LANDR Mastering Plugin Proとは?の記事のメインビジュアル
HOWTO
2026.01.15更新

LANDR Mastering Plugin Proとは?その基本的な使い方や特徴まで徹底解説

カナダを拠点に開発された音楽制作に特化したクリエイティブ・プラットフォーム、LANDR(ランダー)が提供するDAW用プラグインソフト製品「LANDR Mastering Plugin Pro」を解説。本記事では使い方や特徴、長所について詳しくご紹介していきます。

LANDR Mastering Plugin Proとは?

LANDR Mastering Plugin Proとはとはカナダを拠点に音楽制作用のクリエイティブ・プラットフォームを提供するLANDR(ランダー)による、DAWプラグインソフト製品です。

元々は自動AIマスタリングサービスの運用からスタートしたLANDRによる主力コンテンツとなる本製品は、DAW上で自動マスタリングを行えるプラグインで、直感的な調整によって自分の楽曲を最適な音圧に仕上げられるものとなっています。

本記事では、そんな「LANDR Mastering Plugin Pro」の使い方や特徴についてを動画と合わせて解説するほか、使用者の声やデメリットも紹介します。

LANDR Mastering Plugin Proはこんな人におすすめ

まず結論から入りますが「LANDR Mastering Plugin Pro」がどんな方におすすめかというと下記に該当する方におすすめです。

・できる限り少ない調整でマスタリングを完結させたい方
・原音に忠実なマスタリングがしたい方
・直感的な操作性を求める方

例えば、競合であるiZotope「Ozone」シリーズが「Ozone」らしい色付けのある派手な仕上がりが特徴であるのに対して、「LANDR Mastering Plugin Pro」は原音に忠実でクリアな仕上がりとなります。

また、少ない調整で仕上げられるため「初心者向けのプラグインなのか?」と思われることもあるようですが必ずしもそうとは言えません。クオリティ面では上級者も満足できるものとなっているため、純粋に音の好みで判断するのが良いかと思われます。

機能の詳細はこの後解説していきます。

「LANDR Mastering Plugin Pro」公式使用動画

「LANDR Mastering Plugin Pro」の主な機能・使い方

前述の使用動画で触れられているマスタリングの実際の工程や、注目の機能については以下です。

1.楽曲を再生して楽曲を分析。自動でマスタリング音源を出力

マスタートラックにプラグインをロードし、楽曲の中で最も音量が大きいセクションを再生。
プラグインが自動で楽曲を分析して、数十秒でマスタリング音源が出力されます。

2.マスタリングスタイルを3種類から選択

出力された音源をもとに、3種類の中からマスタリングスタイルを選択します。

・Warm:中低音域と滑らかな高音域に重点を置いたヴィンテージサウンド
・Balanced:明瞭さと深みに重点を置いたクリアなサウンド
・Open:パンチと存在感に重点を置いたモダンなサウンド

選択したスタイルのサウンドが音源に反映されます。

3.各パラメーターを使ってサウンドを調整

以下の各パラメーターの値を増減させ、サウンドをさらに細かく調整していきます。

・Equalizer:低音、中音、高音域
・Stereo Field:幅(ステレオ感)
・Presence:ボーカルレンジ
・De-esser:ボーカルの歯擦音(さ行、た行などの子音)やトラック全体の耳を突く高音域
・Compression(Dinamics):音のコンプレッション具合(圧縮具合)
・Character(Dinamics):アタック感や滑らかさ
・Saturation:倍音
・Loudness:聴覚的に感じる音の大きさ

このように「LANDR Mastering Plugin Pro」は、自動マスタリングを行った後にパラメーターを弄って音を調整することで、狙った音像のマスタリング音源を作成することができるプラグインとなっています。

LANDR Mastering Plugin Pro使用者の声

実際の使用者や公式レビュアーのコメントを見ると、本プラグインの使用感について、原音に忠実で繊細なマスタリング結果が得られることや、マスタリング結果として大きな失敗が起こりづらいプラグインであることが多く述べられています。

LANDR Mastering Plugin Proのデメリット

デメリットとして述べられているのは以下の点となります。

・EQのFrequency(Low、Mid、Highの周波数帯域)の値がそれぞれ固定されているため、EQ面での微調整が難しい。
・原音に忠実な仕上がりのため、派手なマスタリングを求める方には不向き。
・CPU負荷が高い。

EQ面で細い所まで調整をしたい方には不向きかもしれません。
また、マスタリングの工程でわかりやすくサウンドに色付けをして楽曲のサウンド感を特徴づけさせたいと思っている方にとっても、物足りないところがあると思われます。

LANDRにはブラウザ上での自動マスタリングサービスも

ここまで紹介してきた「LANDR Mastering Plugin Pro」はDAWソフト上で使うプラグインソフト製品ですが、LANDRはインターネットブラウザ上で使用できる自動マスタリングサービスも提供しています。

LANDRのマスタリングの画面

本サービスは、ミックスまでを終わらせた自身の楽曲の音源(MP3、M4A、WAV、AAC、OGG、AIFFに対応)をアップロードすることで、自動マスタリング処理を行うことができます。

「LANDR Mastering Plugin Pro」と同じく、「Warm」「Balanced」「Open」の3つのスタイルを選択できる仕様となっています。

自身の楽曲を用いて、無料でマスタリング音源の試聴をすることができるので、まずはこちらを試してみるのもおすすめです。

まとめ

ここまで「LANDR Mastering Plugin Pro」について様々な観点から解説してきました。
LANDR Mastering Plugin Proではビギナーの楽曲制作者のみではなく、上級者レベルの方でも細かな調整が可能でより理想的な音に近づけることが出来るサービスです。

無料トライアルも実施中なので気になる方は一度実際に使用してみてはいかがでしょうか。

POPULAR ARTIST
メニュー

メニュー

ページ内目次

ページ内
目次

DIGLE MAGAZINE
音楽