、プロフィール、SNSやホームページのURLリンクやQRコードを掲載する事で、SNSへ誘導しフォロワーを増やす事やHPのアクセス数を増やす事が出来ます。

最近ではインターネット広告を打つアーティストもいます。お金を払って広告を打つと聞けば、莫大な費用がかかるイメージですが、インターネット広告のように、個人でも利用できる少額のサービスであれば、手軽に利用する事が出来ます。

GoogleやFacebook広告、MVが完成していて、予算に余裕があるのならYouTubeの動画広告を打つ事も一つの手段です。
また、最新の音楽ディストリビューションサービスはレコード会社と提携している事も多く、こういったサービスを利用する事で、レコード会社のHPのバナーに掲載してもらえる機会もあり、広告の一つとして考える事が出来ます。

音楽メディアにプレスリリースを展開

音楽の情報を出すツールとしてSNSを利用する事はお伝えしましたが、それ以外にも音楽メディアからwebニュースを配信してもらうのも一つの方法です。
通常これらのプレスリリースと呼ばれる情報配信は、毎日大量に送られてくるプレスリリースの中から、各メディアが自分達に必要な情報を選び、独自の記事やニュースをそれぞれが作成して配信するので、コネクションが無い中で自分の情報を選んでもらうのは非常に難しいのが現実です。

しかし、最新の音楽ディストリビューションサービスでは、メディアとのコネクションを持ち合わせている場合が多く、情報配信を代行してくれるだけではなく、多くのメディアにピックアップされる機会も増える可能性があります。先ほど紹介したearly Reflectionでも音楽を配信すると、『DIGLE MAGAZINE』でのインタビュー記事や動画インタビューに選出される可能性も大いにあります。

アーティスト公式ウェブサイトを運営する

リスナーがアーティストに興味を持った際にまず訪れるのが公式ウェブサイトです。

公式ウェブサイトは、いわばアーティストの「インターネット上の顔」とも言える重要な場所なので、適切なブランディングを心がけましょう。
公式ウェブサイトを訪れるユーザーの目的としては、アーティストのリリース情報やライブ情報など最新情報を確認すること、アーティストの経歴など基本情報を確認することなどが挙げられます。

SNSと違い、アーティスト情報をユーザー自ら能動的に探しに来ているということになりますので、ユーザビリティの高いウェブサイトであれば実際に音源やグッズを購入してくれたり、ライブに足を運んでくれたりといった可能性が高まります。

ウェブサイトはWeb制作代行会社に作成を依頼するという方法もありますが、予算の関係で難しい場合はご自身で作ることも可能です。
まずはサーバーとドメインを取得し、WordPressやWixといったホームページ作成ツールを使ってサイトを構築していきましょう。

多くのホームページ作成ツールにはテンプレートも豊富に用意されていますので、ウェブデザインの知識に自信がない方でも比較的簡単に作成していくことができます。

まとめ

ラジオ局へ自作曲をリクエストするといった従来の音楽プロモーションに加え、最新の音楽プロモーションサービスについても多く紹介しました。
ここで紹介したように、音楽を自主的にプロモーションする方法やサービスが増えてきましたが、これらはまだまだ複雑で、音楽以外の知識が必要だったり、作業する時間が足りないという方も多くいると思います。

そんな方には、early Reflectionをはじめとした、最新の音楽ディストリビューションサービスを活用する事も一つの方法です。以前と比べて、アーティスト自身で音楽を自主的にプロモーションする為の方法やサービスが増えてきた今、是非新しいサービスを利用して再生回数を増やしていきましょう。